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才教ダイアリー

STEAM×7年のさいきょう祭 後編

投稿日:2021.11.17

(前編からの続き)



【朗読】


 朗読者はオーディションで選び、自分たちで考えた詩が表現力をより高めました。


【身体表現】


 係を中心に、様々な感情を体で表現するために動きを考え、作り、表情や細かい動きまで揃えようと、本番直前まで全員で確認し追求しました。


【映像】


 初めて動画を作成した頃は、既存のイラストを貼り付けて動かすことが精一杯でした。しかし、映像を作っては改善する作業を繰り返すうちに、手書きの方がより自然で想いが伝わることに気づきました。それからは、アプリを使って絵を描く生徒、様々な効果をつけながら動画にする生徒と、得意なことを生かしながら分業で進めていきました。さらに、プロジェクションマッピングという新たな分野にチャレンジし、パソコンを使いこなし、映像を映し出すことに力を尽くす生徒も......。


【音楽】


 恥ずかしさを超え、声を合わせて感情を表現する感動を体験するとともに、音楽と朗読・身体表現・映像のコラボレーションにより、より深い感情表現を味わいました。


【写真】


 写真の歴史や技術を教わり、自ら撮影した無言館の写真をステージ衣装の黒Tシャツの背面にプリント、会場ロビーにはパネルを掲示しました。ひとつとして同じものはなく、個性豊かに表現されています。



*****


 「新たなものを作り出す」ときの生徒たちの力。そこには、私たち大人には計り知れない可能性が秘められていました。その力を存分に発揮しようと精一杯取り組んだことは、21世紀型スキルを育む学びに確かに繋がるものでした。


 生徒自身が気づき、意見し、話し合い、改善し作り上げたステージ。31人の想いは、演目名「平和をつなぐ〜未来を描いた若者たちの想い〜」にしっかりと宿り、彼らの未来に平和をつないでくれるだろうと確信しています。



7学年担当