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才教ダイアリー

『サクラサク』

投稿日:2023.03.23

今年もこの季節がやってきました。
先取りした春の陽気が数日続いたので、日本各地では、例年より早いソメイヨシノの開花や、場所によっては満開の声も聞かれます。


学校の春と言えば桜。
桜が行事に欠かせない樹木であることは多くの人が知る通りです。学校と桜の起源をたどれば少々きな臭い話になってしまうので、ここでは触れませんが、桜と校舎をワンフレームに収めた写真や動画は、出会いや別れの演出に文字通り、花を添えてくれます。


「サクラサク」というのは、もともとは早稲田大学の電報屋というアルバイトが合格者に送った電報に書かれていた文言ですが、今ではすっかり合格の代名詞として浸透しています。


この春も多くの「サクラサク」が才教学園に届きました。高校受験はもちろんですが、大学受験の「サクラサク」も卒業生たちが運んでくれました。
中学卒業時に抱いた志を更に磨き上げて大学へ進学した生徒。自分の新たな才に気づき、大きく方向転換をして進学した生徒。高校生活の3年間でより逞しさを増したその顔は、やはり自信に満ち溢れています。


しかし、「サクラサク」だけでないことも現実にはあり、その結果に落ち込むこともあったと思います。
「前を向いて1年間頑張ります」
「来年は、花を咲かせます」
自分の決めた道を歩んでいくために、気持ちを切り替えて再スタートするその顔にもまた、逞しさを感じます。


4月から、入学・進級した生徒たちは新たな決意を胸に新生活をスタートさせます。
見事な花を咲かせるために、日々、栄養分を吸収し成長していく才教の子どもたちからの「サクラサク」が、1年後、そして数年後に舞い込むように願うばかりです。


進路担当

3月、9年生の教室

今年ももう少しでこのような景色が見られそうです(2022年4月撮影)