投稿日:2023.02.15
3学期の登校日数が半分を過ぎました。1、2学期もそうでしたが、3学期もカリキュラムに従い、情報モラルについての授業を行いました。道徳教育の一環として、一昨年度末から文科省の「情報化社会の新たな問題を考えるための教材~安全なインターネットの使い方を考える~」を中心にカリキュラムを組み、学年ごとに各学期で実施しています。
8学年では、1学期に「SNSの使い方」、2学期に「情報の記録性、公開性」をテーマにした授業を行い、この3学期は「コミュニケーションの取り方」について学習を進めてきました。アンケートを元に課題に対して話し合ったり自分の考えを述べたりする中で、情報化社会の中での行動の取り方について学んでいます。
自分の回りの人とどのようなツールでコミュニケーションをとっているかを振り返った後に、資料動画を見て、様々な世代とのコミュニケーションの中で世代間での情報機器の扱い方や情報機器を通しての情報のやり取りについて年齢や経験、社会的な立場によってジェネレーションギャップがあることを知りました。その上で、インターネットを通して意思疎通を図る際には公共性があることを踏まえ、連続投稿といった独占行為の禁止や、フェイクニュースやデマを流すことの危険性に触れました。情報を伝える相手のことを考え、思いやりを持って使用するという現実社会と同様にコミュニケーションすることを改めてつかんだように思います。
授業の中で意外性を感じたこともありました。それは、「手紙」というツールを使う生徒が多いということです。その相手として、友達や親戚などをあげていました。生徒それぞれがiPadを持っていますが、まだまだ文字を書いてコミュニケーションをするという文化をしっかり持って大切にしている才教生のことを、頼もしく感じました。
8学年担当