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才教ダイアリー

震災の教訓を学ぶ

投稿日:2024.05.10

 4月22日(月)から26日(金)、4泊5日の日程で9年生は中国・四国地方・神戸へと修学旅行へ行ってきました。5日間には日ごとテーマがあり、「防災を考える」というテーマの5日目(4/26)は神戸を訪れました。神戸といえば平成7年1月17日(火)、淡路島北部を震源とするマグニチュード7.3の「阪神・淡路大震災」が起きた地です。
 この地震は阪神・淡路地方に甚大な被害をもたらしました。建物の倒壊や火災による被害、交通機関の麻痺などが起き、約6,400人が亡くなりました。経済的な損失も膨大で、復興には多くの時間と労力が必要でした。(内閣府HPから引用)


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今回訪れた神戸港・メリケンパークの一角には、震災の爪痕がそのままの形で残されている「神戸港震災メモリアルパーク」があります。阪神・淡路大震災によって被災したメリケン波止場の一部(岸壁60m)をそのままの状態で保存し、見学できるように整備してあります。この公園には、港の被災の状況、復旧の過程などを記録した模型や映像、写真パネルなども展示され、震災のすさまじさを間近に見て、肌で感じることができます。(神戸公式観光サイトから引用)


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 また、メリケンパークからほど近くにある「人と防災未来センター」も見学してきました。こちらの施設は、阪神・淡路大震災の経験と教訓を継承し、防災・減災の実現のために必要な情報を発信している施設です。(人と防災未来センターパンフレットから引用)


 関連施設を巡り、私の中で一番印象に残ったのは、最後の2日間に香川から淡路島、神戸を回り、帰りの新幹線に乗る新神戸駅まで送り届けてくださったバスガイドさんのお話です。
 私たち2組一行が乗った1号車のガイドさんは、ご自身も住む家を失った一人でした。地震発生時は、出産準備のために入院されており、ご家族も一命を取りとめ無事だったと聞いて安堵するも、ご家族からの電話で被害の大きさを知って驚くと同時に、産まれたばかりの赤ちゃんを抱えて帰る家がないと聞かされました。
 倒壊したご自宅へ戻ると、冷蔵庫の中身は飛び出し散乱し、テレビも5m以上離れた所へ飛ばされ、何から手をつけてよいのかが分からなかったそうです。電気もすぐには復旧せず、暖も取れない、水道も使えず衛生状況もよくない。赤ちゃんがいるにも関わらず、おむつもない状態で、被災した実家は頼れない。同級生やご近所の知り合いも亡くなり、「昨日までの日常が一変していた」・・・
 1号車の生徒は、このように被災された方の生の声を聞く貴重な時間をいただきました。実際に被害に遭われた方にしか分からない心情が伝わり、私の胸にも込み上げてくるものがありました。お辛い経験をされたにも関わらず、私たちに当時のことを話してくださったガイドさんに感謝しています。


 ここ松本市も断層が走り、地下ではプレート同士が衝突しています。プレートの境界付近にあるということは、地震や断層の活動が頻繁に起こっている地域の一部ということです。つまり、いつ同規模の地震が起きてもおかしくありません。日頃から災害に対する意識をもって、準備しておくことが大切です。
 この記事に「人と防災未来センター」にあった資料、防災グッズチェックシート(PDF)を掲載しておきます。使い勝手の良いものだと思いますので、ぜひ確認してみてください。いざという時のためにしっかり備えておきたいですね。


 何より実際に現地を訪れ、自分の目で見て、肌で感じること。そして、現地の方の話に耳を傾けること。その大切さに改めて気づかされた旅行でした。


9年2組担任