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才教ダイアリー2015

健康な体・・・成長!

投稿日:2016.03.25

小学1年生と「健康な体」について学習しました。健康な体をつくるための栄養、清潔、運動、睡眠についての学習です。



 



体には何がある?の質問に、子どもたちの手が沢山あがりました。私としては「目」「耳」「手」といった答えが返ってくると思っていたのですが、出てきた答えは「心臓」「肺」「脳」「腸」などでした。



あらら、それは私がこれから「実は体の中にはね・・・」と話そうと思っていたことなのですが、どうやらすでに知っていたようです。



おうちの方に教わったのでしょうか。しかも、それらの役割を知っている子どももいました。



 



栄養は色分けすると「赤」「緑」「黄」に分けられ、それぞれ「体をつくる役割」「体の調子を整える役割」「力をだす役割」といった大切な役割があります。その色にはどんな食物があてはまるのか考えてもらいました。



思い浮かんだ食物を発言してみたものの、それが苦手な食べ物だった子どももおり、彼らはここで好き嫌いは『ない方がよい』ことに気づきました。



野菜が苦手、キノコが苦手、魚が苦手、けれど「丈夫な体をつくるためにこれからは頑張って食べるぞ!」と張り切っています。その心意気をずっと持ち続けてほしいと思います。



 



次に子どもたちは、清潔には基本の「手洗い」「うがい」の他に、「歯磨き、入浴、着替え」もあることを知りました。「お風呂に入るのも清潔なのかぁ」とうなずく子や、「夜の歯磨きを忘れてしまう」と言う子も見られました。



ほとんどの子どもが、お風呂に入れば自分で体を洗い、頭も一人で洗えるそうです。体を清潔にして感染症を予防し、より健康に過ごしてほしいと思います。



 



運動は、「太陽の下で思い切り体を動かそう」と話をしました。体を動かすことが大好きな子どもたちです。今年は卒業記念品で「ジャングルジム」をいただきました。ジャングルジムは筋骨を鍛えるに優れている遊具です。暖かくなったらお友達といっぱい遊ぶことでしょう。太陽の下で思いきり体を動かして、丈夫な体をつくってもらいたいです。



 



この世に生を受けてまだ6、7年の彼らですが、日々すごいスピードで知識を習得し、様々なことに興味を持ち、「知る」ことを楽しみ、「知った」ことに喜びを感じています。その成長には驚かされることばかりです。元気に成長していく姿をみて、日々心がほっこりしています。



保健室

こんなに大きくなりました

投稿日:2016.03.23

あっという間に一年が過ぎ、小さな体で入学してきた小学1年生も保健室へ来室するときにはしっかりとクラスと名前が言えるようになり、なれない制服姿で入学した中学1年生も中学生らしいしっかりとした姿になりました。



 



昨年度から修了生(小6)と卒業生(中3)に保健室からのプレゼントとして、修了生に小学1年生から6年生までの成長の記録、卒業生には小学1年生から中学3年生までの成長の記録を渡しています。どのくらい大きく成長したのかわかりやすいように、伸びた身長の長さに切ったリボンも一緒に結んであり、なかには50センチ以上も伸びた生徒もいました。



一人ひとりの記録を書いたり、リボンを結んだりしているといろんなことを思い出します。体調が悪くて来室したこと、怪我をして来室したこと、友だちとのトラブルで悩みを相談しに来たこと、一緒に研修旅行や修学旅行に行ったこと...いろんなことがありました。



体はもちろん、心も大きく成長したと感じています。



 



 このプレゼントを渡して子どもたちはどんなことを感じてくれるのでしょうか...?



ここまで成長できたのは、お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんなど家族の支えがあってからこそ。日頃の感謝の気持ちを「ありがとう。」と言葉で伝える事はなかなか難しいものです。このプレゼントをきっかけに「感謝の気持ちにも気づいてほしいな。」とひそかに願っています。



これから先も、からだも心も大きく成長しますように...。



 



保健室

旅立つみなさんへ

投稿日:2016.03.16

本日、中学3年生の卒業式と小学6年生の小学校課程修了式が行われます。ちょうど一年前、私は中学3年生の担任として卒業生を送り出しました。子ども達と過ごした才教学園での学校生活の当時の記憶を思い出し、懐かしい気持ちでいっぱいになりました。



そんなことを考えながら頭の中でEXLIEの「道」、サスケの「卒業の日」という曲の歌詞が思い浮かんできました。



これからも才教学園の児童生徒としての誇りを胸に、楽しかったことや悲しかったことなどの色々な想い出も胸に、新たな環境でも活躍してほしいと心から願っています。そして、みなさんの未来に幸あれ!


小学6年、中学3年体育担当

言葉は使って自分のものへ

投稿日:2016.03.15

3学期も登校日も残りわずかになり、みんな一年前とは違い、一回りも二回りも大きくなりました。



 



 才教学園では、小学1年生から4年生まで、EEEveryday Englishの略)で、毎日25分間英語の時間があります。小学5年生以降は、「英語」という教科で、中学生の内容を先取するカリキュラムを組んでいます。



 



 2年生では、英語であいさつをし、語彙をたくさんつけ、フォニックス法(アルファベットを一つ一つの音を習得していく方法)を用いて、英語に慣れ親しむことを目的としています。



 



 今日の挨拶は、英語になると少し緊張してしまうA君。「緊張を乗り越えて挨拶うまくできるかな~?」と心配そうにする私。しかし、今日のA君は一味違いました。挨拶で、聞かなければいけないことを次々と、はっきりと質問しているのです!挨拶が終わったA君が席に戻るときには、とても生き生きとした顔をしていました。一年間、一緒に英語を勉強してきて、とても頼もしくなりました。



 



 授業内では、「マジックe」を用いて、英語の読みの勉強をしました。マジックeとは、bit(ビット)という単語の後ろに、eを付けると、bite(バイト)というように、母音の音が変わるというものです。みんなに、「マジックeがある単語を教えてください!」と質問すると、あっという間にたくさんの単語が出てきました。



 



 挨拶も、単語を言うことも、ここまでしっかりできていれば、大丈夫!!と微笑ましい気持ちになった一日でした。3年生になっても、楽しく英語を学んで行ってほしいと思います。



 



英語科担当教員

お家の人に「ありがとう」を言おう

投稿日:2016.03.07

小学2年生が、図工で牛乳パックをリサイクルして紙を作り、その紙で絵手紙を作りました。

ただ絵手紙を作る計画で始めたのですが、道徳やリサイクルなど様々な要素も入れ、教科の総合化を目指しました。

まず、「リサイクルって知っていますか?」という話から始めました。牛乳パックからトイレットペーパーもできるという話をすると、子どもたちは驚いた様子でした。実際に牛乳パックから作った紙を見たら、「へぇー。」とさらに驚いていました。

牛乳パックを小さくした後に、紙をすく作業は、とても楽しかったようでした。しかし、みんながどんどん紙を作っていくので、一番最後にやろうとしたAさんの紙がなくなってしまい、Aさんが泣いてしまいました。でも、友だちがあまった紙を集めて、全員が作ることができました。

絵手紙は、「お家の人にありがとうを言う」という内容にしました。

前の週に「絵は自分の好きなものの絵ではなく、あげる人の好きなものの絵を描きますので、直接聞かずに一週間で探ってきてください。」という宿題をだしました。

授業を始めると、描くことを決めてきたようで、次から次へと描き始めました。

動物を描く子、食べ物を描く子など様々な絵ができました。

オムレツの絵を描いている子に、「お母さんはおいしそうなオムレツを作ってんだね。」と言ったら、「私が作ったオムレツがお母さんは好きなんです。」と言っていました。

ありがとうの言葉も、様々なありがとうがでてきました。

「お母さんありがとう。」

「おいしいご飯をつくってくれてありがとう。」

「あそんでくれてありがとう。」

「はたらいてくれてありがとう。」


こんなこと言ってくれるとうれしいですね。

「育ててくれてありがとう。」

「生んでくれてありがとう。」

 小学校2年生の作った手作りの紙なので、少々不格好ですが、心のこもった絵手紙がたくさんできました。

これからも感謝する気持ちを大切にしてほしいです。

 































































図工担当

自主研究

投稿日:2016.02.27

理科の原点は「なぜだろう」という「好奇心」から始まり、驚きとともに「もっと調べてみよう」と実験・観察を繰り返す「探究心」で深まっていきます。単に先人が開拓した道をそのまま辿るのではなく、そこに「自分なりに考え」「自分なりの工夫」を加えることが大切です。


 


少し前の話題ですが、ほとんどの小学校では、夏休みの宿題の一つに「自由研究」があります。児童も保護者の方も何をしたらいいのか困り、理科を教える私は「何をテーマにしたらいいでしょう?」という質問をよく受けます。思うに「研究」と名は付いているものの、その多くは強制されて仕方がなくするもので、書物やインターネットの資料をただ写しただけの「調べ学習」であったり、単なる「昆虫や植物の採集」であったり、というレベルに留まっているようです。


 


才教学園では、小学56年生で全国規模の「自然科学観察コンクール」(通称:シゼコン)に参加するために夏休みの宿題として「自由研究」が課せられますが、現在小学34年生では、自由研究の宿題を出していません。それは、およそ「研究」と呼べるものを成し遂げるには、テーマの設定から準備、実験・観察、それをまとめるまでにかなりの時間と労力が必要であり、相応の覚悟が求められるからです。したがって、小学34年生には夏休み前に「研究とは何か」という話をして、小学56年生で行う自由研究に向けて、その準備期間と考えてテーマを探してほしいと説明しています。そうした中、宿題でもないのに、自主的に自由研究を出してくれる子が毎年現れます。実に嬉しいことです。


 


昨年は、3年生の女子児童Nさんがマクワウリ(真桑瓜)の観察をし、模造紙にその研究成果をまとめてくれました。こうした研究を、強制されることなく、自主的に行う気持ち、それはとても貴いと感じ、休み明けの理科の授業を使って、みんなに紹介する時間を作りました。「ぜひ今から身の回りの不思議に目を留めて5年生からの自由研究の序章として、どんなテーマを研究するのかを探してください」と。


 


今年もまた、そうしたチャレンジャーが現れました。それは夏休み中ではなく、2学期が始まってから、テレビで面白そうな実験を見て感化され、実際に自分で確かめてみようとするものでした。


 


何の前触れもなく、突然朝、職員室に現れた4年生の女子児童Aさんは、「ちょっと面白そうだったので実際にやってみました。」と言って一冊のノートを差し出しました。そのノートの表紙に書かれたタイトルは「はんとうめいたまごが作れる?作れない?」


 


生卵を丸ごと1個酢に浸けて3日間で半透明の卵を作るというものでした。1日目に卵の周りに泡がついてくるくると回り、2日目には表面全体が泡で覆われ「ビールみたいになった」と自分なりの表現で観察した様子を書いてくれています。3日目には卵は半透明にはならなかったものの、握った瞬間に卵が割れて殻から黄身がこぼれ落ち、その殻は柔らかく薄くなり、「黄身は固くなって、まるでミカンのようなオレンジ色に変化していた」と記されています。


 


実験は成功しなかったものの、結果を待つ間のドキドキした気持ちや、予想外の結果に驚きながら自分なりの観察をして、「とてもおもしろかった。」と感想を書いてくれました。


 


「なぜだろう」から始まり、驚きとともに「もっと調べてみよう」へつながる。この自主的に取り組む前向きな姿勢を、ぜひ今後も持ち続けてほしいと切に願うと共に、それに負けじとこちらも児童の好奇心をくすぐる話題を提供していかなければと実感しました。


 


小学3・4年 理科担当

みんなで成長するということ

投稿日:2016.02.24

2は生活科の授業で、けん玉の練習をしています。3年生になるまでに、2年生全員で、5級(ろうそく、止め剣、飛行機ができる)に合格しようと、目標を立てて頑張っています。


 


 お昼休みや授業の間の休み時間には、少しでも時間を見つけて練習する姿が見られます。技はたくさんありますが、けん玉検定の技が上手な子を見つけると、「『○○専門家』に聞いてみよう!」とお願いに行きます。また他の子がある技が上手になると「~さんは『○○専門家』だね!」とほめます。声をかけられた子は照れながらも、とてもうれしそうな表情でコツを教えてあげます。


 


 2月に入りけん玉検定の目標の5級全員合格が近づいてきました。一回一回の検定にも熱が入るある日の出来事でした。


 


 ちょっと恥ずかしがりの女子のBさんが5級の検定に挑戦にきました。私に検定表を差し出して、緊張した表情で「お願いします。」とあいさつ。私も「お願いします。」とあいさつをして、検定を始めようとしました。するとBさんの検定に気づいた男の子2人が、Bさんの前に駆け寄ってきました。


 


 邪魔にならない距離ですがBさんの目の前の床に座りこみ大声で応援を始めたのです。私は、Bさんが緊張し固くなってしまわないかと少し心配になりましたが、「Bさんの大応援団だね!」と一言、すぐ検定を始めました。やはりBさんは「ちょっと近いな、緊張するな~。」とつぶやいています。でも、意外に順調に検定は進んでいきました。私も少しほっとしかけたところで10回中1回飛行機という技ができれば5級合格という場面。ところが5回失敗が続いてしまったのです。Bさんの表情がみるみる固くなり、「だめかもしれない」。あきらめの言葉が出ました。でも男の子たちは「大丈夫、できるできる!!」と大声で励まし続けました。


 


実はBさんはもっと簡単な級の時に緊張のあまり、もうだめだとあきらめて検定に落ちてしまったことがあったのです。しかし今日のBさんは、11回かみしめるように落ち着いた様子で検定を続けます。とうとう9回目も失敗してしまいましたが、祈るような表情で10回目。


 


 なんと外しそうになりながらもBさんは飛行機の技を成功することができたのです!男の子は「やったー!!」と大声を上げBさんに駆け寄ります。Bさんは男の子たちにホッとした表情で応えていました。「5級合格おめでとう、Bさん!」私の呼びかけにBさんは胸のあたりを何度も押さえ「先生なんかこの辺がうれしい」とにこやかな表情を見せてくれました。


 


 友達の応援を受け、検定に合格したことも大きな成長でしたが、何よりうれしかったのは友達の応援を緊張ではなく、力に変えることができたBさんの心の成長でした。一人でひたむきに頑張ることも素晴らしいけれど、友達がいるからこそ自分の殻を破り成長することもできる。ささやかでも、大切な一歩だと感じた出来事でした。


 


小学2年 生活科担当

学校一!日本一を目指そう!

投稿日:2016.02.22

才教学園では、「挨拶・返事」を大切にしています。校内において、お客様、保護者の方、先生、上級性、お友達、下級生と、誰にでも気持ちのいい「挨拶」、または「返事」をすることを日頃から実践しています。


そして、その「挨拶・返事」は、校内でできるだけではなく、学校以外のどこでも実践できることが大切です。


 


今年度小学校4年生は、社会科の授業において、1学期は、芳川消防署、本山浄水所、松本クリーンセンター。2学期には、長野県庁、善光寺と多くの社会科見学を行いました。そのなかで、たくさんの人々と出会い、挨拶をしてきました。どこへ行っても、しっかりと日頃の成果を発揮することができました。


 


さて、12学期の授業や様々な行事を通し、学力面・行動面・精神面など大きく成長してきた4年生。この3学期は、特に「返事」を頑張っています。


社会科の授業では、「お願いします」の挨拶の後、毎回出席を取ります。自分の名前が呼ばれたら、「はい!」と返事をします。


4年生は3クラスですが、それぞれ個性が違います。


 


1組は「真面目な雰囲気」が漂っています。


2組はとにかく「一番元気がいい」です。


3組は「一生懸命な様子」が伝わってきます。


 


一人ひとりに「今日はがんばったね!」「いい返事だったね!」と声をかけながら毎回行っています。4年生は以前から、とてもいい挨拶・返事ができていたのですが、今はさらにレベルアップし、全員が気持ちのいい返事ができるようになりました。 


 


このようにいい返事で始まる授業は、授業にも好影響を及ぼしています。集中力があり、発言や質問、または意見なども積極的に行われます。今回の単元テストテストでは、3クラスとも今年度最高の平均点をとることができました。


 


「挨拶・返事」は授業の始まり。ここでがんばって終わりではありません。


「さあ!これから始まるぞ!!」


と気合を入れ、集中するきっかけ、合図です。


気持ちのいいスタートが切れれば、自ずと結果にもつながるはずです。


これからも、「学校一、日本一の挨拶・返事」を目指してがんばりましょう!


 


小学4年 社会科担当


 


 

一日二善

投稿日:2016.02.18

昨年末、学校全体で「一日一善」を目標に過ごした時期がありました。


1年生では、振り返りシートを作り、良い行いができた日には、自分で花丸をつけていました。


 


その頃から私のクラスでは、朝学校に早く来た子が教室の掃除をするようになりました。


 


目標を意識できているのだなという感心と、その一方で


花丸をつけることが目的にならなければいいなと思う気持ちとで


やや複雑な心境でいた私ですが


 


なんと朝の掃除は3学期が始まり、2月を過ぎた今でも続いています。


それだけではないのです。


給食の片付けを早々済ませては校舎のごみを拾い歩き、流しの近くにこぼれた水を拭き...


という具合に、振り返りシートがなくなった今でも


気付いた子が気付いた時に良いと思うことを進んで行っているのです。


 


「今日は一日二善しました!」とニッコリ笑顔。


 


「遊ぶよりも、掃除をしている方が楽しいんです!」


なんて、まさか冗談でしょうけれど、


実際のところ嬉しそうに教室に戻ってくるから不思議です。


 


ある日の週末、一日一善というタイトルでこんな作文を書いた子がいました。


 


「ぼくは、まいにち西びんにのって、学校へいきます。バスていのとなりには、ちかくのかいしゃへいく人たちがつかっている、ちゅうしゃじょうがあります。ぼくがバスをまっていると、たくさんのおじさんとおばさんが、車をとめたあとに、ぼくのまえをとおりすぎます。だからぼくは、そのおじさんとおばさんに、まいにちあいさつをすることにしました。さいしょはみんなびっくりしたかおをしていたけれど、いまではあいさつをかえしてくれるようになりました。ぼくのあいさつを一ばんよろこんでくれていたおばさんは、かいしゃをやめることになったさいごの日に、ぼくのことをまっていてくれて、ぼくのあいさつのおかげで、まいあさかいしゃへいくのがたのしみになったといってくれました。ぼくは、あいさつができなくなるとしって、なみだが出てしまいました。あいさつは、こんなにいろいろな気もちにさせてくれるのだとしりました。これからも、あいさつを大せつにしたいです。」


 


自分の挨拶が誰かの心を明るくしていたのだということ、挨拶は人と人との心を繋ぐものなのだということを、この子が本当の意味で知った瞬間でした。


 


良いことをするのって、心が温かくなる。


その気持ちを大切に、残りの3学期を精一杯過ごしましょう。


                                       1年3組 担任

継続は力なり

投稿日:2016.02.12

1年生の終盤を迎え、学習のまとめに


みんなで切磋琢磨しながら、頑張っているところです。


算数では、50ます計算に奮闘中です。


始めた頃は、随分と時間がかかってしまい、


嫌悪感さえ見せる子もいました。


最初の頃、時間がかかっていたAさん。


「毎日1回頑張れば、きっと速くできるようになるよ。やってみない?」


そんな私の問いかけに、その日帰って、


さっそく自主学習の50ます計算に取り組み始めたのでした。


次の日から、学習したプリントを毎朝見せてくれるようになりました。


 


何日かすると、計算時間が2分を切るようになりました。


それまでの3倍の速さになったのです。


初めは悔しさに涙を見せたAさんでしたが、


今は自信に満ちた表情で、懸命にプリントに向っています。


 


2月3日、たし算の50ます計算を行った日のことです。


全員が目標タイムをクリアし、2組の新記録達成!


しかも、答え合わせをしたところ、


誰もが間違いなしという結果になりました。


「みんなが正解するってすごいね!うれしいね!」


自然と笑顔になり、拍手をして称え合ったのでした。


 


こうして、みんなで学ぶからこそ、頑張れるし楽しい。


そして、継続するからこそ力がつくのですね。


 


宿題を丁寧にじっくりと取り組んだり、


自分なりの自主学習を続けたりと、


日々努力を積み重ねていて、とても立派です。


きっと大きな成果を実らせてくれることでしょう。


 


1年生も残りわずか。


「継続する」姿勢を大切にして、これからも学習に励みましょう。


 


                    1年2組  担任