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才教ダイアリー2018

2年生からのHearty Yell

投稿日:2018.11.16

さいきょう祭の日。

2年生40名はキッセイ文化ホールのステージで音楽劇「まおうのともだち」を演じました。

 

2年生の今年の目標は「心を一つにして、みんなでつくりあげる」です。一人ひとりが役になりきり、全員のセリフや動きをすべて組み合わせて、一つの劇をつくり上げられるように練習に励みました。

 

子どもたちに台本を渡した4日後、セリフだけで一回劇を通してみました。国語の授業で音読に力を入れていることもあり、最初から気持ちを込めてセリフを言うことができました。自分のセリフだけでなく、お話全体を覚えてきた子もいて驚きました。

 

一方で、動きやステージ上での立ち位置はとても苦労しました。他の人のセリフに反応して動きをつけることと、観客に見える位置にいることは何度も練習し、少しずつ形をつくっていきました。一人ひとりがよく考えて、自然なしぐさになるように工夫している姿は、劇を素晴らしいものにしたいという気持ちに溢れていました。

 

劇だけではなく、歌にも力を入れました。メインとなる曲は「友だちだから」です。元気よく歌うだけでなく、きれいなハーモニーを奏でられるように二部合唱に取り組みました。また、歌詞に込められた想いを届けられるように、考えて歌うことを練習しました。

 

「君と僕らの心が引き合うのは小さな奇跡だね、知ってる?」

「見つめ合うだけでほらね、笑顔がつながる、それは友だちだから。」

「僕らはいつも友だちだから!」

 

2年生からのHearty Yellは「世界中みんな友だち!」です。

みんな仲の良い2年生のメッセージとして、ステージの最後に伝えました。

これからも、この想いを忘れずに学校生活を送りましょう!

僕らはいつもみんな友だちです!

 

2学年主任・21組担任

みんな じょうず

投稿日:2018.11.13

 1年生の道徳で「みんな じょうず」という授業をしました。「自分が上手にできることはなにか、考えてみよう」ということをめあてにして、授業を展開していきました。

 

まずは、自分が上手にできることを発表してもらおうとしたのですが、なかなか見つける事ができない子どもがいました。

その時です。

クラスのどこからか、「○○くんは“計算じょうず”だよ。」とつぶやく声が聞こえました。

すると、それに続くように、「○○くんは“勉強じょうず”だよ。」「○○くんは、“車じょうず”だよね。」と、友だちの良さを認める声が次々と聞こえてきて、暖かい雰囲気がクラスを包みました。

 

次の活動では、友だちが上手にできることを探しました。

子どもたちは、担任の予想をはるかに超えて、どんどん友だちの良さを書きだしていきました。クラス全員の良さを書いている子が何人もいて、周りのことがよく見えているのだなと感心しました。

その後、クラス内で友だちに自分の良さを伝える活動をしました。友だちに良さを伝えられると、伝えた子も、伝えられた子もみんな笑顔になり、クラスがまた暖かい雰囲気に包まれました。

 

お互いの良さを伝え合った感想を聞いてみると…。

「みんなにいろんな事を言われて、嬉しかった。」

「友だちに『ありがとう』って言いたくなった。」

「今までに感じたことがない嬉しさ、楽しさを感じました。」

 

1年3組は友だちの良さを見つけ、伝えるのが上手なクラスです。

あと半年で1年生の生活が終わりますが、もっともっと友だちの良さを見つけ、伝えられるような子どもたちであってほしいと願います。

 

1年3組担任

さいきょう祭を終えて

投稿日:2018.11.09

夏休み前から取り組んできたさいきょう祭が幕を閉じました。本番たった1回40分のために、どれだけの時間と努力を重ねてきたことでしょう。音楽科の先生が求めるレベルはとても高く、ときには叱られて涙を浮かべ、悔しい思いをすることもありました。

本番の2日前、みなさんに贈った「ダメ出し集」。通し稽古が始まってから、先生に指導されたポイントを全てまとめ、冊子にしたものです。A4サイズの用紙にびっしりで計14ページ。そこにはみなさんの成長の軌跡と可能性が詰まっていました。

ダメ出しというと一見ネガティブなものに思えますが、ダメ出しがあるから人は成長できます。部活でも勉強でも、社会に出て仕事をするようになっても「これで完璧」と思った時点でその人の成長は止まります。一流と呼ばれる人たちほど、ダメ出しを重宝し、さらなる高みを目指し続けています。

ダメ出し集を最初から読んでいくと、最初の頃は「声が小さい」「セリフを覚えていない」など基本的なことばかり。しかし、段々と、「物語の筋を追ってセリフを言う」「人物の性格と立場を考えてリアクションする」など、より高度な視点のダメ出しに変化していきました。それと共に、みなさんのアダムス・ファミリーもどんどん成長していきました。

迎えた本番は今まで一番の演技。とても素晴らしいステージで、また1つ8年生が伝説を作りました。

 これほどまでのステージを作り上げられたのは言うまでもなく、みなさんが精一杯努力したからです。しかし、忘れてはいけないのは、みなさんの努力だけではこのステージは成り立たなかったということです。音楽科の先生の指導はとても厳しいものでしたが、みなさんの練習時間の何倍もの時間を費やし、自らオリジナルの台本と楽譜をかいて指導してくれました。英語科の先生方は、全編英語の原曲から、今回使われなかった曲も含め、21曲全ての翻訳を手がけてくれました。 

そのほか、キッセイ文化ホールのスタッフの方々が照明や舞台、音響のサポートをしてくださったこと。校友会の方々が観客の誘導をしてくれたこと。照明のタイミングや調整をした先生、校内外のリハーサルのために動線を考えながらスケジュールを組んだ先生、舞台の指示にあたった先生、必要な大道具や楽器を演目ごとに正確に設置したり、トラックの搬入・搬出作業をした楽器係。学年では、担任が放課後の作業に付き合ってくれたり、さいきょう祭全体をまとめていたりしたこと。そして何より、衣装、生活面、精神面、様々な面で支えてくれた家族の存在。本当に多くの人の努力が集約されたものがさいきょう祭であり、8年生のアダムス・ファミリーです。改めて感謝の言葉を伝えましょう。

とても見応えのあるミュージカルで、本当によく頑張ったと思います。

 

これから生徒会長選挙が始まり、いよいよ8年生が学校を背負って立つ時がきました。みなさんのさらなる活躍を期待します。

 

8学年主任・81組担任

見えないものが見えるように...

投稿日:2018.11.06

 天候にも恵まれた中、才教学園の三大行事の一つである『さいきょう祭』が無事に幕を下ろしました。7月末から3ヵ月に渡る練習では、苦しいことや辛いことがたくさんあったと思います。さいきょう祭後に、生徒一人ひとりが書いた振り返りには、「日々の努力が大切である。」・「仲間と協力することの大切さを感じた。」という内容が多く綴られていました。

本番中には、技が決まったところで何度も拍手をいただきました。子どもたちはもちろん、私たち教員も正直ビックリしました。演目終了後、私は子どもたちに聞きました。「みんなはたくさんの拍手を貰えたね!みんなは誰に拍手を贈り(送り)たい?」と。当然のように、「仲間!」・「指導してくれた先生!」という声がほとんどでした。

7学年の生徒は45名。実は、演目直後に先の質問をしたときには全員が揃っていたわけではなく、多くの生徒はそのことに気付いていませんでした。「みんなは見えるものにだけ感謝するのかい?」と言ったところ、ハッと気付いたように数名の子どもが手を挙げ、「先生、楽器係の人がいません…。裏方で精一杯仕事をしてくれている人にも拍手を贈り(送り)たいです。」と言ってくれました。

 

大きなイベント・行事は、表に立つ人と裏で支える人がいて成功に繋がります。前出の楽器係だけでなく、演出係やアナウンスを担っていた仲間、受付や駐車場、救護室で、演目を見ることなく仕事にあたる保護者や先生もいます。キラキラと輝く演目を披露できる舞台裏には、そうした支えがあることを忘れてはいけません。

 

『大切なモノ・コトは見えないことが多い。』

『見えないものが見えるように。』

 

 組体操の倒立で自分の脚を持って支えてくれる人がいるという、「見えること」だけではなく、見えないところで多くの人に支えて貰っていることに気付くことができたことこそが一番の収穫ではないかと思います。これからも『La Belle Equipe(フランス語、良き友・美しいチームの意)』を目指し、7学年は顔晴ってくれると信じています。この場を借りて、多くの支えて下さった方に御礼をします。ありがとうございました!

7学年主任・7年1組担任

やりきった最後のさいきょう祭

投稿日:2018.11.02

 9年生にとって最後となるさいきょう祭が終わりました。

 

1年生から在籍している子は9回目となった今年のさいきょう祭は、自分達の演目の他に最高学年として運営の多くを担い、様々な作業や練習をこなす忙しい日々でした。

 それでも、学年演目が自分達の大好きなミュージカル映画「THE GREATEST SHOWMAN」のメドレーに決まったこともあり、休み時間に歌ったり踊ったり、毎日とても楽しそうでした。演出は音楽科の先生が考えてくださいましたが、さすが9年生、演出係を中心に「ああしたい、こうしたい」と考えて工夫を加え、ダンス係はインターネットでダンス映像を研究し、毎日のように居残って練習を重ねて仲間達に教えました。

 

 この学年は穏やかで仲が良いのですが、その反面、前へ出ようという押しの強さに欠けるところがあります。昨年度のミュージカルでも、練習に熱が入るまで相当の時間を要しました。今年はどうなるかと心配していましたが、「最後のさいきょう祭」という思いが強く背中を押したのか、学年演目のソリストや7~9年生の混声合唱「第九」のソリストに大勢が立候補したのは嬉しい驚きでした。

しかし、やはりどこかに「ちょっと恥ずかしい…」という空気が漂っていました。練習を重ねているので、演奏はできている。歌もいっぱい練習したので音は取れている。でも、思い切って演奏し、歌い、踊るという「はじける」ことがこの学年は難しいのです。そして長い練習期間の中で、殻を破り切れないまま、段々と気持ちが弱くなっていきました。

それを打ち破り、終盤に向けてみんなに勢いをつけたのは、ソリスト達の気合だったように思います。一人(あるいは数人)で歌うという重圧を跳ね除けて全身で歌うその姿と歌声にみんなも巻き込まれ、最後には全員の全力を合わせた最高のステージへと昇華させることができました。

 「この仲間と最高のステージを創り上げたい!」「最後のさいきょう祭を、みんなとの最高の思い出のひとつにしたい!」。そう言っていたみんなの願いは、実現しました。最高学年に相応しい、大迫力の素晴らしいパフォーマンスでした。

 

 自分達の演目が終わった直後、思わず目頭を熱くする子が何人もいましたが、9年生に余韻に浸る時間はありません。気持ちを切り替え、すぐさま「第九」と「全校合唱」へ飛び出していきました。「第九」と「全校合唱」でも9年生が全力を尽くしたことは言うまでもありません。

 

全てを終えて集まったみんなに、やっと聞けた「やり切った?」という問い。

勢いよく上がったみんなの手と満足そうな顔。

キッセイ文化ホールという一流の舞台で、大好きな仲間達と苦労しながら創り上げた最高のパフォーマンスは、みんなの自信となり、大切な宝物となったに違いありません。そしてそれは、いつまでもいつまでも胸の片隅を温め続けてくれることでしょう。

 

9年生のみんな、とってもカッコ良かったですよ!

 

9学年主任

先生方の想い さいきょう祭へ、そして子どもたちへ

投稿日:2018.10.26

いよいよ28日(日)は、第14回さいきょう祭が開催されます。才教学園にとっては、三大行事の一つとして、とても大切な行事です。 

 私がこの才教学園に来た11年前のこと。初めてさいきょう祭を見た時の感動は、今でも忘れることができません。子どもたちが披露する素晴らしい演奏に、ただただ驚かされました。そして、いざ、自分も実際に関わってみると、この素晴らしいステージは、子どもたちの大変な努力と先生方の熱い想いに支えられていることを知ったのでした。

 

 私たち教員は、もちろんさいきょう祭の大成功を願っています。来て下さるみなさんに、素晴らしいステージをお見せしたいと考えています。

 でも、もっと大切にしていることは、さいきょう祭を通して、一人ひとりの子どもたちを大きく成長させてあげたいという強い想いです。さいきょう祭は、本当にいろいろなことを学ばせてくれる行事でもあるのです。

 まずは、「自分が才教学園の一員としての自覚を持ち、最高のステージを目指す」ということ。

 子どもたちは、案外自分の力を低く見て、「もうこれで無理です。」「これで精いっぱいです。」とゴールを決めがちです。しかし、やり続けてみると、自分では思ってもいなかったことまで、できるようになっていくのです。才教学園の先生たちは、決して「このくらいならできるだろう。」とか「ここくらいでいいよ。」などとは思っていません。子どもたちの力を信じて、より高みを目指します。なぜなら、そこを乗り越えた時、子どもたちは大きな自信と達成感を得られることを、知っているからです。

 次に、ひとつのステージをみんなで作り上げる経験によって、子ども同士が信頼と協力を学べるということ。大切なことであり、最も大変なことでもあります。意見の食い違い、話し合いがまとまらないなど、子どもたちにとってかなり苦しい経験をたくさんします。トラブルが起きることもしょっちゅうです。それでも先生方はあきらめず、一緒に解決しようと向き合い続けます。みんなが一つになって必死で向き合う経験こそ、子どもたちを大きく成長させていきます。

 最後に、さいきょう祭を通して、今まで気づかなかった子どもたちの良さや頑張りを見つけることができます。それを見つけた時の驚きとうれしさは、まさに教師冥利に尽きるというもの。

 

 明後日のさいきょう祭本番では、今までの練習の成果をぜひ見ていただきたいと思います。もちろん主役は子どもたちです。そして子どもたちの姿の後ろに、彼らを見守り、成長できるよう指導してきた先生方の姿があることも、ほんの少し感じていただけたら、うれしいです。

 子どもたちと先生方が、本気で一緒に取り組む、このさいきょう祭。私は、この経験ができる才教学園の一員であることを誇りに思います。

 

 保護者の皆様をはじめ、子どもたちを支えてくださったすべての方々に、この場をお借りして心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

 

学校主任

届けよう、みんなにエールを。

投稿日:2018.10.23

「みんなで歌うと楽しいね。」 

「中学生の声がすごかったね。」

「楽器と一緒に歌うとワクワクするね。」

初めての全校練習の後、子どもたちからの感想です。

1028()に行われる第14回さいきょう祭の最後のステージを飾る全校合唱。1年生から9年生までの全員がひとつになって合唱します。今年の曲目は「うたエール」です。歌のパートは7つに分かれ、それに打楽器や鍵盤楽器、ギターなどが加わり、振り付けもあって大変スケールの大きいステージとなります。

このステージを支えるのが、7~9年生で構成される演出係です。2学期開始早々から、係の顔合わせ、組織作り、係での歌・振り付けの練習、低学年へ学級訪問による歌唱指導、楽器の練習など、各学年の演目の練習を並行して行う忙しい中、活動期間は本番まで2か月以上にわたります。

8月末。低学年の歌唱指導に入る際は、4~5人のグループで各教室にキーボードを持ち込み、一から音を取りました。グループの中には、今回初めて演出係になった生徒がいれば、もちろん曲も初めて歌うもの。そのような中、低学年にもわかりやすく伝えようと懸命に努力する演出係と、真剣に指示を聞いて歌う1年生。練習当初は「教える」ことの未熟さも見られましたが、それでも教室いっぱいに温かい歌声が響くように場を取りまとめていました。

上級生への憧れと尊敬の思いを抱く低学年の生徒。下級生に思いやりと愛情をもって接する上級生。こうした異学年同士の交流も、貴重な経験です。

 

その後も学級、パート、学年ごとの練習を経て、10月も半ばを過ぎた現在は、迫りつつある本番に向けて全校での練習に熱が入っています。400名を超える子どもたちの声をまとめることは並大抵のことではありませんが、より高みを目指して日々練習に励んでいます。

今年のスローガン、「Hearty Yell~ぼくらの想いが夢を紡ぐ~」を感じ、このさいきょう祭に関わる全ての人にエールが届くように、会場いっぱいに歌声を響かせてほしいと願っています。

 

Ⅰ期 音楽担当

発想力の豊かさ

投稿日:2018.10.19

10月に入り、校舎のあちこちでさいきょう祭の練習の歌声が響いています。本番を月末に控え、どの学年も練習に熱が入ってきましたが、5年生の算数の授業も負けないくらい毎回熱気に溢れています。

 

 先日の授業参観では、規則性を見つけて問題を解いていく授業を行いました。一言で「規則性」といっても、目のつけ所によってさまざまな考え方があります。答えは決まっているのに、そこにたどり着くまでの過程がいくつも存在する… 算数のおもしろい所です。教科書や問題集の解説にあるような方法で解くことができるのはもちろんですが、私が用意したいくつかの解法にもあてはまらない、予想外の解法が生徒から出たときには、驚きと喜びが入り混じった感動を味わうことができます。生徒たちの柔軟な発想力を目の当たりにできることは、算数・数学の教師の特権です。

分数のたし算とひき算の単元を学習しているときのことです。一通り問題演習も終わり、そろそろ単元テストを行おうかと考えていると、生徒から「問題を作りたいです!」という提案がありました。よい提案だったので、即採用しました。問題作成のために次のようなルールを決め、早速とりかかります。

 

 

 

 

 

ルール

1.1人1問、とっておきの分数の問題を作成する。

2.必ず解ける問題にし、解説も作成する。

3.既習範囲の内容にする。

 

 

提出された問題には、それぞれの生徒が自分で考え工夫し、試行錯誤した努力が詰め込まれていました。いくつか紹介します。

さあ、皆さん、解けますか?

***

〔Aくんの問題〕

ジュースが13/5Lあります。Aさんは2/3L、Bさんは1/2L飲みました。残りは何Lですか。

 

シンプルですが、学習したことを使って皆がきちんと解けるような良問です。

***

 

〔Bさんの問題〕(9/630+9/450+9/90+9/270+9/720+9/810+9/180+9/360+9/540)ー

(7/560+7/280+7/420+7/630+7/70+7/210+7/140+7/350+7/490)

 

これはなかなか、スカッとする計算問題です。

***

 

〔Cさんの問題〕

ある町には7kmの中にバス停A~Jまで10個のバス停があります。バス停A~C、F~H、H~Iの長さは等しいです。バス停A~Bの長さは0.8km、E~Hは19/10km、E~Fは6/10km、C~Eは1.8kmです。

(1)バス停B~Hの長さを求めなさい。

(2)バス停I~Jの長さを求めなさい。

 

場面の設定に努力の結果がにじみ出ています。きちんと情報整理ができるか試される問題です。

***

〔Dくんの問題〕

秒針しかない時計があります。この時計は、ふつうの時計のように「12」の文字から時計回りに回転します。ふつうなら1秒に1/60回転するはずなのですが、この時計、不良品で、1秒につき1/300回転おくれます。この時計が「12」の文字をさしたと同時に、せいかくなストップウォッチをスタートさせます。今から1/5回転分前に、この時計は27.2/60回転していました。さて、ストップウォッチでは今何秒が経過しているでしょう。

 

柔軟な発想力に驚かされた問題です。場面の設定もていねいにされています。難問ですよ!

 

5年算数担当

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大切なこと

投稿日:2018.10.16

5年生の2学期の体育授業で「アタックプレルボール」を行いました。アタックプレルボールとは、バレーボールに似た室内球技であり、ボールをキャッチしてパスをし、バウンドさせてアタックをして相手コートに返球するというものです。

目標としては、「基本的なボール操作を身につけ工夫して攻防戦を行う」「コミュニケーションを大切に、チームの結束力を高められる」ということのほか、自分達でコートの設営や試合の審判もやっていくということを追加しました。

 日頃から「ON」「OFF」のスイッチの切り替えができる5年生は、積極的に準備や片付けをしたり、説明をきちんと聞いたうえで質問をしたりしてくれます。そんな5年生が、自分達でコートの設営や審判もやると聞いた瞬間、やはりスイッチがパッと「ON」になりました。

 すると、次の授業からは開始時間より前に体育館に来て、協力してコート設営をしたり、周囲を見渡し必要な用具を準備したりしていました。気がはやりすぎてネット紐が緩んでしまったり、支柱カバーが傾いていたりすることもありましたが、きっとアタックプレルボールが楽しみで、早くやりたかったのでしょう。

 リーグ戦が始まると白熱した試合が多く見られました。練習ではできていたことが試合になると思うようにできず、落ち込むことや悔しくて涙を流すこともありました。審判の難しさも感じ、時には試合でもめてしまうこともありました。しかし、全部が成長をする上で必要な経験でした。

 

 授業の振り返りとして、学習カードに「頑張ったこと」「できるようなったこと」「楽しかったこと」などを記入してもらいましたが、その中で多く書かれていたことは、「チームワーク」についてでした。

 

「みんなが私のために練習につきあってくれた。」

「失敗してもチームのみんなが励ましてくれたり、私も励ますことができたりして楽しい気分になった。」

「チームのみんなの気持ちが大切。」

「チームの中を明るく活気づけるように声掛けをしたので、チームのみんなの笑顔も見られてよかった。」

「一度しか勝てなかったけれど、みんな一生懸命に取り組めていたし、何より楽しくできた。」 

                                        

アタックプレルボールは団体競技です。仲間がいて、対戦相手がいるからできるものです。技能の向上や勝敗も大切ですが、アタックプレルボールを通じて、今まで以上にチームワークの大切さに気付くことができたのではないでしょうか。

 

 5学年体育担当

 

厳粛な空気に触れて-裁判傍聴-

投稿日:2018.10.12

 9年生が、6月1日(金)に社会科学習の一環として、長野地方裁判所松本支部で裁判を傍聴してきました。その時の感想を紹介します。

 

「僕は裁判所見学と刑事裁判の傍聴を行って、裁判所の仕事や裁判所で働いている方々の仕事についてわかりました。

 まず、裁判所見学についてです。裁判所に入ったとき、ドラマなどで見る雰囲気とは違い、モニターがあったり裁判官の席が一列に並んでいたりして、驚きがありました。また、滅多に入ることのできない裁判官・被告・原告側の席へ入れてもらえて、貴重な経験をすることができたと終わってみて思いました。

 次に刑事裁判の傍聴についてです。実際の裁判を傍聴するには初めてだったので、厳粛すぎるくらいの空間にとても驚きました。また、実際の判決が言い渡されるのを見て、被告人や検察官ではないのに、何か少し緊張してしまいました。これも裁判の特徴なのだと感じました。」

 

「私は、裁判所の様子や裁判の進め方などは、テレビで見たものでイメージしていましたが、実際はイメージと違う部分もいくつかありました。

 まず、裁判長はアナウンサーのように決められた事しか話さないと思っていたので、被告人に対して感情のある言葉をかけていた時は驚きました。また、質問をする時に、事件のことだけでなく家族の様子についても聞いていて、そこから判決につないでいたので裁判が深くなっていくのに見入ってしまいました。

 また、執行猶予について、私は全く違う意味でとらえていたので、正しく理解することができて良かったです。」

 

 裁判傍聴を通して、裁判を受けている人の人生を垣間見ることになり、さらに判決がその人の人生を大きく左右することになることを感じ取ってくれた生徒が多くいました。このことだけでも裁判傍聴を経験した意義がありました。

 

社会科担当