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才教ダイアリー

自主の精神・協調の精神 ~5年2組の新たな試み

投稿日:2023.01.17

5年生の1学期は、学級長・副学級長・書記の学級三役、各教科係と生活係といった組織体制で学級運営を行ってきました。
しかし、どこか受け身な取り組みの様子が・・・・・


2学期、思い切って組織を四部体制に変更しました。
目的は、一人ひとりが「学級長」という自覚を持ち、どの係でも「自主的に取り組む」ことです。
① 教育部:各教科の係でクラス全員が所属します。
② 報道部:クラスの様々な企画、掲示、配布などを行います。
③ 環境部:掃除や給食、教室の環境整備などを行います。
④ 倫理部:あいさつ・返事などの基本の礼節を行います。
2学期、教育部は、レクリエーションを企画・実施したり、提出率向上のために班活動を行ったりしました。
報道部は、一人ひとり希望を聞いて、様々な条件を考慮して席替えを行いました。
環境部では、ロッカー整備のルールを決めたり、掃除担当や給食担当の当番活動を行ったりしました。
倫理部では、名札の着脱、制服の着用など基本の徹底を行いました。 初めての試みであまり多くの実績は残せませんでしたが、休み時間を利用して部会を開き、模索しながら行いました。


2学期末になり、生徒たちに「3学期はどうしますか?元の体制に戻しますか?」と尋ねました。
すると、生徒たちからは即座に次のような答えが返ってきました。
「いろいろな企画を考えて実行したいので、この体制でお願いします。」
「3学期は、自分たちでもっといろいろ考えて活動します。」


さて、先日の生徒総会で、校長先生から「組織」についての話がありました。
1つは、他人任せでなく「自主の精神」が大切。
2つ目は、皆で決めたのであれば、協力していくという「協調の精神」が必要。


生徒たちが目を輝かせ企画を練っている姿を見るにつけ、担任として自主性が育ってきていることを感じます。
そして、まだまだ未熟ながら、クラスの皆で協力しようという一体感も出てきました。
3学期が始まって2週間が過ぎたところですが、各部を中心に「自分たちで行う」姿が定着しつつあります。
1年間のまとめである3学期。
「自主の精神」「協調の精神」を胸にしっかりと刻み、結果を残して締めくくろうと思います。


5年2組担任