1. ホーム
  2. 才教ダイアリー
  3. 2019

才教ダイアリー2019

生徒総会 ~才教学園最高学年の自覚、その一歩~

投稿日:2020.02.18

 第15回さいきょう祭の準備に奔走した2学期。ミュージカルの裏で新生徒会の準備も着々と進み、いよいよ8年生が才教学園を背負って立つときが訪れました。

今年の生徒会長立候補者は6名。11月は、学校に対する熱い思いを掲げ、立会演説会、教室訪問、投開票まで全力で駆け抜けました。三役決定後は各委員会の構成も決まり、学校を背負って立つ自覚を高めるため、一人ひとりに任命書を手渡しました。

その反応は、「希望した委員に入ることができて良かった。」「リーダーとして精一杯頑張る。」「自分の希望とは違うけれど、どんなことも頑張りたい。」と、決意の言葉が溢れていました。

任命の翌日から、各委員会は新企画の立案やこれまでの活動の更なる充実を目指そうと、議案書の作成に入りました。冬休み明けの学年内ミニ総会では、質問に対する回答を各委員会で考え、第1回生徒総会に備えました。

 

総会前日に行ったリハーサル。挨拶、立ち位置、姿勢、椅子の座り方など細かい手順まで確認し、多くの生徒が、「はきはきした挨拶を心がけよう。」「発表内容は、これで良かったよね。」と緊張の色をのぞかせていました。

私が8年生に抱いている印象は、「度胸があり表現力に長けている学年」というものです。人前に出ることに躊躇がない彼らですから、却って「油断」が潜むのではないかと多少の不安を抱えていました。ですから、この程よい緊張感が全校生徒をリードする大きな舞台に立とうとしている彼らの心と体を引き締めているとわかり、総会の成功を確信しました。

 

3学期始業式で校長先生から「無駄なことをたくさんしないと、新しいことは生まれない。新しいことを始めよう、挑戦しよう。」とお話があったとおり、今回の生徒総会への取り組みで8年生は多くのことに挑戦し、失敗も学びも得ることができました。

 

学年末試験を控え忙しい現在、「9年生を送る会」の準備も手を抜かず、昨年以上によい会にしようとしています。学園を引っ張っていくには課題もたくさんありますが、力のある8年生がこの1年でどこまで成長し、どのように「最高学年のあるべき姿」を見せてくれるのかを楽しみに、その歩みを見守っていきたいと思います。

 

令和2年度生徒会本部顧問

磨かれていく

投稿日:2020.02.14

 7年2組は個性豊かな生徒が集まったクラスです。

にぎやかな子、本が大好きな子、人前に出るのが得意な子、アイドルグループが大好きな子、スキーが上手な子…。挙げたらきりがありませんが、個性豊かな面白いクラスです。

 

しかし、「いざという時に消極的になってしまう」ことがウィークポイントです。

例えば、道徳の授業。4月の頃はこちらが促すまで挙手がありませんでした。みんな自分の意見を言うのが恥ずかしいのです。

そして、学期初めに行われる「学級長決め」だけは1学期も2学期も立候補の手が挙がりませんでした。やってみたいと思っている子はいるのですが、あと一歩の勇気が出ないのです。

こんな状況から、2組の学級長はいつも推薦で決まっていました。

 

さて、冬休みを経て迎えた3学期。また学級長を決める時間がやってきました。

私は、最後くらい立候補者が出てほしいと思っていたので、「手が挙がらなかったらどうしようか…」「立候補者がいなかったからといってやり直すのもなぁ…」と不安なことばかり考えていました。

ところが、いざ学級長決めが始まり「学級長をやりたい人は!」と言った瞬間、2人の生徒が手を挙げました。一連の動作があまりにも速かったのでびっくりしましたが、それだけ強い決意の表れなのだろうと思え、とても嬉しくなりました。

2人それぞれにスピーチをしてもらい、多数決を行った結果、1人が学級長、次点の生徒は副学級長となりました。そして書記を決める際には、なんと4人が立候補をしたのです。担任としてその積極性に舌を巻きつつ、思わず笑みがこぼれてしまいました。

 今では学級三役は自覚をもって立派に役割を果たしています。

 

この1年、様々な困難がありました。それをクラス全員で乗り越えてきました。

月並みな言い方ですが、やはりそれらを乗り越えるたびに子どもは成長していきます。苦手だったことを克服し、それらが磨かれ、自分の武器へと変わっていくのです。

先に触れた道徳の授業では、今や私が板書をして振り返るときには、ほぼ全員が意見を言おうと、競うように手を挙げています。

1年後は8年生として生徒会を引き継ぎ、学校の顔となっているはずの生徒達には、今後もそれぞれの武器や強みを磨いていってほしいと思います。

 

7年2組担任

3学期の学級三役

プレゼンテーションコンテスト予選会を終えて

投稿日:2020.02.12

今年もプレゼンテーションコンテストの季節がやってきました。

プレゼンテーションコンテストは、将来、社会で不可欠なプレゼンテーション力を小中学校の年代から磨き、身につけるための、本校ならではの行事です。

予選会を勝ち抜いた5年生から7年生までの3学年の代表者が本選に進みますが、子どもたちは4年生の頃からプレゼン発表会を行ってきているため、6年生となった今年は3度目の挑戦となります。毎年のこととは言え、予選会当日は朝からピリピリムードが漂い、子どもたちは緊張感でいっぱいです。予選が始まり、自分の順番が近づくたびに表情を一層硬くしていく子ども達を、私も手に汗握る思いで見つめていました。

 

思い返せば、冬休みに入る前から準備に入ったものの、今年はパワーポイントスライドでの発表です(5年生までは紙媒体)。慣れないパソコン操作に苦戦したり、うまくまとめ切れずにスライドが70枚を越えたり(!)、伝えたいことがありすぎて仕上げた原稿が規定時間の倍をいく12分もの長さになってしまったり、それぞれ悩みは尽きませんでした。

また、3学期当初はなかなか作業が進まない子もいて、予選会に間に合うのかしら…とヒヤヒヤさせられる場面もありました。

しかし、そこはさすがの6年生。予選会が近づくにつれて、こちらが声をかけなくても細かな修正に精を出し、友達のアドバイスを聞いて原稿を修正したり、バスの中や通学途中に一生懸命原稿を覚えたり、と自ら行動する頼もしい成長した姿が見られました。

 

その結果、どの子もこれまでの努力や真剣な取り組みを見事に発揮した堂々たる発表で、リハーサルから何度も見てきた私まで思わず圧倒されてしまいました。子どもたちのプレゼン力に改めて感心した次第です。予選を振り返り、多くの子たちが「今までで一番良い発表ができた!やり切った!」と翌日の生活記録に書いてきたことも、大きな喜びでした。

そして、参観と審査に関わって下さった保護者のみなさんから「初めて知った!」「感心した!」などの感想が寄せられ、自ら調査したことや自分の考え・行動が他者に影響を与えられるのだと気づくことができたと思います。

 

しかし、これだけ全員が良い発表をしても、本選に進めるのは学年でわずか3名です。翌日の学年集会で発表したときには、悔しさをにじませたり、「来年こそは!」と早速意気込んだりと、様々な様子が見られました。

4月からは中学生に進級する子どもたち。自分の興味・関心を見つけ、追求し、より客観的な視点に立って提案していく活動が、プレゼンテーションコンテストの場だけでなく、周囲に目を向け、多くの人に伝えられるよう主体的に行動するきっかけになればと願っています。

 

62組担任

本物に触れる体験 けん玉出張講座

投稿日:2020.02.10

生活の授業でけん玉を練習している2年生。先日のけん玉出張講座に来てくださった先生は、「もしかめ」の連続記録が8時間、テレビ番組でけん玉のギネス記録に挑戦するステージにも4年連続で出ていらっしゃるそうです。

剣に玉を刺したまま「けんけんぱ」をしたり、2人や4人で行う「たこやき」という技を教えてもらったりして、成功すると「できたー!」と友だちを喜び合っていました。けん玉は、1人で黙々と練習することが多い中、複数人で楽しめる技にすっかり夢中になりました。

「ユニコーン」といって剣をおでこにつける技では、片足を上げたり回ったりして長く落とさずにいられるかを競いました。楽しいというよりも真剣な表情で、1番になろうと必死に取り組んでいました。

ひざを上手に使うポイントもわかり、短時間でけん玉が上達した子も多くいました。

「あっという間だったよ!」「もう終わったの?」と、出張講座の終わりを惜しむ声がいろいろなところで聞こえてきました。

 

その日の昼休み、いつもは外に遊びにいってしまう子たちもけん玉に勤しんでおり、楽しみがさらに深まったようです。けん玉先生の大技をやってみようと奮闘する姿も見られました。

 

「けん玉がもっと上手になりたいと思いました。」

「けん玉先生のように上手になりたいです。」

 

まだまだ続く、2年生のけん玉授業。楽しく練習をし、難しい技にも挑戦し続けてほしいです。道を極めたプロのすごさ、本物に触れる経験を通じ、子どもたちが大きく成長するよう、子どもたちと共に歩んでいきたいと思います。

 

2年2組担任

玉を落とさないよう慎重に…

「ユニコーン」を片足立ちで

子どもの名作 身近なものから

投稿日:2020.02.10

 図工科では、身近にあるものや普段は捨ててしまう材料を使って作品を作ることがあります。「なにかをつくる」のに、高価な材料を購入しなくてはいけないとか、特別なものがなければできないということはありません。空き箱や段ボール、ペットボトル、新聞紙からも、素敵なものが生まれます。それに、そうしたものは比較的簡単に量を集めることができるので、失敗を気にせず大胆に取り組める、思い切ってやり直すことができるといったメリットがあります。

 

段ボールで①「パズル」

 段ボールカッタ―で同じ大きさの段ボールを2枚切り出します。1枚はふち(枠)を残すように中を切り抜き、下地にアクリル絵の具を塗ってペンで好きな絵を描きます。裏側に2030ピースのパズルの線を引いてカッタ―で切り取り、もう1枚の段ボールの上に乗せて完成。2年生はできあがった作品を友達と交換して遊びました。

 

段ボールで②「名画の額」

 画集から好きな作家の絵を選び模写に挑戦した4年生。着色した段ボールを額にして名画を入れたら、一層素敵な作品になりました。

 

新聞紙で「モンスター」

 新聞紙でモンスターのかたちをつくり、上に貼った和紙を絵の具で着色。「さみしい思いをしている子どもと遊んでくれるモンスター」「災害で家を無くした人に家を貸してくれるモンスター」など、タイトルは世相を反映したものも。子どもたちの優しさ溢れるモンスター誕生です。

 

身近なものを利用してできることを考えると、今までゴミだと思っていたものも素敵な宝物に変身します。決められたものから決まったものを作るのではなく、ありふれたものから新しいものを生み出す経験は、これからの時代を生きていく子どもたちに必要な力なのだと思います。                      

 

図工科講師

パズル(2年)

名画の額(4年)

優しいモンスター(3年)

分岐点

投稿日:2020.02.07

カツ カツ カツ…。

昼休み、教室内に響き渡るペンの音。

静寂の空間で、唯一聞こえてくる音。

リズミカルにも聞こえるその音は、彼らの思いや気持ちを代弁しているような気がする。

私は、この音が好きだ。緊迫感の中にも厳粛さを肌で感じられる一方で、明るい未来が待ち受けているような気がしてならない。

 

長野県県立高校後期選抜まで、あと32日。

彼らは、必死で問題を解き、懸命に問題と向き合っている。

そんなとき、様々な感情が交錯するものだ。

苦しさ、辛さ、嫌気、逃避等のマイナス的な感情を抱くときがあれば、一方で、楽しさ、喜び、嬉しさ、達成感等のプラス的な感情を抱くときもある。

それらが入り交じった感情を抱きながら、彼らは今日も問題と向き合っている。

 

「敵は相手ではなく、己自身だ。」

あるプロスポーツ選手が言っていた言葉だ。

「こんな程度でいいか」「これでいいや」などと手を抜くという行為は、弱い人間のすることである。

現状維持で満足している限り、成長することはない。

自身の甘えを排除し、そして己に厳しく、ときにはストイックにならなければいけないのである。

 

彼らの夢…。

「医師」「弁護士」「プログラマー」「科学捜査官」「臨床心理士」「舞台女優」等々、より具体的な職業を挙げている人。

まだ具体的な職業ではないが、国際舞台で活躍したい等、思いは様々である。

しかし、彼らの共通の思いは「世のため人のために尽くす人」になることだ。

 

今、彼らは人生の岐路に立っている。

第一志望校合格が決してゴールではない。

辛く、苦しい受験勉強も、夢の実現のための通過点に過ぎない。

受験勉強は、夢を実現するための力を蓄えるためのものである。

ここで力を養い、蓄えておかなければ、夢を実現させることは難しい。

今、この時、この瞬間が勝負なのだ。

 

先行きの見えない状況下で、迷いや不安、焦りはあるが、彼らはそれらを打ち消すかのように自らの甘さを律し、奮い立たせ、そして追い込み、日々勉学に励んでいる。

その頑張りで、一人ひとりが描いた夢へ一歩ずつ近づいていく。

 

9年2組担任

「先生、ここどうしてもわかりません」~放課後自習室~

投稿日:2020.02.04

 帰りの会が終わると、下校までの時間を1階の自習室で学習をする生徒が集まってきます。入室時刻を記入し、本日の座席を決め、課題に取り組みます。昨年までは中学生と一緒だった自習室ですが、今年から小学生だけの部屋になりました。宿題に取り組む人や読書をする人、つい友達との会話に花が咲いてしまい注意を受ける人…教室とは違った空間が創り出されています。

 自習室は、曜日によって担当する先生がわります。担任の先生方が、時間を見て応援に来ることもあります。中には、毎回生徒に温かな声がけをしていく先生もいて、丁寧な学級指導の一端に触れたような気持ちになります。

 さて、最近は、課題のわからないところを質問してくる生徒が増えてきました。中学校と小学校高学年理科を担当している者としては、教科外の質問にやや緊張が走る瞬間です。問題を確認しどこがわからないのかを明らかにしたあと、真剣に私の説明を聞いてくれる姿を見て、逆に普段の指導のあり方を見つめなおすきっかけにもなっています。私もこのごろは、語句検索用にと自習室担当の日に国語辞典などを持参するようにしています。

「先生、ここがどうしてもわかりません。納得するまで教えてほしいです。」という姿が放課後の自習室だけではなく学校全体に更に増えていけば、才教の学力の底力は更に向上すると確信しています。

 放課後のわずかな時間ですが、本校にとってはとても貴重な時間です。こうした時間が大きな飛躍の原動力となるように、自分の身も心もピッと引き締めて自習室の担当にあたらなくてはと感じているところです。

 

自習室 木曜日担当

熱い冬を過ごした才教生 ~校内講習会を終え3学期スタート~

投稿日:2020.01.10

 17日間の冬期休業を終え、3学期始業式を迎えた才教学園。冬期休業とはいえ、そのうちの6日間は恒例の『校内冬期講習会』が行われました。6~9年の多くの生徒が、寒さと反比例するかのように、熱く学習に励みました。

毎日5コマの希望選択制をとった9年生は、県公立高校入試に向け、自分に合った教科を選択しました。「数学を強化したい」と数学3コマを選択した生徒。「理科をもう少しやっておきたいかも」と2コマ選択した生徒。5教科を万遍なく学習しようと1コマずつ選択した生徒。自分に必要なものが何かを、しっかり考えていました。講習後も「学習室」で黙々と自主学習をしたり、「質問室」で教員に質問したり、「学び合い室」で生徒同士の熱い議論を交わしながら高め合ったり…と、才教生らしい姿が多く見られました。

このような光景が、9年生のみならず、講習を行った6年生から8年生でも同じように散見されたことは、担当者として嬉しい限りです。

 

 3学期初日から多くの生徒が集まった『学習質問室』は、8年生以下の生徒も9年生と同じくらいの熱量で学習する様子が見受けられました。生徒会や部活がそうであるように、学習面・生活面でも粛々と引き継ぎが行われているようです。

 

『子年』最初の登校日、1年生の教室には『むチューでべんきょうしよう!』という板書がありましたが、9年生には、寒さに負けず、体調に気をつけながら、『行ける高校』ではなく『行きたい高校』に合格することを目指してほしいと思います。

頑張る生徒を心から応援しています!

 

『全員でなるんだ、なりたい自分に!』

 

季節講習会・学習質問室担当

学習質問室

入試対策テスト(9年生)

3学期始業日 1年生教室の黒板

どうして子犬をもらわないの?

投稿日:2019.12.25

国語の時間に、「ずうっと、ずっと、大すきだよ」の学習をしました。

初めて物語を読んだとき、多くの子が「エルフが死んでしまって、悲しかった。」という感想を持ちました。

そんな中、ある子が「となりの子が子犬をくれると言ったのに、もらわなかったのはどうしてだろう。」という疑問を口にしました。

 「たしかに…」と首をかしげる子どもたち。

 

「もらった犬が死んでしまったら、また悲しい思いをするから。」

 「となりの子がかわいそうだから。」

本当にそうでしょうか。

授業は、この疑問を解決することを目標に進めることとなりました。

 

挿絵や本文から、主人公の「ぼく」が、赤ん坊のころからエルフという犬と一緒に育ってきたこと、一緒に眠っていたこと、一緒に遊んでいたことが分かりました。

しかし、エルフと「ぼく」とでは年の取り方が違います。「ぼく」の成長よりも早く、エルフは年を取ります。

毎日世話をする「ぼく」は、階段を上れなくなったエルフを抱きかかえて自分の部屋まで連れて行き、寝るときには、「エルフ、ずうっと、大すきだよ。」と声をかけるのです。

「ぼく」がエルフに枕をあてがう場面で、最初は「ぼく」がエルフを枕にして眠っていたことに気付いた子から、「エルフにしてもらったことを、『ぼく』がお返しにやってあげている。」という意見が出ました。

さらに、「ぼく」が毎晩一緒に寝ていたから、エルフが死んでしまったことに一番早く気付いたのではないかと想像しました。昨日まで温かかったエルフが、今日は冷たく動かない……それがどんなに辛いことか、みんなが自分のことのように考えました。

 

そして改めて、はじめの疑問に戻るのです。

「となりの子が子犬をくれると言ったのに、もらわなかったのはどうしてだろう。」

 

「悲しみでいっぱいだから。」

「エルフのことが忘れられないから。」

「エルフの代わりはいないから。」

「エルフは家族だったから。家族の代わりはいないから。」

物語を丁寧に読んできた子どもたちは、「ぼく」が子犬をもらわなかった理由をきちんと想像できたようです。

学習の最後に、もう一度感想を書きました。

 

***

赤ちゃんのときからずっといっしょで、エルフがしぬまで「ぼく」がせわをして、まいばん「大すきだよ。」といっていました。かいだんをのぼれなくなっても、のぼらせてあげるのが、やさしいとおもいました。だから、エルフは「ぼくの犬」なんだとおもいました。「せかいでいちばんすばらしい犬」なのは、大すきといういみだとおもいました。いまは、エルフのことでこころがいっぱいだから、となりの子から子犬をもらわないんだとおもいます。はじめは、かなしいおはなしだとおもっていたけど、べんきょうをしたら、かなしいだけじゃなくて、うれしいこともたのしいこともあったのがわかりました。だから、だんだんじかんがたったら、また犬をかいたい気もちになるかもしれないとおもいました。ほかのペットをかっても「ずうっと、ずっと、大すきだよ。」といってあげられるのが、やさしいとおもいました。

***

 

困っている人の話、怒っている人の話、悲しんでいる人の話、そういう話をいっぱい読むと、少しずつですが、そういう人たちの気持ちがわかるようになります。人の気持ちがわかると優しい人間になれます。優しさというのは、言わば想像力のことです。

冬休み中も、心が豊かになるような本をたくさん読んで、想像力を育みましょう。

 

1年1組担任

手作りのクリスマスオーナメント

投稿日:2019.12.13

この時期になると本校の受付ロビーに大きなクリスマスツリーが設置されます。1年ぶりの登場となりますが、その時点ではツリーに飾りは殆どついておらず、緑の枝葉のみの状態です。

 

ツリーが出されたことに気付くと、美術部員が動き出します。美術部でツリーの飾り付けをすることは、もはや才教学園の恒例になっており、歴代の部員達はオーナメントを手作りしてきました。その数が毎年増えていき、生徒達が足を止めてひとつひとつのオーナメントをじっくり見てくれたり、1年生が見学に来て学期末の記念写真を撮っていったりするので、部員達にも張り合いが生まれています。

 

美術部が関わる前のツリーは、電飾と市販のオーナメントを幾つかぶら下げただけの、少々寂しいものでした。そこで、きれいに飾って小さな下級生を喜ばせてあげようと美術部のメンバーがオーナメントを作ったことから、この活動は始まりました。

 

最初の頃は樹脂粘土を使って雪だるまや星を作ったり、拾ったシダーローズに金や銀のペンキをスプレーして飾り付けたり、枝に華やかなリボンを結んだりしていましたが、数年前からフェルトでサンタクロースや動物、キャラクターやオリジナルのモンスター等、様々なオーナメントを作るようになりました。

フェルト細工の腕前もぐんぐん向上し、まるでプロの作品のようなものもあります。先輩たちが作ったものを代々受け継ぐだけでなく毎年新しく作り足しているので、少しずつ増えて賑やかになっています。今では部員たちのオリジナル作品だけで数が足りるようになり、シダーローズも余って残るようになりました。

今年の新作も、完成次第ツリーにぶら下がりますので、それを探すことも楽しんでもらえたら嬉しいです。

 

才教学園にお越しの際は、ぜひこのツリーにも目を向けてみてください。活動の一端ではありますが、部員達の作品を見ていただけましたら幸いです。

 

 美術部顧問