投稿日:2024.02.22
先日、1年3組の学習発表会が開かれました。この週の月曜日と火曜日に総仕上げをやる予定でしたが、月曜日の大雪で授業は打ち切りとなったうえ、前日である火曜日は休校。計画していたことができず、ぶっつけ本番に近いかたちで水曜日の発表会を迎えることになってしまいました。
もうこうなった以上、やるしかない。子どもたちの頑張りと可能性にかけての本番です。「もし途中で止まっても、先生が助け舟をだすから、安心して堂々と発表しなさい」
そうは言ったものの、私は内心ドキドキしていました。
そんな中、子どもたちは、最大の難関である一人一人の発表を迎えました。算数や国語、先達や音楽、体育に至るまで幅広い分野の発表でしたが、無事に山を越すことができました。
素晴らしい学習発表会となったその裏側・・・。練習当初は、とても発表できるレベルには達していませんでした。しかし、出だしと内容の流れを私が教えただけで、後は子ども同士で発表し合い、アドバイスを与え合い、紆余曲折しながら発表に至りました。発表はいずれも理路整然とした説明で、聞いている方々にしっかり伝えられる仕上がりでした。保護者の中には、感動で涙していた方もいらっしゃいました。
時間の最後、お家の方へ子どもたちから感謝の言葉を伝え終わり、私も挨拶をしようとしましたが、感極まって思わず込み上げてくるものがありました。この一年のことが走馬灯のように駆け巡り、いろいろな思い出が一瞬のうちに脳裏をよぎったのです。
一年の積み重ねは大きいものだと、つくづく思います。
入学したての頃は、保育園、幼稚園を卒園したばかりで何もわからずにいたなぁ・・・そんなことを、ふと思い出します。それが一年でこんなにも逞しく大きく成長したこと、2年生への橋渡しが順調に進められてきたことに喜びを感じる日々です。
この成長の陰には保護者の皆さんの温かいご支援があったことを忘れてはなりません。これからも手を取り合って大切な子どもたちを、しっかりと見つめて育てていきましょう。
一年間、みなさんありがとう。
みんなのことは、ずっと見守っていくからね。
1年3組担任