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才教ダイアリー2017

先達の言葉から学ぶこと

投稿日:2017.09.01

「育てたように子は育つ」 相田みつを


この言葉の解釈には、いろいろな意見があると思いますが、育てる側の者にとっては大変厳しい言葉です。子どもを育てるには、家庭、学校、地域などがそれぞれに役割を持ち、不十分なところをカバーし合っていかなければなりません。


一日の内で生徒が学校で過ごす時間は約8時間。その内、5時間は授業です。教師は授業が命。どうすれば「分かる授業」ができ、生徒の学力を伸ばすことができるか。生徒の実態が違う以上、これでいいというものはありません。教師を続ける限り「授業改善」「学力向上」は永遠の課題です。


では、授業を受ける側の生徒はどうでしょうか。才教学園では、いわゆる「やる気スイッチ」がONになっている生徒が多く、スムーズに授業が進められる分、授業の質が問われることになります。


 


「蓬生麻中、不扶自直」  中国の古典「荀子」「史記」より


これは(よもぎまちゅうにしょうずれば、たすけずしておのずからなおし)と読みます。


「ねじれたり曲がったりして伸びていくヨモギも、まっすぐに伸びていく性質のあるアサの中で育っていくと、何も手を加えなくても、アサといっしょにまっすぐに伸びていく」という意味です。


学校で言うなれば、学級や学校全体の前向きにがんばろうとしている雰囲気はアサの畑のよう。時にはねじれそうな、時には曲がりそうな状態になっても、その中でなら大丈夫、立ち直っていける。それほど、友だちの影響、環境は大事なのだということです。


 


才教学園が持つこのような良い環境をみんなで大切にしていくことが、結果として自分自身のためになる、自分自身に返ってくると思うのです。


数学担当

「松本市平和祈念式典」「松本市平和の集い」に参加して

投稿日:2017.08.29

8月15日の終戦記念日、松本市の恒例行事となっている「平和祈念式典」と「平和の集い」に、広島平和記念式典(86日、広島市)に参加した8年生の生徒2名と出席しました。


 


小雨がそぼ降る中、多くの市民があがたの森公園ひろばに設けられた「平和祈念式典」の会場を埋めました。平和記念碑の両脇に設けられた特設ステージには、市内の小学校・中学校の子ども達や各団体・個人が心を込めて折った鶴の数々が献呈されました。その折鶴の大きさや色彩はそれぞれでも、人々の平和への想いがそこに表現されているように見えました。


広島平和記念式典に参加した生徒の発表からは、被爆された方に直接伺った体験談から受けた衝撃が伝わりました。14万人の尊い命を一瞬で奪った原爆。そんな恐ろしい武器を、人類は未だに振りかざしています。13、14歳の子ども達がその愚かさを訴える中、最近の国際ニュースを考えると虚しさを覚えます。


続いての「平和の集い」では、県内のTVやラジオでもお馴染みの長野市出身のシンガーソングライター・清水まなぶさんの講演「過去から学び 未来へ受け継ぐ平和と希望」を聴きました。清水さんは、自身の祖父の戦争体験をきっかけとして過去の戦争と向き合い、戦争を題材に平和へのメッセージを込めた歌を作って歌う傍ら、県内77市町村在住の方から戦争体験を聞き取る活動などもされているとのこと。県内外の学校を中心に数多の講演活動をされているだけあって、巧みな話術で子ども達にもわかりやすく戦争の恐ろしさ空しさを伝えて下さり、平和への想いを歌に乗せた1時間の講演はあっと言う間でした。私自身も、戦争の愚かさを改めて考える良い機会となりました。知ることは愚かな戦争を回避する最良の手段のひとつです。清水さんの活動を通じて、もっともっと多くの若者に想いが伝わって欲しいと思いました。


終戦の日に、改めて平和であることの幸せを感じたひと時でした。


 


8年2組担任

「ハロー アイ アム ピーチボーイ!」

投稿日:2017.08.25

 『英語の森』という行事があります。その時々で内容は異なりますが、目的は、英語を用いたレクリエーションを通して英語の楽しさに気づき、英語力を向上させること。今回は7年生が3年生の生徒たちを教室に招き、英語劇を披露しました。題材は桃太郎で、英語版で上演します。72組の生徒たちも、本番に向けて一生懸命練習に励みました。


 まずはそれぞれのセリフを覚えます。日本語でも長いセリフを覚えるのは大変なところに、英語となればなおさらです。あとはひたすら練習を重ね、通し稽古をして、役同士の絡みや演出について話し合いながら一つひとつ改善していきます。さすが、昨年さいきょう祭でミュージカル「ひょっこりひょうたん島」を乗り越えてきているだけあって、学級長を中心にどんどん練習が進み、担任が出る幕はありません。


 さて、7年生ともなれば立派な思春期ですので、世間一般的には、他の人の前で表現したり、歌ったり、演じたりということは恥ずかしくてなかなか一生懸命できないものです…。それにもかかわらず、こんなにも一生懸命に練習して取り組めるのは、7年生の「3年生の後輩たちに喜んでもらいたい」という純粋な目的があるからです。


 


本番は練習の甲斐あって大成功!


3年生がとてもいい笑顔で喜んでくれ、7年2組の生徒たちもとてもうれしそうでした。


 


「世のため人のために尽くす」は決して自己犠牲ではありません。当然、そのために払う時間や労力はありますが、その結果、「誰かが喜んでくれる。」 これ以上の幸せはありません。


今回の『英語の森』を通して、生徒たちは人の喜びが自分の喜びになることに改めて気づきました。この先も将来は生徒たち自ら、「世のため人のために尽くす」人生を選択していってくれることを願います。


 7学年主任・72組担任

才教生の熱い夏-なりたい自分になるために-

投稿日:2017.08.22

 今年度の夏期休業は7月22日から8月20日までの30日間。そのうちの8日間は、6から9年生を対象にした「校内夏期講習会」が行われました。今年度は、より高い学力が身につくようにと内容をリニューアルして行われた講習会でした。対象生徒のおよそ7割が参加し、暑い夏に熱く学習に取り組む様子がありました。他校の生徒との戦いを自ら臨み、あえて校外の夏期講習会に参加した生徒も居り、受験を半年後に控えた9年生の全員が学習に勤しみました。


 学力指導部では今年度から「校内夏期講習会」に留まらず、9年生を対象にした4日間の「自主勉強会」を別日程で開催しました。9年生のおよそ半数の生徒が参加して、更に熱い夏を過ごしました。企画した側から言えば、予測を遥かに上回る参加人数に、9年生の「なりたい自分になる!」という熱意を肌で感じました。


 


 当然ながら入試当日は誰の力も借りることは出来ず、単独での戦いになります。しかしそれまでの過程では自分自身への甘えが出てしまったり、弱気になってしまったり、誘惑に負けてしまったりします。その時に力になるのが仲間(級友)です。受験をするという同じ境遇である仲間は何にも代え難い力であり、切磋琢磨し合いながら成長をしていきます。


「入れる高校ではなく、入りたい高校へ行こう!」・「それぞれの(てっぺん)を目指して行こう!」という合言葉に、夏休みをそれぞれの全力で取り組む姿に才教生らしさを感じました。


“先生、この問題の解き方、教えてください!”という言葉も恥ずかしがること無く聞ける姿にも成長を感じます。“解りました!ありがとうございます!”という言葉を聞くたびに、こちらも自然と嬉しくなります。


 


 多くの生徒は長野県立高等学校後期選抜(3月7日)が本番となります。残りの日数は200日を切っています。学習をちょっとだけして、寝て起きたら急激に成績が向上していた!…というような奇跡を待つのではなく、日々、薄紙を重ねるが如く成績を向上させていこうという気持ちで、生徒のみならず、教員の側も取り組んでいます。


 


 2学期には才教学園の三大行事のひとつである『さいきょう祭』があります。練習と受験勉強との両立は大変なことですが、才教生はどちらも手を抜くようなことはしません。両方に全力で挑戦し、そして両方で素晴らしい感動体験を求めて手に入れるのが才教生。


これから徐々に秋に向かいますが、まだまだ心の中は夏のように熱く、しかし頭は冷静になって果敢に目の前の試練に立ち向かう生徒たちを、最後まで熱く支援するのが才教学園の教師であると思っています。


教員も、『なりたい自分になるために』。


 


学力指導部(Ⅱ・Ⅲ期担当)・9年2組担任

「初めてづくし」

投稿日:2017.07.28

 先週終業式を迎え、1学期が終了しました。入学当初は、慣れない学校生活に戸惑い、少し不安そうな表情も見られましたが、今ではみんな自信のある顔つきに変わりました。入学してからわずか3か月で、身も心も大きく成長しましたね。


 この3か月、たくさんの「初めて」がありました。


 


4月


 初めての入学式の日。才教学園の1年生として迎え入れてもらい、ワクワクドキドキする才教学園での生活がスタートしました。


 初めての始業式の日は、初めての登校日でした。わくわくプレスクールやオリエンテーションで教室に入ったことはありましたが、自分のロッカーや机に荷物をしまうということは、慣れるまでに時間がかかりました。


 他にも、火事を想定した避難訓練や授業参観など、たくさんの行事がありました。


 


5月


 初めての体育祭がありました。


 連休明けから練習が始まり、行進の隊形や、応援の仕方、競技のルールなど、覚えることも多く、頭も身体もフル回転で本番を迎えました。


 体力的にもきつかったとは思いますが、どの子も弱音を吐かず、最後まで戦い抜いた姿は立派でした。


 この体育祭を通じて、みんな一回り成長しましたね。


 


6月


 初めての模試や遠足がありました。


 模試では、国語・算数共に満点を取れた子がいました。どの子も模試以来、より一層勉強に取り組もうとする姿勢が見られるようになり、嬉しくなりました。


遠足では、2年生と手をつなぎ、楽しくスカイパークを散策しました。自分の足で長時間歩き、普段の生活では経験できないことを、身体中で学ぶことができました。


 


7月


 初めての作法教室では、日本の文化に触れ、お菓子やお茶のいただき方を学びました。「また飲みたい」というほどおいしかったようです。


 そして先週、初めての終業式がありました。


 自分の使った教室に感謝の気持ちを込めて大掃除をしたり、通知表をもらったりしました。


 


 今は初めての夏休みの真っ最中。ひとつひとつの機会を大切にし、一歩一歩大人になっていっている1年生です。夏休みにもたくさんの経験をして、びっくりするほどの成長を遂げたみんなにまた会える日が楽しみです。


 


1年1組担任

4月 入学式

5月 体育祭

6月 遠足

日本の伝統食を学ぶ~大豆~

投稿日:2017.07.25

今年の3年生の総合のテーマは、「日本の伝統食を学ぶ」です。


身近にある食べ物のことについて、様々な視点から学んでいこうという目的です。


 


第1弾は「しょうゆ」。


しょうゆもの知り博士の米山さんに出前授業をしていただき、しょうゆの香りや作り方、原材料や発酵について学びました。日頃から口にしているしょうゆについて、知らなかったことが多いなと実感しました。


「しょうゆの香りの成分は300種類以上」


「しょうゆの香りには、フルーツの香りもふくまれる」


「赤いしょうゆはおいしいわけではなく、新鮮であるということ(コマーシャルにだまされないように)」など、たくさんの知識を身につけました。


そして、しょうゆになる前段階の諸味、しぼりたての生しょうゆ、実際にお店で販売されているしょうゆの3種類を味見しました。子どもたちはそれぞれ感想を述べましたが、意外にも諸味がおいしいという感想が多く、驚きました。確かに諸味は複雑なうまみがあると感じました。(私も3つの中で一番おいしいと思いました。)


 


最後に、米山さんからしょうゆの原材料や発酵に使われる微生物の命をいただいてしょうゆを作り、そのしょうゆを使って食事をしているという話をしていただきました。植物や動物の命を「いただいて」食事をしていることを改めて考える機会となりました。


その日の給食の「いただきます」は、特に心のこもった言葉になりました。


 


大豆を育て、加工し、まとめをする。


一年間、日本の伝統食である大豆とその加工品を学んでいき、食の大切さを学んでいきます。


 


3学年主任・32組担任

たてわり交流会〜第I期のリーダーとして〜

投稿日:2017.07.21

 本年度から才教学園は4-4-1の三期制となりました。4年生は第I期のリーダーです。それは、昨年度まで6年生が先頭に立って行っていたCAP活動()のリーダーを、4年生が務めるということです。4月の初め、そのことを伝えると、子どもたちからは「えー!」という声が上がりました。自分たちが「リーダーである」ということへの期待、不安、色々な感情が混じった叫びだったのではないかと思います。


そうしてスタートした第I期のリーダーとしての生活。自分たちの行動がリーダーとしてふさわしいか、あいさつの声や掃除の仕方、廊下での過ごし方など、様々な場面で自らの姿を意識してきました。私はこのたてわり交流会を通じて、4年生の成長を改めて感じています。


 


その「第I期のリーダー」として活躍する機会の一つが、たてわり交流会です。


624日に、今年度2回目の交流会がありました。16の班に分かれ、1回目は自己紹介と1年生を歓迎するためのレクリエーションをしましたが、今回は2回目。季節に応じた活動を行うということで、七夕も近かったことから、一人ずつ願いごとを書いて発表するという活動を行いました。4年生は司会進行役を決めたり、願いごとを書く星のカードを作ったりと、この日のために事前準備をしてきました。


4年生が1年生を教室まで迎えに行き、全員揃ったところで始まる交流会。今回の内容を伝え、カードを配り、願いごとを書くように伝えました。しかし2年生のある生徒が、なかなか願いごとを書けずにいました。まわりがすらすらと自分の願いごとを書く中、少し困った顔でその生徒は座っているのです。


私が声をかけようかな、と思ったその時。4年生のNさんが、そっとその生徒に近寄り、しゃがんで目線を合わせ、「大丈夫?書けそう?」と優しく声をかけたのです。首を傾げ、まだ困り顔の2年生。するとNさんは「将来なりたいものとか、授業で頑張りたいこととか、なんでもいいんだよ!」と、具体的な例を挙げてアドバイスをしていました。


その姿を見て、私は、4年生に頼もしさと誇らしさを感じました。自分がカードを書くことだけに集中するのではなく、下級生をも気にかけていたことに、とても温かい気持ちになりました。その2年生も、最後には願いごとを書いてみんなの前で発表することができ、いい笑顔で教室へ帰って行きました。


 


「第I期のリーダーである」という日々の意識が、今回のような行動に繋がったのではないかと思います。さらなる成長がとても楽しみです。


 


期待しているよ4年生!


一緒に頑張ろう!


4年2組担任


CAP…生徒会・児童会に相当する活動を行っています。

書写の授業

投稿日:2017.07.18

 5年生は、国語の書写の授業で「平和」という文字を書きました。姿勢を正し、心を落ち着けて、一人ひとりが「平和」という言葉に向かい合う時間となりました。


 


 筆の穂先を、流れるように次の画につないでいきます。体を真っ直ぐに整え、肘を張り、呼吸に合わせて筆を動かしていきます。字形を整えて、「平和」という言葉に込める気持ちが表れていくように、一枚一枚、真剣に取り組みます。


 


 「これでいいですか。」


そう尋ねてくる生徒に対し、「自分の中で、まだ、という気持ちが残っているのならば、もう一枚挑戦してみてください。」と伝えて暫く待ちます。すると、「先生、見てください。」とさわやかな表情で、作品を大切そうに手渡ししてくれました。


 


 生徒達は、全員が、それぞれに力のこもった作品を書き上げることができました。真剣な表情で諦めずに最後までやり遂げる姿。それは、学級のみんなで作り上げる大切な時間から生まれていきます。


信頼できる仲間との学習は、これからも心に刻まれていくことでしょう。才教学園で学ぶ喜びは、そんな、日常の一時間、一時間に重ねられていきます。


 


 5年3組 国語担当

モンシロチョウのそだち方(その2)

投稿日:2017.07.18

 3年生の理科では、一人で1匹ずつ観察できるように、約一か月間、モンシロチョウの幼虫を育てました。


 


 最初は1㎜ほどのタマゴでした。ふ化したばかりの幼虫は、虫メガネで見ないと、どこにいるのかわからないほど小さな幼虫でした。「どうしたらいいのかわかりません。」「アオムシは怖いです。」と、不安でいっぱいな様子でした。


 


しばらくすると、もりもりと葉を食べて大きくなりました。キャベツの葉や、下に敷いていた濡れたティッシュを替えてあげなくてはなりません。生まれて初めて幼虫の世話を任され、途方に暮れる姿も見られました。しかし、自分がやらなくては幼虫が生きていけません。思い切って、幼虫を古い葉から新しい葉に移し、飼育している容器をきれいに拭きました。そんな経験を重ねると「もう怖くないです。」「どうしてか分からないけれど、とってもかわいいです。」という声が聞こえてきました。観察にも熱が入っていきました。


 


 大きくなった幼虫は容器を上り、動かなくなり、さなぎになりました。さなぎになった直後は宝石のように美しい緑色です。あまりの美しさに「わあ~」と感嘆の声が上がりました。次第に茶色っぽくなり、中にモンシロチョウの羽の模様が透けて見えるようになりました。「もうすぐチョウになりますね。」ワクワク、ドキドキしてその時を待ちました。


 


 いよいよ羽化が始まり、立派なモンシロチョウ(成虫)になりました。羽化した日の放課後には、これまで育ててきた狭い容器のフタを開けて、自然に帰しました。「さようなら。」「またね。」モンシロチョウは勢いよく、空高く舞い上がっていきました。


 


 生き物を育てることは、「自分自身も人間として、自然の中で生きている。」ということを教えてくれます。そして、子ども達の未来への可能性も、大きく広がっていきます。


 


                3年 理科担当

普段の生活

投稿日:2017.07.14


7年生・8年生合同の宿泊研修へ6月29・30日の一泊二日の行程で行ってきました。この行事は制度変更の過渡期にあたる今年に計画されたものでした。埼玉ピースミュージアムでは、太平洋戦争に関わる資料や展示物と向かい合い、松代象山地下壕では、戦争末期の政策を残壕内でガイドさんの話に耳を傾け、壕の空気を肌で感じ、あらためて今日の平和を実感することができました。また、富岡製糸場では、近代日本発展の産業の基盤となった機械化産業の一端を見学し、その当時の日本に思いを馳せました。


この研修での行動班編成は、すべて7・8年の合同班でした。体育祭の「台風の目」で力を合わせた2つの学年でもあったので、事前の打ち合わせ、目標決め、分担決めの際にも互いに意見を交わし合い、この宿泊研修に、個人、班、そして学年としても高め合える機会にしようと、目標を立てて臨みました。目標のキーワードは5つ。「礼節」・「配慮」・「貪欲」・「挑戦」・「感謝」であり、そのキーワードに沿って班目標を立て、みんなで目標を達成するように意識して研修では行動をしていました。後日、反省会では、各班で客観的に振り返り、達成したと報告する班や、残念ながら成し遂げられなかったと報告する班がありました。しかし、それだけでは終わらないのが才教生。できたこと、できなかったことも原因は、普段の生活や行動にあるという結論を導いたことです。「才教生、すごいな。」と思うと同時に、誇りに思う時間となりました。


さて、次の目標ができた7年生・8年生。普段の生活で研鑽を積み重ね、大きな成長を遂げていくことを楽しみにしています。


最後に…飯ごう炊飯のカレーも、おいしくできました。5年生での体験が身についていたことが成功の元。体験は大きな財産になると実感しました。


 


8年1組担任