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才教ダイアリー2018

学年目標「今何をすべきか考え行動する」を体現

投稿日:2019.02.08

 立春を迎え、季節は日ごとに春へと近づいています。

小学校課程修了前に、6年生の子どもたちは、今、何を感じているでしょうか。

学校生活では、大きなハードルだった進級判定試験を終えてほっとしたのもつかの間、三大行事のプレゼンテーションコンテストの予選会に向けて、大忙しの毎日を過ごしてきました。今年は、パワーポイントを使い自由テーマで発表するという、6年生にとっては初めて尽くしのコンテストで、子どもたちは慣れない打ち込みや操作に苦戦しながらも、「とりあえず、自分にできることはやってみよう!」の精神でがんばってきました。また、自分の論に一貫性があるか、多角的な見方ができているかなど高次的な課題にも前向きに取り組んできました。

教員に声をかけられるまでは、自ら行動することが少なかった4月の頃を思うと、学年目標である「自分たちで今何をすべきか考え行動する。」を体現する今の姿には、大きな成長と頼もしさを感じます。

そんな準備期間を経て迎えた予選当日。大きな緊張感に包まれながらも、一人ひとりが今までやってきた成果を精一杯発表することができました。初めて尽くしだからこそ、うまくいかなかったと後悔した子もいたでしょう。しかし、不器用でも、うまくいかなくても、決して飾ることなく、「自分はここまでやれたのだ」と満足できるゴールを目指して駆け抜けてきたこと、そしてその通りやり切れたことに誇りと自信を持ってほしいのです。

そして、このあとは、学年の代表として選ばれた本選出場者を、学年のみんなで応援しながら全力でサポートしていきます!

 

 63組担任

 

町のもの作り ~味噌造り体験から~

投稿日:2019.02.02

 3年生の社会科において「町のもの作りをする人」という単元があります。私達が暮らす町にも「もの作り」に携わる人が大勢いて、そのおかげで生活が成り立っています。

 

 2月1日(金)に、松本市農政課と石井味噌(松本市埋橋)の方々のご協力のもと、味噌づくりについてたくさんのことを教わりました。

長野県は味噌の生産量が全国第1位であること。全国で流通している味噌の半分以上が長野県で作られていること。大きな杉桶には、ゾウ一頭分くらい、5トンの味噌が入っていて、お味噌汁にすると約40万杯に相当すること。

説明の度に子ども達からは、「そうなんだ!すごい!」と驚きの声が上がります。

職人さんの「味噌は大豆と米麹と塩を混ぜ合わせて発酵させることでできます。」ということばに対し、『発酵って何だろう?』という疑問。

「発酵とは麹菌のおかげで、大豆が時間をかけて味噌に変わっていくこと。味噌は時間がたつにつれて、黄色から赤茶色、そして黒色へと色が変化していきます。」

そう言って、発酵の様子がわかる味噌を見せてもらうと、

「本当だ!全然違う色に変わっている!」

 

その後、主役である大豆と塩・米麹とこねて味噌作り体験です。自分たちの手でこねた団子を容器に詰め、その真ん中に秘伝の「種味噌」を入れて仕込みは完了です。作り立ての部分と、種味噌の濃い色のはっきりしたコントラストに、熟成にかかる期間の長さを感じました。

昔ながらの製法で作られた「三年味噌」を使った特製のお味噌汁の試食で見学は終了となりましたが、働く人の思いや願い、工夫などを、実際に働く人から直接教えていただいて知ることができ、私達の生活に深く関わっていることを学びました。

今後も身近にある「もの作り」に興味を持ち、作り手に思いを馳せてほしいと思います。

 

「三年間も待てるかなぁ?」という声も聞かれましたが、三年後のみなさんの成長と味噌の成長。

どちらも楽しみにしていますよ。

3年2組担任

「よし!やるぞ」「すごいなあ。おもしろいなあ」

投稿日:2019.01.29

 算数の時間。一人ひとりで行う課題が早く終わった子のために、プリントを用意することがあります。自分のやるべき課題が終わると、子ども達は勇んでプリントを取りに来ます。そして、まさに一心不乱に問題を解いていきます。

「先生、終わりました。次は、何をしますか。」

まだまだ、やる気いっぱいの子ども達です。

授業終了時刻になって、プリントを持っていけなかった子ども達からは、

「まだプリントをもらっていないです。もらっていいですか。」

という声。必ずやらなくてはいけないプリントではないのですが、自らやろうとするのです。

 

九九の学習をした時。五の段、二の段、三の段と学習していくと、Aくんが答えの規則性に気づきました。

「三の段の答えは、同じかける数の二の段の答えに、かける数の分だけ足したものになります。」

 周りからは、「えっ、そうなの? ああ、本当だ。」

「かける数が違っても、そうだ!かける数分だけ答えが増えている。」

「すごい!すごい!」

「おもしろい。九九ってまるでマジックみたい。」

「ほかの段もそうなのかな。」

四の段に入ったときにも、「三の段でAくんが言ったことが、四の段でも同じです。」と気づきました。

 

国語の時間に、「どうぶつ園のじゅうい」で、仕事の様子を読み取った時。

前の単元で学習した『理由を表す言い方』、「――のです。」「――からです。」という文末表現を見つけて、

「ああ、分かる。」

「ほら、『のです。』ってあるよ。」

「本当だ。分かった!」

「すごい! この言葉でちゃんと書いてある。『どうぶつ園のじゅうい』ってすごい!」。

 

 さらに、音の高さ、イントネーションの違いによって、意味の異なる言葉について学習しました。『あめ』は「雨・飴」、『しろ』は「城・白」、『はし』は「橋・箸」…。教科書で例として挙げられていたことばのほかに、子ども達からも、『はる(春・貼る)』、『かう(買う・飼う)』、『てん(点・天)など、いくつかの言葉が出てきました。

「ほかにも見つけたら、みんなに教えてください。」と授業を終わらせたのですが、すると、次の日から、いくつもいくつも出てきました。

「知る」と「汁」、「切る」と「着る」、「扇子」と「センス」、「思い」と「重い」・・・。しばらく経っても、「先生、音の高さの違う言葉、見つけました。」と、声をかけてきます。気づけば、なんと80以上のことばが集まっていて、その多さに驚かされました。

 

学習に興味を持って取り組む姿。自分から積極的に取り組む姿。感心することがしばしばあります。そして、学習から得た知識の面白さや便利さを感じることのできる子ども達。これからも、子ども達が学習からどんな面白さを感じ取っていくのか楽しみです。

 

23組担任

「チコちゃんに叱られる!」

投稿日:2019.01.25

 クラスのみんなで大盛り上がりになるのが、「チコちゃん」の話題です。

校長先生が講話で話されて以降、教室では大人気です。

 

 「チコちゃん」と、誰かが一言口にすると、クラス中のみんなが話に飛びつく、そんな勢いです。幼稚なテレビ番組が話題になるのではないことと、ただ単に、チコちゃんの風貌や口癖だけを面白がっているのではないということに感心しています。

 時には、番組を見て覚えたことをクイズにする子もいて、「先生とチコちゃんと、どっちが物知りかなあ。」なんて比べられてしまうのです。お正月の特番として放送された内容から、「先生、ご馳走様って何様?」という調子です。ご馳走様は、実は韋駄天様のこと。足の速さを生かし、修業中の僧侶や人々のために食べ物を集めた神様として有名で、食卓の守護神なのだそうです。こうして学ぶと、給食の後の「ご馳走様でした。」の挨拶にも、これまで以上に気持ちが入ります。

 

普段何気なく使っている言葉や、周りのさまざまな事象には、意味や理由、仕組みを知らずにいるものがたくさんあります。小さな子どもたちがそういったことに興味を持って、「知ろう」「覚えよう」とすることは、本当に素晴らしいことです。

 

物を知ることの楽しさを本当に楽しんでいる様子を、担任としてはとても嬉しく感じています。先達に学ぶ発表会の時間も、みんなの「知りたい気持ち」が全開。大変盛り上がっています。ことわざの学習を終え、今は日本や世界の偉人について、その業績を学んでいます。まずはお札の人物から学習をスタートしました。興味津々に取り組み、友達の発表や板書の内容以上の事柄を、図鑑を片手にノートに書き記している子もいます。伝記を読むことが大好きなAさんは、先達の時間に大活躍です。チコちゃんの如く、そして担任が恐れ入るほど、その博識の深さを披露しています。偉業だけでなく、細かなエピソードまで実によく覚えていて楽しそうに語ってくれます。何よりクラス中でその情報を共有できることが、みんなにとって実に有意義なのです。友だちが自分の言葉で語る内容は、深く印象に残るようです。「学ぶ」って楽しい。それを実感しながら過ごせることがとても幸せです。

 

みんなで、「チコちゃんに叱られる!」と合言葉のように口にしながら、「ボーっと生きないで、たくさん考えなくちゃ。」そう感じているようです。

 

1年2組担任

 

新しい一歩 ~生徒総会のリハーサルから~

投稿日:2019.01.22

 8年生が9年生から生徒会のバトンを受け取ってから1か月が過ぎようとしています。その間に、1月に行われる予定だった生徒総会に向けて準備をしてきました。昼休みに先輩から活動の様子を聞いたり、放課後に残って今後一年間の計画を立てたりしてきました。顧問と話し合いを進めながら、昨年の踏襲だけではなく、自分たちのオリジナリティーを出していきたいと工夫をしていました。

新年に入り、生徒総会のリハーサルが行われました。インフルエンザ流行の影響で総会そのものは延期になっていますが、本番さながらに会場作りや進行・答弁などの練習を行いました。初めてのことでいろいろと戸惑いもあったものの、昨年12月の総会の様子を活かして積極的に動くことができていたことに、成長と意気込みを感じました。また、下の感想にあるように、生徒たちは「全力で挑戦」していきたいと考え、前向きに取り組んでいます。

 

***

    生徒総会のリハーサルをやりました。私たちは応援委員会なので返事・挨拶をしっかりしようという話をしていて、「応援委員会」と呼ばれた時も、大きな声で返事をすることができました。一年間、応援委員としてやっていくので、きちんとやろうと気が引き締まりました。

    総会のリハーサルをしました。人数が多く、手こずったところがありましたが、概ねうまくいったと思います。本番では前を向いて話すことと、一つ一つの動きを大事にすることを意識したいです。

    総合で生徒総会のリハーサルをしました。委員席に座ったり、前に立ったりすることだけでも緊張しました。この緊張が、これから一年抱えていく責任感なんだと思います。先を見て行動することも大切だと思うので、まずは自分の行動に責任を持って、下級生をまとめられるようにしたいです。

***

 

リハーサルの場にはいなかったⅡ・Ⅲ期の生徒が並ぶ総会本番でも、堂々と自信を持って今年の生徒会活動計画を発表する姿を見せ、8年生らしい生徒会活動の第一歩を踏み出すことを期待しています。

 

83組担任

桜咲け!

投稿日:2019.01.18

 全国的にインフルエンザの流行がニュースになっており、心配している今日この頃。才教学園でも3学期が始まり、2週間が経とうとしています。

他の学期に比べ、短くあっという間に過ぎてしまう3学期ですが、6学年には、プレゼンテーションコンテスト、百人一首大会など多彩な行事がめじろ押しです。

 

中でも、小学校課程の内容が身に付いているかを確かめ、本校での最後の3年間に向けての意識を高めてもらう目的で行う進級判定試験。

生徒たちは、この試験に向けて2学期から取り組んできました。何度も何度もテキストに向かう姿は、まるでセンター試験や高校入試を控えた受験生のよう。12月下旬の校内冬期講習では、いつにも増して生徒たちが集中しており、教えている私も緊張しました。

 

培ってきたことを、1回の試験ですべて発揮してもらいたいものです。

今までにない頑張りを見せている6年生に、そして、高校入試シーズンに突入した9年生、才教学園を卒業した高校3年生にも、見事な桜が咲くことを願っています。

 

61組担任

学級会~Ⅱ期生としての自覚~

投稿日:2019.01.15

 ある11月の休み時間のことです。2学期の学級長のA君から声をかけられました。

「先生、最近授業中の集中力が欠けているように感じます。そのことで学級会を開かせてもらえませんか?みんなで話し合いたいと思います。」

良い考えではありましたが、その反面、「学級長の思いにみんなが応えてくれるかな?孤立しないかな?」とも考えた私は、A君の理解者がいるかどうかを確認するため、「B君(1学期の学級長)には相談したかな?」と聞くと、

「大丈夫です。相談しました。B君も、学級会を開いたらいいと思うよ、と言ってくれました。」

よし、それならば!と、私はGOサインを出しました。

「では、先生は極力何も言わずに見守っているので、学級長中心に話し合ってごらん。」

 

そして、学級長を中心に話し合いが始まりました。

―ちゃんと出来るだろうか?  

成り行きを見守る私の目には、進行も上手には思えなかったのです。

そんな私の心配を余所に、活発に意見が出されました。

「どうして集中力が欠けてしまうと思いますか?」

「一人ひとりの自覚が足りないからだと思います。」

「一人が注意すると、余計に集中力がなくなるのでは・・・」

その後、「一人ひとりが学級長になったつもりで、どうすれば良いかを考えよう。」など、目当てを決めてさらに話し合いは続きました。

 

結論を出すには至りませんでしたが、学級長の発言で会は終わりました。

「集中力が欠けるのは、クラス全体の責任でもある。仲間を思う意識を大切にしよう。友だちの声に耳を傾けて行動していこう。そして、お互いの信頼関係が深まるように頑張っていこう。」

 

クラス内で問題を共有し、話し合いを持てたこと。

何より、学級長の話に真摯に耳を傾け、問題を真剣に考える子どもたちの姿があったこと。

このことに、私は子どもたちの心の成長と素直さをあらためて感じました。

まだまだ5年生、上手くいかないこともたくさんあります。目に見える成果は少ないかも知れませんが、一歩一歩着実に成長していることを実感しました。3学期も、子どもたちに寄り添い、ともに前進していきたいと思います。

 

5年2組担任

 

「第Ⅰ期のリーダー」として

投稿日:2019.01.11

 才教学園では、小学校1~4年生を第Ⅰ期と位置付けています。その中の最上級生である4年生は、『ステップリーダー』として、第Ⅰ期の見本となるような生活を心掛けたり下級生への声掛けを行ったりしています。

 

 

12月15日、4年生を中心に、第Ⅰ期の親睦を深めるための『たてわりクリスマス交流会』および2学期の生活を振り返る『ファーストステップ会』を行いました。

4年生として2学期最後の大仕事。交流会の課題は「1~3年生をいかに楽しませられるか?」であり、ファーストステップ会の課題は「第Ⅰ期生の2学期をいかに歯切れよく閉じることができるか?」です。全く性質の違う会として、前半と後半のメリハリが重要になる難しい一日でした。

 

交流会では、たてわり班ごと各教室に分かれて、ゲームを楽しみました。下級生の喜びそうな小道具を考えて作ったり、ルールを1年生にも分かりやすく説明したりと、4年生一人ひとりがリーダーとしての自覚を持って運営できました。大盛り上がりの時間となり、会場となっていた1階から3階までが大きな笑顔と笑い声に包まれました。

その後、講堂に集まっての全体会です。『ジングルベル』の合唱では、子ども達の気分も最高潮。ダンスホールさながらの盛り上がりとなりました。

 

 

ここからは、すっと空気を変え、『ファーストステップ会』の開始です。

4年生の代表者4人が、ステップリーダー長として第1期180人の前に立ってマイクを握り、進行を全て執り行いました。9年の生徒会と変わりない状況と緊張感の中で、2学期の反省をスピーチしたり、『才教の心得』の唱和を取り仕切ったり、堂々と行うことができました。

 

来年、5年生になると、立場としては『第Ⅱ期の下級生』。集団のトップとしてイベントを運営できるのは、生徒会役員となる8年生までお預けとなりますが、この日の大成功を見ると、今から4年後が待ちきれない思いです。

 

4年生達の立派な姿は、きっと後輩たちの目にも焼き付いたことと思います。この3学期には、交流会に加え、現3年生へのステップリーダー業務の引継ぎもあります。3年生に『自分達も早くステップリーダーをやりたい!』と思ってもらえるよう、最後の交流会も一生懸命に企画、運営して欲しいです。

 

4年2組担任

 

"そば"と友だち

投稿日:2019.01.08

 3年生は4月から総合的な学習の時間で「そば」について学んできました。種の観察にはじまり、種まき、成長の観察を経て、収穫に脱穀、種の選別を行いました。信州そばアカデミーでが「そば打ち」の体験もしました。

ここまで学習してきたそばのことを、今後どうしていこうか。みんなで話し合ったところ、「1・2年生に向けて、発表会をしよう!」ということになり、11月中旬から、準備に取り掛かりました。

「1年生は長さの単位、センチメートルが分からないかもしれないから、‟粘土板2つ分“と言います!」など、分かりやすさを意識しました。全体を4グループに分け、各リーダーを集めて「どの順番で発表したいかな?」と聞くと、「分かりやすい順番がいいよね…。」「種が成長して、打って食べるという順番が一番分かりやすい気がする!」と、①そばの種、②そばの成長、③そば打ち、④食べるそばの種類、の順番に決まりました。

 

学習発表会を行ったのは12月14日(金)。

「そばの種グループ」は、種の特徴や鍬で耕す様子を工夫して説明し、「そばの成長グループ」は、月ごとに成長していくそばの様子を画用紙にまとめました。1年生からは、「あさがおの種とは違うね。」といった声も聞こえました。

「そば打ちグループ」は、写真を使って打ち方の説明をした後、のしぼうについても話したほか、お手製の包丁でそば(に見立てた粘土)を切る様子を実演しました。「食べるそばの種類グループ」は、有名なそばをいくつか例に挙げ、わんこそばについては「食べても食べてもそばが追加され、終わらない」と、模型を使って披露しました。

 

発表を聞いた1・2年生からは、「そばを食べたくなりました。」「そばは、育つのがはやいことがすごく良くわかりました。」「わかりやすく教えてくれてありがとうございました。」といったコメントをもらいました。

発表後、3年生に感想を聞くと、「『食べたくなった。』と言ってもらえて嬉しかった。」「説明が分かりやすかったと言ってもらえて良かった。」「グループで頑張ってきたことが伝わって良かった。」とニコニコしながら、満足そうでした。

 

 学習を終えての感想をまとめたところ、「そばという物を、世界で初めて作った人はすごいと思いました。」、「そばを育てて、そばのことをたくさん知ることができました。そばと友だちになった気がしました。」

 

 自分の体で学びとったことの多かった「そば」学習。授業はこれで一つの区切りがつきましたが、ずっと“そばと友だち”で居続けて欲しいと感じました。

 

3年3組担任

ぴかぴかがかり

投稿日:2018.12.18

 道徳で「みんなのために働くと、どんなよいことがあるか」を考える授業を行いました。

『ぴかぴかがかり』は、流しの掃除係2人のお話です。毎日流しをきれいにしていたけれど、いつの間にか手を抜くようになり、水がうまく流れなくなってしまった状況を見て、掃除について思い直すというものです。

 

生徒たちに、この2人の気持ちがどんなものだったかを尋ねると、「楽しいな。」「もっときれいにしよう。」など、主人公になりきって発言してくれました。

そして、授業後の感想では、「みんなの役に立つことをすると、みんなが楽しくなることを学びました。これからも、みんなの周りをきれいにします。」「人のためになることは、自分からやった方がいいと思いました。」「掃除は大切だと思いました。私もみんなの役に立つ仕事をしようと思います。」など、みんなのために働く決意を新たにしたようです。

 

『ぴかぴかがかり』の授業を行ってから、毎日の掃除は、みんなの頑張りのおかげで少し早く終わるようになりました。

すると、ロッカーのランドセルを出し始め、ロッカーの中をほうきと雑巾を使って時間いっぱいまで掃除する姿が見られました。また、ドアのレールにたまったごみを掃除してくれる生徒もいました。

 

「みなさんも『ぴかぴかがかり』になれましたか?」と声をかけると「はい!」という元気な返事が返ってきました。

 

今では、係の仕事ではなくても「やりたいんです。」と、黒板消しやお便りの配布を積極的にするようになりました。給食の配膳を失敗してしまった時に、率先して拭いてくれる生徒もいます。

こんな姿を見ると、みんなのために働ける子ども達が増えてきて、これも成長だと感じ、嬉しく思います。

 

明日は終業式。大掃除でも、毎日使っている教室や身の回りのものに感謝をして、きれいにできるといいですね。

2年2組担任