投稿日:2022.11.26
11月19日に、4年生の「長野県フェスティバル」が開かれました。実はこの「長野県フェスティバル」は、8年前に私・勝野と現2組担任の古幡教諭、そして上原教諭(現在は産休中)が始めたものでした。8年の時を経て、今年また同じ2人が4年生の担任となって、同じ行事に関われることに、ちょっと運命を感じます。
4年生では自分たちの県について学ぶことになっていて、社会科で長野県のことを学び、県庁見学も予定しています。でも、それだけでなく、もっと自分たちの故郷に愛情と誇りを持って欲しいとの願いから、自分たちで長野県について調べたことを発表する機会を作ったのです。イメージは高校の文化祭。お客さんが自由にブースを回って、それぞれの発表を聞けるようなかたちです。
さて、8年目の今年、話は4月に遡ります。子どもたちに、今年は長野県について調べることを伝えました。そして、調べるだけでなく、調べたことを利用して「新しい特産物」を作ってみようということも話しました。すると子どもたちは大喜び! スウィーツをつくりたい! ゆるキャラにしたい!など、もうアイデアが溢れてきていました。
5月の大型連休のときには、生徒本人とご家庭にふたつのお願いをしました。ひとつは、調べたい市町村に連れて行ってもらうこと(もちろん、感染対策を行い可能な範囲で、です)。今まではコロナのこともあって実際に足を運ぶことができなかったのですが、今年は再びそれが叶いました。やはり、実際に目で見て耳で聞いておいしく食べてこそ、それらの良さが身に染みるというもの。五感をフルに使って感じることが大切だと思うからです。そして、もうひとつ大切なことは、必ず現地での写真を撮ってくること。その理由は、発表の資料にはネットに載っている写真ではなく、自分がその場で撮った写真を使ってほしかったからでした。
こうして集めてきた事柄を、1学期は壁新聞にまとめました。取材した中からみんなに知らせたいことを選んで記事を書きました。それをトップ記事にするか、写真をどう使うかなどいろいろ考えて、それぞれ工夫に富んだ新聞を完成させることができました。
(その2へ続く)