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才教ダイアリー

憧れのリレー

投稿日:2022.06.13

 体育祭を終えてから体育の授業では、リレーを行っています。授業が始まると、Ⅰ期の生徒達からは「選抜リレーの先輩達、かっこよかったね!」「走るのがすごく速かった!」「選抜リレーに出たいな!」という声と共に、早くリレーをやりたいという意気込みが感じられました。
 リレーは、チームで1本のバトンを繋ぎ、速さを競うものです。それと同時に個々の走力だけでなく、スピードを高めてタイミングを合わせたバトンパスをすることが大切です。Ⅰ期の授業では、そんな憧れの先輩達の走りに一歩でも近づけるよう「タイミングを合わせたバトンパスをする」「バトンの受け渡しをスムーズに行う」という目標に向かって取り組んでいます。しかし、実際にやってみると、そのバトンパスは思っていた以上に難しいのです。


 4年生の授業では、意見の収集がつかなくなるぐらい多くのアイデアが出ます。そのアイデアが有効かどうかはわかりませんが、自分達が良いと思ったことを実際にやっています。時には意見がぶつかり合うこと、熱くなりすぎてしまうこともありますが、それも一生懸命に取り組んでいる証です。試行錯誤しながら、どの学年よりも多くのバトンパス練習と走り込みをしていました。
 そして、4年生最後のリレー授業。今までの練習の成果とチームで1本のバトンを繋ぎ、速さを競う時がきました。レースが始まると体育祭の時の応援をしている生徒もいました。たくさん練習してきたバトンパスの成果をしっかり発揮できたり、焦ってしまい思うように渡すことができなかったり、走っている途中でバトンを落としてしまったりする場面もありました。勝ったチームは大喜び、負けたチームは悔し涙を流していました。
 しかし、どのチームも一生懸命に走り、ゴールまで1本のバトンを繋ぎきった4年生の姿は、大変立派でかっこいいものでした。


 いよいよ来年はⅡ期生となり、体育祭の選抜リレーに選ばれる生徒も出てきます。更に気合いが入り、18回目の体育祭もきっと熱いものになるでしょう。今の4年生が1年後、多くの後輩たちから憧れられる先輩になっていることを、大いに期待します。


4学年 体育担当