
投稿日:2024.06.22
先週までの3週間。平成29年度に才教学園を卒業し、現在は信州大学理学部4年生の学生が教育実習を行っていました。
9年2組をホームルームとし、教科は私が指導教員となって理科を主とした実習でした。
はじめは中学校課程の様々な教科の授業を参観しながら、生徒たちが学習する様子を見てまわりました。
2週目からは実習授業を行い、理科の実験やそのまとめなどを生徒と共に行いながら、経験を深めていった実習生。
日誌には、授業を作る苦労を経験しつつ、自らが学び卒業した学校で実習することの安心感と、「生徒」ではなく「授業者」の立場から、この学校に対する見方をも深めている様子が綴られていました。
そんな実習期間中、授業後に何人かの生徒から、
「楽しかった。(大学を)卒業したら、先生として戻ってきて教えてください!」
嬉しい声をかけられ、大いに教職にやりがいを感じたようです。

卒業生が教育実習で母校・才教学園に帰ってきてくれること。
自分が教わった先生たちに見守られながら、先生の卵として実習に取り組んでいること。
職員室で先生たちと談笑したりしているのを見ること。
とても感慨深いです。

かつて生徒だった子が、実習生とはいえ「先生」として教壇に立ち、日々研鑽を重ね、自らの夢に向かう姿に、私たち教職員もいい刺激を受け、身が引き締まる思いです。
理科担当
研究授業のようす(6月13日)