投稿日:2020.02.10
生活の授業でけん玉を練習している2年生。先日のけん玉出張講座に来てくださった先生は、「もしかめ」の連続記録が8時間、テレビ番組でけん玉のギネス記録に挑戦するステージにも4年連続で出ていらっしゃるそうです。 剣に玉を刺したまま「けんけんぱ」をしたり、2人や4人で行う「たこやき」という技を教えてもらったりして、成功すると「できたー!」と友だちを喜び合っていました。けん玉は、1人で黙々と練習することが多い中、複数人で楽しめる技にすっかり夢中になりました。 「ユニコーン」といって剣をおでこにつける技では、片足を上げたり回ったりして長く落とさずにいられるかを競いました。楽しいというよりも真剣な表情で、1番になろうと必死に取り組んでいました。 ひざを上手に使うポイントもわかり、短時間でけん玉が上達した子も多くいました。 「あっという間だったよ!」「もう終わったの?」と、出張講座の終わりを惜しむ声がいろいろなところで聞こえてきました。 その日の昼休み、いつもは外に遊びにいってしまう子たちもけん玉に勤しんでおり、楽しみがさらに深まったようです。けん玉先生の大技をやってみようと奮闘する姿も見られました。 「けん玉がもっと上手になりたいと思いました。」 「けん玉先生のように上手になりたいです。」 まだまだ続く、2年生のけん玉授業。楽しく練習をし、難しい技にも挑戦し続けてほしいです。道を極めたプロのすごさ、本物に触れる経験を通じ、子どもたちが大きく成長するよう、子どもたちと共に歩んでいきたいと思います。 2年2組担任
玉を落とさないよう慎重に…
「ユニコーン」を片足立ちで
投稿日:2020.02.10
図工科では、身近にあるものや普段は捨ててしまう材料を使って作品を作ることがあります。「なにかをつくる」のに、高価な材料を購入しなくてはいけないとか、特別なものがなければできないということはありません。空き箱や段ボール、ペットボトル、新聞紙からも、素敵なものが生まれます。それに、そうしたものは比較的簡単に量を集めることができるので、失敗を気にせず大胆に取り組める、思い切ってやり直すことができるといったメリットがあります。 段ボールで①「パズル」 段ボールカッタ―で同じ大きさの段ボールを2枚切り出します。1枚はふち(枠)を残すように中を切り抜き、下地にアクリル絵の具を塗ってペンで好きな絵を描きます。裏側に20~30ピースのパズルの線を引いてカッタ―で切り取り、もう1枚の段ボールの上に乗せて完成。2年生はできあがった作品を友達と交換して遊びました。 段ボールで②「名画の額」 画集から好きな作家の絵を選び模写に挑戦した4年生。着色した段ボールを額にして名画を入れたら、一層素敵な作品になりました。 新聞紙で「モンスター」 新聞紙でモンスターのかたちをつくり、上に貼った和紙を絵の具で着色。「さみしい思いをしている子どもと遊んでくれるモンスター」「災害で家を無くした人に家を貸してくれるモンスター」など、タイトルは世相を反映したものも。子どもたちの優しさ溢れるモンスター誕生です。 身近なものを利用してできることを考えると、今までゴミだと思っていたものも素敵な宝物に変身します。決められたものから決まったものを作るのではなく、ありふれたものから新しいものを生み出す経験は、これからの時代を生きていく子どもたちに必要な力なのだと思います。 図工科講師
パズル(2年)
名画の額(4年)
優しいモンスター(3年)
投稿日:2020.02.07
カツ カツ カツ…。 昼休み、教室内に響き渡るペンの音。 静寂の空間で、唯一聞こえてくる音。 リズミカルにも聞こえるその音は、彼らの思いや気持ちを代弁しているような気がする。 私は、この音が好きだ。緊迫感の中にも厳粛さを肌で感じられる一方で、明るい未来が待ち受けているような気がしてならない。 長野県県立高校後期選抜まで、あと32日。 彼らは、必死で問題を解き、懸命に問題と向き合っている。 そんなとき、様々な感情が交錯するものだ。 苦しさ、辛さ、嫌気、逃避等のマイナス的な感情を抱くときがあれば、一方で、楽しさ、喜び、嬉しさ、達成感等のプラス的な感情を抱くときもある。 それらが入り交じった感情を抱きながら、彼らは今日も問題と向き合っている。 「敵は相手ではなく、己自身だ。」 あるプロスポーツ選手が言っていた言葉だ。 「こんな程度でいいか」「これでいいや」などと手を抜くという行為は、弱い人間のすることである。 現状維持で満足している限り、成長することはない。 自身の甘えを排除し、そして己に厳しく、ときにはストイックにならなければいけないのである。 彼らの夢…。 「医師」「弁護士」「プログラマー」「科学捜査官」「臨床心理士」「舞台女優」等々、より具体的な職業を挙げている人。 まだ具体的な職業ではないが、国際舞台で活躍したい等、思いは様々である。 しかし、彼らの共通の思いは「世のため人のために尽くす人」になることだ。 今、彼らは人生の岐路に立っている。 第一志望校合格が決してゴールではない。 辛く、苦しい受験勉強も、夢の実現のための通過点に過ぎない。 受験勉強は、夢を実現するための力を蓄えるためのものである。 ここで力を養い、蓄えておかなければ、夢を実現させることは難しい。 今、この時、この瞬間が勝負なのだ。 先行きの見えない状況下で、迷いや不安、焦りはあるが、彼らはそれらを打ち消すかのように自らの甘さを律し、奮い立たせ、そして追い込み、日々勉学に励んでいる。 その頑張りで、一人ひとりが描いた夢へ一歩ずつ近づいていく。 9年2組担任
投稿日:2020.02.04
帰りの会が終わると、下校までの時間を1階の自習室で学習をする生徒が集まってきます。入室時刻を記入し、本日の座席を決め、課題に取り組みます。昨年までは中学生と一緒だった自習室ですが、今年から小学生だけの部屋になりました。宿題に取り組む人や読書をする人、つい友達との会話に花が咲いてしまい注意を受ける人…教室とは違った空間が創り出されています。
自習室は、曜日によって担当する先生がわります。担任の先生方が、時間を見て応援に来ることもあります。中には、毎回生徒に温かな声がけをしていく先生もいて、丁寧な学級指導の一端に触れたような気持ちになります。
さて、最近は、課題のわからないところを質問してくる生徒が増えてきました。中学校と小学校高学年理科を担当している者としては、教科外の質問にやや緊張が走る瞬間です。問題を確認しどこがわからないのかを明らかにしたあと、真剣に私の説明を聞いてくれる姿を見て、逆に普段の指導のあり方を見つめなおすきっかけにもなっています。私もこのごろは、語句検索用にと自習室担当の日に国語辞典などを持参するようにしています。
「先生、ここがどうしてもわかりません。納得するまで教えてほしいです。」という姿が放課後の自習室だけではなく学校全体に更に増えていけば、才教の学力の底力は更に向上すると確信しています。
放課後のわずかな時間ですが、本校にとってはとても貴重な時間です。こうした時間が大きな飛躍の原動力となるように、自分の身も心もピッと引き締めて自習室の担当にあたらなくてはと感じているところです。
自習室 木曜日担当
投稿日:2020.01.10
17日間の冬期休業を終え、3学期始業式を迎えた才教学園。冬期休業とはいえ、そのうちの6日間は恒例の『校内冬期講習会』が行われました。6~9年の多くの生徒が、寒さと反比例するかのように、熱く学習に励みました。 毎日5コマの希望選択制をとった9年生は、県公立高校入試に向け、自分に合った教科を選択しました。「数学を強化したい」と数学3コマを選択した生徒。「理科をもう少しやっておきたいかも」と2コマ選択した生徒。5教科を万遍なく学習しようと1コマずつ選択した生徒。自分に必要なものが何かを、しっかり考えていました。講習後も「学習室」で黙々と自主学習をしたり、「質問室」で教員に質問したり、「学び合い室」で生徒同士の熱い議論を交わしながら高め合ったり…と、才教生らしい姿が多く見られました。 このような光景が、9年生のみならず、講習を行った6年生から8年生でも同じように散見されたことは、担当者として嬉しい限りです。 3学期初日から多くの生徒が集まった『学習質問室』は、8年生以下の生徒も9年生と同じくらいの熱量で学習する様子が見受けられました。生徒会や部活がそうであるように、学習面・生活面でも粛々と引き継ぎが行われているようです。 『子年』最初の登校日、1年生の教室には『むチューでべんきょうしよう!』という板書がありましたが、9年生には、寒さに負けず、体調に気をつけながら、『行ける高校』ではなく『行きたい高校』に合格することを目指してほしいと思います。 頑張る生徒を心から応援しています! 『全員でなるんだ、なりたい自分に!』 季節講習会・学習質問室担当
学習質問室
入試対策テスト(9年生)
3学期始業日 1年生教室の黒板
投稿日:2019.12.25
国語の時間に、「ずうっと、ずっと、大すきだよ」の学習をしました。 初めて物語を読んだとき、多くの子が「エルフが死んでしまって、悲しかった。」という感想を持ちました。 そんな中、ある子が「となりの子が子犬をくれると言ったのに、もらわなかったのはどうしてだろう。」という疑問を口にしました。 「たしかに…」と首をかしげる子どもたち。 「もらった犬が死んでしまったら、また悲しい思いをするから。」 「となりの子がかわいそうだから。」 本当にそうでしょうか。 授業は、この疑問を解決することを目標に進めることとなりました。 挿絵や本文から、主人公の「ぼく」が、赤ん坊のころからエルフという犬と一緒に育ってきたこと、一緒に眠っていたこと、一緒に遊んでいたことが分かりました。 しかし、エルフと「ぼく」とでは年の取り方が違います。「ぼく」の成長よりも早く、エルフは年を取ります。 毎日世話をする「ぼく」は、階段を上れなくなったエルフを抱きかかえて自分の部屋まで連れて行き、寝るときには、「エルフ、ずうっと、大すきだよ。」と声をかけるのです。 「ぼく」がエルフに枕をあてがう場面で、最初は「ぼく」がエルフを枕にして眠っていたことに気付いた子から、「エルフにしてもらったことを、『ぼく』がお返しにやってあげている。」という意見が出ました。 さらに、「ぼく」が毎晩一緒に寝ていたから、エルフが死んでしまったことに一番早く気付いたのではないかと想像しました。昨日まで温かかったエルフが、今日は冷たく動かない……それがどんなに辛いことか、みんなが自分のことのように考えました。 そして改めて、はじめの疑問に戻るのです。 「となりの子が子犬をくれると言ったのに、もらわなかったのはどうしてだろう。」 「悲しみでいっぱいだから。」 「エルフのことが忘れられないから。」 「エルフの代わりはいないから。」 「エルフは家族だったから。家族の代わりはいないから。」 物語を丁寧に読んできた子どもたちは、「ぼく」が子犬をもらわなかった理由をきちんと想像できたようです。 学習の最後に、もう一度感想を書きました。 *** 赤ちゃんのときからずっといっしょで、エルフがしぬまで「ぼく」がせわをして、まいばん「大すきだよ。」といっていました。かいだんをのぼれなくなっても、のぼらせてあげるのが、やさしいとおもいました。だから、エルフは「ぼくの犬」なんだとおもいました。「せかいでいちばんすばらしい犬」なのは、大すきといういみだとおもいました。いまは、エルフのことでこころがいっぱいだから、となりの子から子犬をもらわないんだとおもいます。はじめは、かなしいおはなしだとおもっていたけど、べんきょうをしたら、かなしいだけじゃなくて、うれしいこともたのしいこともあったのがわかりました。だから、だんだんじかんがたったら、また犬をかいたい気もちになるかもしれないとおもいました。ほかのペットをかっても「ずうっと、ずっと、大すきだよ。」といってあげられるのが、やさしいとおもいました。 *** 困っている人の話、怒っている人の話、悲しんでいる人の話、そういう話をいっぱい読むと、少しずつですが、そういう人たちの気持ちがわかるようになります。人の気持ちがわかると優しい人間になれます。優しさというのは、言わば想像力のことです。 冬休み中も、心が豊かになるような本をたくさん読んで、想像力を育みましょう。 1年1組担任
投稿日:2019.12.13
この時期になると本校の受付ロビーに大きなクリスマスツリーが設置されます。1年ぶりの登場となりますが、その時点ではツリーに飾りは殆どついておらず、緑の枝葉のみの状態です。
ツリーが出されたことに気付くと、美術部員が動き出します。美術部でツリーの飾り付けをすることは、もはや才教学園の恒例になっており、歴代の部員達はオーナメントを手作りしてきました。その数が毎年増えていき、生徒達が足を止めてひとつひとつのオーナメントをじっくり見てくれたり、1年生が見学に来て学期末の記念写真を撮っていったりするので、部員達にも張り合いが生まれています。
美術部が関わる前のツリーは、電飾と市販のオーナメントを幾つかぶら下げただけの、少々寂しいものでした。そこで、きれいに飾って小さな下級生を喜ばせてあげようと美術部のメンバーがオーナメントを作ったことから、この活動は始まりました。
最初の頃は樹脂粘土を使って雪だるまや星を作ったり、拾ったシダーローズに金や銀のペンキをスプレーして飾り付けたり、枝に華やかなリボンを結んだりしていましたが、数年前からフェルトでサンタクロースや動物、キャラクターやオリジナルのモンスター等、様々なオーナメントを作るようになりました。
フェルト細工の腕前もぐんぐん向上し、まるでプロの作品のようなものもあります。先輩たちが作ったものを代々受け継ぐだけでなく毎年新しく作り足しているので、少しずつ増えて賑やかになっています。今では部員たちのオリジナル作品だけで数が足りるようになり、シダーローズも余って残るようになりました。
今年の新作も、完成次第ツリーにぶら下がりますので、それを探すことも楽しんでもらえたら嬉しいです。
才教学園にお越しの際は、ぜひこのツリーにも目を向けてみてください。活動の一端ではありますが、部員達の作品を見ていただけましたら幸いです。
美術部顧問
投稿日:2019.12.10
先日、8年生が松本南幼稚園へ保育実習に行きました。
家庭科の授業の一環であるこの実習。夏ごろから準備は始まっていて、フェルト地に刺繍を入れた名札などを授業の中で作成していました。「幼稚園の子どもたちに喜んでほしい。」とプレゼントするおもちゃは、紙コップに張ったゴムの反動を使ってフェルトのボールを射出する仕組みのもので、一緒に遊ぶために心を込めて作っていました。
実習当日、小さな子どもたちとの交流を楽しみに朝からワクワクしている8年生。
準備を整え、いざ松本南幼稚園へ!
幼稚園に到着するやいなや、教室へ案内され交流がスタート。ぐいぐい押し寄せてくる年長さんたちの勢いにつられて緊張はどこへやら……みんな満面の笑顔で遊んでいました。
話をしたり遊んだりして慣れて余裕が出てくると、遊び終わったものの片づけをしたり、昼食の用意を手伝ったり、「(ハンカチで)手を拭こうね。」と声をかけたり、持ち前の明るさを存分に発揮して年長さんたちと関わっていました。
その後、場所を体育館へ移して歌の交歓会が始まりました。8年生がさいきょう祭のミュージカル『美女と野獣』で歌った「Be Our Guest」と「美女と野獣」を披露すると、みんなニコニコ笑顔で聴いてくれて、「ろうそくさんの名前って何だっけ?」と横の友達に尋ねていた年長さんも…。
お返しに「おひさまになりたい」と「にじ」の2曲をプレゼントしてくれた年長さんに向けられた8年生の優しい笑顔は、なんだかお父さん・お母さんのそれと同じようにも見えました。
和やかな時間が過ぎ、園児のみなさんが並んで作った道をハイタッチしながら通り抜け、「ありがとー。」「バイバーイ。」と最後の最後まで温かい交流ができました。中には「かえらないでー(泣)!」と言ってくれた子もいて、とても名残惜しい気持ちになりました。
「楽しかった。」「かわいかった。」「やりがいがあった。」「小さい子を育てるのは大変。」「接し方が難しかった。」「たくさんのエネルギーをもらえた。」「気疲れしも少ししたけれど、とても満足!」「戸惑いもあったけれど、小さな子に寄り添えた。」「自分が小さかったときの純粋な気持ちを思い出した。」「また行きたい。」「毎日こうやってふれあっている幼稚園の先生を、とても尊敬します。」
次の日の生活ノートは、実習の感想で溢れていました。
このほど、生徒会の引き継ぎも終わり9年生から大切なバトンを託された8年生。
授業で得た貴重な体験も活かし、才教学園のリーダーとして大きく成長することを願います。
8学年主任
投稿日:2019.12.06
医薬品の正しい使い方や、危険ドラッグによる心と体への影響などを学ぶ「薬物乱用防止教室」が行われました。年1回、薬剤師会の方を講師に迎え、5年生と7年生を対象に開催しているものです。
5年生では薬の正しい使い方についての学習をします。薬は、人間に本来備わっている「自然治癒力」だけで回復できないときに、助けとなってくれるもの。様々な種類がありますが、それぞれに理由があって開発された薬なので、決められた用途・用法・用量で使用しなくてはならないということを重点的にお話していただきました。
7年生では、たばこやアルコール、薬物が心身に及ぼす影響についての学習を。今年度は新たな内容を取り入れ、7年生に「ゲーム障害」についてのお話をしていただきました。
現在、全国でゲーム障害が深刻化してきているそうです。昨年、WHOはゲーム障害を病気(デジタルヘロイン)と認定し、依存症と同じ「精神疾患」として位置づけました。ゲームは脳に悪影響を及ぼし、前頭前野の神経を損傷させることもわかっているそうです。
授業後の感想文を見ると、ゲームにも依存性があることに驚いた生徒が多くいました。身近なゲームや電子機器が、よもや「病気」の原因になるとは思っていなかったようです。
ある生徒の感想には、自分が過去にゲームに夢中になった時期があったと書かれていました。しかし、勉強を先にしてから自分の好きなことをするように行動を変えていったら、成績が上がり、勉強も楽しくなり、ゲームをすることは必然的に少なくなったとありました。
多くの生徒が「ゲーム依存にならないようにしたい」と感想を寄せた通り、ゲームやネット環境に潜む大きな危険性を知ることができたのではないかと思います。
今回のお話が、ゲームやSNS等のネットのあり方と正しい使い方について、自分自身や家族と共に考えるきっかけとなることを願っています。
養護教諭
投稿日:2019.12.03
卓球部男子が創部はじめての市中大会3位に加え創部2度目の県大会出場の切符を手にしました。 才教学園ではこの時期、さいきょう祭あり、期末テストありと、練習にかけられた時間がほとんどありませんでした。特に8年生部員にはさいきょう祭(ミュージカル)で主役級の子が多く、そのような中でも、卓球にかける気持ちが途切れないようにと、私は部員に対し声をかけていました。 だから、部員たちはさいきょう祭の係活動や発表の練習が放課後にあっても、必ず顔を出し、「片付けだけでもやります」と、下校時間ぎりぎりまで手伝ってくれていました。また、どうしても部活を行う時間がなかったときには、終わりの挨拶だけに来たり、すでに挨拶が終わった後で帰る直前に顔を出したりしたこともありました。 そうやって、部の一員であることを常に考え、大会への思いを切らさずに活動できたことが、今回の結果につながったのではないかと思っています。 中信地区のレベルや、各チームのポイント差が大きくないことを考えると、1月の県大会では上位を狙えるチャンスがあるかもしれない、と思います。 私も顧問として、できることは多くはありませんが、限られた中でできる限りのサポートをし、一つでも多く勝てるように指導をしていきたいと思います。 県大会を楽しむだけではなく、勝ちにこだわり頑張らせたいと思います。ご声援よろしくお願いいたします。 卓球部顧問