投稿日:2022.11.26
(その1からのつづき)
そして、分かち合うのは、「もの」だけではありません。
1年生だと、些細なことでも、できないことはまだたくさんあります。
朝、セーターに名札をつけようとしても、安全ピンがうまく扱えず苦労する子もいます。
「だいじょうぶ?できる?」
「こうやってやるといいよ。」
男の子が女の子に、自然に声をかけているのです。
学習になると、
「1年生でここまで知っているの?」
「こんなふうに考えられるの?」と、担任が感心するほど、みんなの意見で授業が盛り上がり、知識や考え方を共有しているのです。
できないことや苦手なことも、
得意なことや自慢の知識も、
楽しい経験や成功の喜びも・・・
みんなで分かち合うことで、
より鮮明になり、印象深いものになっていくようです。
先日のさいきょう祭では、ステージに立つ楽しさや感動、喜びを共にし、みんなが清々しく素敵な笑顔を見せてくれました。
「楽しかった~!」と、ステージから下がってきた満面の笑みが愛おしくてなりません。
いつも、子どもたちには、
「悪いことを一緒にするのは、友だちではないよ。
良いことを一緒にするのが、友だちだよ。」
と話しています。
これから先、友だちと、さまざまなものを分かち合って、ともに、たくさんの経験を積み、大きく成長していってほしいと願っています。
1年2組担任
カルタ取り
すごろくとめんこ
第18回さいきょう祭より