投稿日:2022.03.04
1年2組担任
1年生の学習は大詰め。今、算数では最後の単元「図形の学習」に楽しく取り組んでいます。
先日学習した問題に次のようなものがありました。
《同じ板を4枚並べてかたちを作るとき、㋐㋑はそれぞれどんな板でできているか、線を引いて分けよう》※画像1
㋐の答えは一つ。みんな、迷うことなく図形に線を書き込みました。
㋑の問題に取りかかると、画像2のAのように答える子が多く見られ、私はテキストに丸をつけ始めました。
ほとんど丸をつけたタイミングで、 「この答えは一つじゃないんだよ!」と告げると、
「えっ!」「ほんとう!?」「そうか!」と、別の答えを夢中になって見つけ始めた子どもたち。
みんなの探求心が爆発です!
一度線を書き込んで丸をしてもらったにもかかわらず、それを消して改めて考え始める子。空いているスペースに自分で形を描き、頭をひねる子。
すぐにBの答えを見つけ、何人かが「先生!」と声を挙げました。そして、Cを見つけ出した子も。
答えが出そろい「みんなよく考えられたね!」と、次のページへと進もうとすると・・・
「これはだめなのかな。」とDのような線を描いて、質問してきた子がいました。
確かに同じ大きさ、同じ形に見えなくもありません。 正解なのかどうか、実際に画用紙を切って確認して・・・結論を出せて、納得です。
実はこの後、別の日にもびっくりすることがあったのです。
おりがみを4つの同じ形に切り分け、それを並べて「シンメトリーの図を作ろう」という学習をしたときのことです。①②③のほかに、私の予想を超えて④⑤のような考えまで発表する子がいたのです。※画像3
「すごいね!」とみんなで称え合い、切ったおりがみは画用紙に貼り付けて思い思いの図柄を作成しました。このときに撮った写真は〈後編〉でお楽しみ下さい。
画像1
画像2
画像3