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才教ダイアリー2022

夏期講習

投稿日:2022.07.29

 1学期が終わり、終業式の翌日から始まった夏期講習会。6~8年では主として1学期に学習したことの復習を中心に行いました。例えば、6年生の英語では中学1年の夏休みテキストを用いて復習を中心に、7年生の数学では発展と標準の2コースに分かれ、それぞれに小学校から1学期までに学んだことを復習しました。8年生の社会は、日本史を中心に確認しました。


 しかし9年生は違います。
 9年生の夏休みは、中学校課程の既習範囲全てを網羅するような学習が必須になります。そこで、夏期講習でも対象を絞りつつ3年間の学習の振り返りをしました。
 例えば理科の発展講座。実験や観察を元にした論述問題を中心に扱いました。昨年度の長野県公立高校学力検査の傾向を見ると思考力や表現力を問う問題が多くなっているためです。テキストを用って、論述で必要な「必要かつ十分に答える」ことを繰り返し練習しました。また、テーマに合わせて昨年度の全国高校入試問題も少しずつ解いています。長野県だけではなく他県の最新高校入試問題に挑戦することで、最新の傾向を知り、対策を立てることができます。
 今年度から高校の新教育課程が実施され、知識を基礎として、課題についてしっかりと議論し、考察する力を育成することが求められています。高校側が求める生徒像も変化し、それに伴って高校入試問題も変化をしていきます。そうした変化に対応し、自分の大きな糧となる「21世紀型スキル」をも身につけていく基礎を作っていきたいと考えています。


 夏期講習を受講したみなさん、8日間よく頑張り抜きました!
 夏休みの間に楽しい計画もあると思いますが、昨今の状況では自由にできないことも多いかもしれません。それでも、少しの息抜きをして、また2学期に!


夏期講習 理科担当

写真はいずれも令和4年度夏期校内講習のようす

みんな生きている

投稿日:2022.07.20

夏の暑さがさらに増し、緑や生き物たちで、学校の周りも生き生きしています。
そんな暑い日が続くとダラダラとしたくなるものですが、2年生は朝から元気に「水やり」です。


生活科の授業で、野菜を育て始めた2年生。
ナス、ピーマン、ミニトマトの3種類の野菜の中から、自分が育てたいものを選びました。
1年生の頃に使った朝顔の鉢で、それぞれが野菜のお世話をしました。


暑い日差しの中でも、
「早く、実ができないかな。」
・・・じっと野菜とにらめっこ。


やがて実ができると、私に
「あともう少し大きくなると収穫できる!」
「だんだん色が変わってきたよ!」
と毎日大騒ぎ。


そして、とうとう収穫のとき!
自分で育てた野菜はなんと言っても愛着があるようで、教室に帰ってからもずうっと、収穫できた野菜を眺めていました。


小さな鉢からも、立派な野菜が育つこと
元気がなかったときの野菜の葉っぱ
収穫できたときの喜びと嬉しさ
自分が育てた野菜の格別な美味しさ
植物に話しかけながら、お世話をしている姿は、まるで自分の子どもをかわいがっているようです。


自分たちと同じように植物も生きている


そう実感できた活動となりました。


また、
「いつもの給食やお弁当の野菜もみんなみたいに育ててくれる農家の人がいるから、大事に食べないといけないね。」
私がこう話すと、黙々と食べ、苦手なものも頑張って食べようとする姿が見られました。


これからも、大切な命を「いただきます!」


2年2組担任

家庭科って楽しい!

投稿日:2022.07.13

家庭科は、5年生から始まる教科です。
4月、初めての授業で5年生の教室に行きました。すると、何人かの生徒が寄ってきて、
「先生、家庭科ってどんな教科ですか?」
「私、料理をするのが大好きです!料理はしますか?」とニコニコ顔で聞いてきました。
その表情がなんとも言えず、初めての教科に胸を躍らせているのがよくわかりました。
そして同時に、生徒たちのこの最初のワクワクした気持ちを消してはいけないな、授業を工夫していかなくては・・・と強く感じました。


実際に授業が始まって少し経ち、その日は「家庭科室へ探検に行こう!」という単元の日でした。
子供たちは授業が始まる前から、ちょっぴりソワソワ・・・
「どんなものが置いてあるのかな~」
「冷蔵庫ってあるのかな~」などと、口々に言っています。


実際に行ってみると、歓声をあげて楽しそうに教室内を見まわし、「食器がたくさんある!」「冷蔵庫あったー!」と。


現在はコロナウィルスの影響で、調理実習ができないため見学だけになってしまいましたが、せめてもと思い、実際に包丁を握ってエアーで切る練習をしたり、ガスコンロを実際に子供がつけてみたりと、体験も少ししました。
とても楽しそうで、初めて包丁を握った子は、「包丁の持ち方ってこんな風にするんだ!」
ガスコンロも意外とつけるのが難しかったらしく「うわー、つかない。想像より力がいるんだ!」と驚いていました。
制限が多い中でも、体験させてあげることの大切さを実感しました。
その後も楽しそうに授業を受けていて、私まで嬉しくなります。


家庭科は、5年生から9年生まである教科です。そして、私たちの生活に大きく密着している教科です。調理に始まり、裁縫や洗濯のこと、栄養素のことなど、学校で学んだことを普段の生活の中で生かし、実践する力をつけて欲しいと思います。


~1学期の授業感想より~
〈5年生〉
「5年生で初めての家庭科だったので、緊張したけど面白かったし、とても楽しかった!2学期もがんばりたいです。」
「家庭科の授業は、楽しみだったけど、やってみるとやっぱり楽しかった。知らないこともたくさん知れてよかった。」
〈8年生〉
「日々の生活において、とても役立つことが学べて良かったです。」
「洗濯に関する知識も増え、家族に頼らなくても、自分の力で解決できるようになった。服に関する知識も増え、全体を通して楽しく学ぶことができた。」
「アイロンがけをしっかりやったのは初めてで、大変だったけど凄く楽しかった。自分の制服ぐらいは自分でアイロンをかけようと思います。」
「授業でやったことを生かして、家でもお手伝いの一環としてアイロンや洗濯を実践できたので良い学びでした。家庭科での学びは将来に生かせることなので、何度もやって定着させていきたいです。1学期、とても楽しかったです!」


家庭科担当

8年 「アイロンかけ実習」

8年「 浴衣着付け実習」

6年 「家庭の仕事をしよう」

「学びをどう活かすか」

投稿日:2022.07.08

 7年生が楽しみにしていた宿泊研修が終わりました。2日間の校外学習の様子を見ていて、学習机に向かう勉強同様、多くの生徒がメモを取ったり写真を撮ったりして能動的な活動ができていたと感じました。
 しかし、今回の学びは、各施設の歴史や平和についてだけではありません。それ以外の部分も学ばなければいけない研修でした。外に出たことで、自分たちの現状を把握し、「今のままでは、将来良い生活を送っていくことができないかもしれない」と気付くこともあったでしょう。
 帰校後の解散式で、学年主任から「7年生の課題は周りが見えなくなってしまう」との話がありました。自分さえ良ければいい、自分達さえ良ければいい、という自己中心的な考えをもっている人はこの学年にはいないーーーそれはよく分かっています。
 とはいえ、仲間と一緒になってしまうと、ついつい周囲の状況が見えなくなってしまう場面があります。日頃できていないことが、場所を変えたからといってできるはずがありません。もう一度、自分の生活態度を見直し、自分自身を成長させていくための機会を得られた宿泊研修でした。


 さて、学校生活では色々な経験や体験がありますが、それらを日々の生活にどのように結び付けるかが重要です。
 今回の研修で見学させていただいた『富岡製糸場』が発展したのはなぜでしょうか。端的に言えば、お互いを理解し合い、良いところを取り入れ、働く人達が懸命に目的を達成させようと支え合いながら努力を続けたからです。
 学校生活では目標を設定することが多いですが、実際に達成させるための努力を続けていますか? なんとなく設定し、なんとなく進めていませんか?
 無言館で見た作品や紹介文の数々を思い出せば、「なんとなく生活する」ということが、どれほど贅沢なことか、私たちがどれほど恵まれた環境で暮らせているか、そのありがたさが身に迫ります。
 感じたこと、学んだことを日々の生活に落とし込んで考え、自分を成長させる行動を起こし、努力を続けていくことが大切です。


7年2組担任

富岡製糸場・操糸所を見学中の7年生

無言館「絵筆のベンチ」前で

6年生、研鑽と修養の旅

投稿日:2022.07.05

 才教学園では、小学校課程最高学年である6学年の大きな行事に「研修旅行」があります。東北の福島・宮城、そして栃木県の日光へ、今年度は6月末から7月の初めにかけて、2泊3日の行程です。
 「旅行」といっても、中心にあるのは「研修」。タイトルにもある通り、「研鑽」と「修養」を意味します。つまり、学問を深く究めること、そして、品性を磨き人格を高めることが、才教学園の研修旅行の目的です。今年度の6学年は「報恩謝徳」という目標を掲げ、あらゆるもの・ことへの感謝を意識して旅行に臨みました。


 研修は福島県から始まります。1日目は、野口英世記念館、鶴ヶ城、日新館に赴きました。初めて知ること、実物を見られること、実際に体験できることに終始前向きな生徒たち。そのような生徒の姿を見て、私もわくわくが止まりません。学習における「実体験」の大切さを改めて実感した初日となりました。
 2日目は宮城県で震災の学習を行いました。この研修旅行における、大きなテーマの一つです。前日の雰囲気とは変わり、子どもたちの表情は終始真剣でした。この学年の子どもたちが生まれた年に起こった東日本大震災。いまだ消えぬその爪痕から、子どもたちは防災への意識を高めることができました。「これは学年で取り組んでいるSTEAM学習へしっかりとつなげていきたい」と、私も気持ちを新たにしました。
 最終日は北関東まで下り、日光東照宮を見学しました。江戸時代に思いを馳せながら、建造物の美しさや、歴史を感じることができました。事前学習で知った、三猿、眠り猫、陽明門や薬師寺の鳴竜に子どもたちも感動していました。


 研修旅行中は、感謝の言葉があらゆる場面で聞こえました。感謝の気持ちを抱き、それを伝えるということは、学校生活や家庭生活でも忘れずにいてほしいと思います。この研修旅行を立派に成し遂げた6学年の生徒たちが、学びをいかし、さらに成長していく姿に、大いに期待しています。


6年2組担任

雄大な鶴ヶ城

會津藩校 日新館:昔は「門を通る」ときの決まりもあったそう。

日光東照宮の社号標前で。奥には石鳥居も見えます。

英会話力、レベルアップしています③

投稿日:2022.07.01

◆Elina先生
 I found the students at the Saikyo are really enthusiastic. They are dedicated to upgrading their skills. The students are highly interactive, attentive and well mannered.


 F・K(grade 5) for example is highly proactive. She shows keen interest in learning newer vocabularies. She likes to keep the conversation on.
 U・Y(grade5)is attentive. He is a champion and won't give up. He puts an effort to respond to the tutor.
 Some are shy like M・M and O・K(grade 5) but are definitely smart and eager to learn.


 I have noticed that many older students have a strong background in a wide range of subjects.


 H・M(grade 9) has on point pronunciation, smooth language and aspires to extend knowledge of vocabulary.
 Y・K(grade7) is comfortable and gets the most out of the session.
 I・G(grade8) takes feedback without compromise with a swift response.


 If I have to mention one improvement that can help the classes it would be: to reduce the background noise.
 Thank you



◆Bipendra先生
 The students of Saikyo are very disciplined and attentive. They are keen to learn English Language and are also giving their best efforts to improve their communication skills. There are many students whose English is very good, particularly of Grade 9.
 Though some students of Grade 5 are finding difficulty in understanding English, they are trying their best and I am also helping them with few Japanese words whenever needed.
 I can see the improvements they have made in these couple of months. They are doing very good. In addition, I enjoy talking with them because they are ready to express themselves which is very important for the communication.


 I am really impressed with the English language skill of some students like K・T, K・K (grade 9), Y・T(grade 8). All are very good in expressing themselves.
 They are always willing to learn new words. Basically we talk about the weekends, Japanese festivals, Cities, Japan, foods, hobbies, etc.
 I believe, these online classes through JPAL are very beneficial for the students. They are getting the platform to practice and improve their English communication skills.
 Thank you

英会話力、レベルアップしています②

投稿日:2022.07.01

◆Sagina先生
 The students of Saikyo School are really cheerful and polite. They are doing an amazing job.
 The effort and dedication, they are showing is quite commendable. Students are very confident and comfortable in the class. Moreover, they are energetic. So, it's always fun to talk with them.


 At the beginning, students weren't able to express their ideas and opinions but from the second class, they started opening up and actively involved in the conversation.
 Although, some students struggle while responding back, I am happy to see that they are giving their full effort.
 Overall, they are enthusiastic to learn new things and are always eager to expand their knowledge.
 Everyone is doing great but I would like to thank K・T (grade 7), K・H and I・Y(grade 8) for showing continuous improvements over the past few months. Their speaking skill has improved considerably due to their determination towards English Language.
 Thank you



◆Lumana先生
 Every students of Saikyo are doing very well and are trying their best to speak and read. All the students are enthusiastic and polite. It is fun and nice to talk with the students as they get an opportunity to share their skills (speaking and reading).


Saikyo School students' Feedback and Comments
-They are doing amazing work as some students are speaking very well.
-They can understand English but sometimes have difficulty in responding back.
-From the first class. They have opened up and talked about daily life, Likes and dislikes.
-They have been asking many questions and also tried their best to answer back.
-Different students have different levels of learning English and are slowly improving and developing their skills.
-They are more and more eager to learn vocabulary, difficult words to use it more comfortable in speaking.
-I know, it is difficult for some students to make sentences or questions to ask but they have been trying well.
-Older students are more fluent in speaking the language, also open to talk and share their individual views and opinions.
-Their communicating skills are gradually improving and also engage in the conversation.
-They have lot to say but sometimes fail to construct a proper sentence. Its ok, practice helps them to improve on it.


 Every student has their own time and capacity to develop their skills through speaking, listening, reading or even watching. They are always energetic to listen or to communicate with us and share their days about how they spend their time. It is always a happy feeling and good seeing the students improve their skills and being more confident about communication. Hope they learn new things and get comfortable with the language. They have adapt the learning process and continue to engage in the conversation, even if it is little difficult.
 Student's eagerness has made lot of improvements to have them motivated to speak more and have genuine interest in the language. When we encourage them, they show their skills in another level. It helped in learning and communicating. With more practice, I know they will do better than before. This has been a great opportunity for the students to talk with diverse people and improve on their conversational skills.
 Thank you.

英会話力、レベルアップしています①

投稿日:2022.07.01

 3年目を迎えたJ-PAL英会話。いわゆる英語の4技能・・・「聞く(Listening)」「話す(Speaking)」「読む(Reading)」「書く(Writing)」のうちの「話すこと」に特化した授業を中学校課程では毎週継続して行い、これにより生徒ひとりひとりのレベルが上がっている実感があります。
 これまでは分からないとこや分からない単語があれば担当教諭に頼る場面も多々ありました。しかし、現在、私が担当する授業ではどうかというと、さらりと絵を描いて伝えたり、その場で教科書や辞書を使って調べたりしています。以前のように、簡単に私を頼ることはなくなりました。これも継続の大きな成果だと感じています。
 たとえ異なる言語を使っていても、試行錯誤すればコミュニケーションができるということを生徒自らが体験しています。加えて、オンラインの講師が担任制だということも、安心してコミュニケーションができる大きな要因だと感じています。
 今後も積極的に英語を使い、スキルをどんどん磨いてほしいと思います。


 導入から3年、講師の入れ替わりもありました。そこで、2021年度半ば頃から加わって下さっている先生4名に、才教生の印象をお聞きしました。


・才教生はみんな、新しいことを学び、知識を広げることに熱心です。
・言いたいことがたくさんあって、ちゃんとした文章にならないこともありますが、大丈夫。これからも練習していきましょう。
・高学年の生徒たちは、幅広い話題に対する経験があります。
・「自分を出す・表現する」という、コミュニケーションをとるうえで大切な心構えを持ったみなさんと話すことができて、楽しいです。


 先生方からのコメントは次回以降(英会話力、レベルアップしています②・③)に掲載しますので、 どうぞお読みください。
(基本的に原文のまま記載。個人名はイニシャル表記に修正)



★Bonus話・・・今年の体育祭で再会した卒業生から、「今でも週に1回J-PALを続けているんです」という話を聞きました。才教学園で体験した伝わる喜びを、卒業しても継続し、進学先でも英語を頑張っていると聞くと、担当として本当に嬉しく思います。


英語科主任

Ⅱ期生、初めて挑む定期テスト

投稿日:2022.06.28

 4年生までは一つの単元が終了するごとにテストが行われていましたが、5年生からは、中学生と同じように、単元テストとは別に定期テストが行われます。
 6月22日(水)のテストに向け、2週間前にテスト範囲が発表になりました。
 テスト範囲って?テスト勉強って?
 5年生にとっては、何もかもが初めての経験。そこで、定期テストへの臨み方、そして、勉強の仕方を確認しました。


・一人ひとり、テストの目標点を定めよう。
・Dailyシート(※)に毎日の学習を記録しよう。
・範囲になっているところ全部を必ず1回は自分自身で学習して、理解度を確認しよう。出来なかったところは、何度も繰り返そう。
・漢字、英単語、社会の用語などをしっかり覚えよう。覚え方は人それぞれなので、自分に合った覚え方も見つけよう。


「授業の時にはできていたのに、自分でもう一度やってみると忘れていることもあるなあ・・・」
「漢字が苦手だなあ・・・もっと練習しよう」
「社会は得意なつもりだったけれど、いざ問題を解いてみるとなかなか言葉が出てこない」
「英語は順調!!自信あるぞ!!」
 子どもたちからは、このような声が聞かれました。


 「生活の記録(日記帳)」を通して、みんなが毎日、それぞれの目標に向かって取り組んでいる様子がうかがえました。特に、週末はみんな力を入れていましたね。
 テスト前の数日間は「テストモード」とし、昼休み返上での勉強も。
「最初は遊びたいと思っていたけれど、みんなと一緒だったから、充実して取り組めて良かった」
「楽しく勉強できて良かった」
 昼休みの学習会は大成功。クラスにとても良い雰囲気が生まれました。


 ともあれ、初の定期テストで感じたことや学んだことがあるはずです。大事なことは、この経験を2学期以降につなげていくこと。
 みんなの更なる成長を期待しています。がんばろう!!


5年2組 担任


※Dailyシート:毎日の学習内容と学習時間を記入するシート。修了後、自分が各教科どれだけ勉強したかを振り返る大事な記録になります。

チームで戦う楽しさを ~卓球部より~

投稿日:2022.06.24

 本校卓球部には21名(うち中学生14名)が所属。5年生から入部できることが本校における部活動の魅力のひとつでもあり、少数精鋭ながら目標をもって一生懸命活動しています。
 先日、9年生(中学3年生)にとって集大成となる中信大会(松本会場)に参加しました。活動期間の長短はあれども、これまでの頑張りを発揮する大会です。団体戦と個人戦があり、ここ数年は両方ともエントリーしてきました。今年は、9年生の「団体戦をしたい!」という想いが仲間を増やし、部員数が団体戦登録人数ギリギリの男女6人ずつ集まりました。コロナ対策に日々の体調管理、5月末に行われた体育祭後の厳しい日程といった困難を乗り越えながら、大会当日を迎えました。


 私が卓球部の顧問になってからはまだ2ヶ月ですが、部員たちが卓球に真摯に取り組む姿勢から毎日刺激をもらっています。学生時代に卓球に取り組み、個人スポーツと考えられがちな卓球の世界で、団体戦の楽しさを味わった私自身の経験から、個人はもちろん、何とか「団体戦を体験してほしい」という思いがあります。
 その理由の一つは「試合経験を積める」こと。ここには、大きな価値があると思っています。人数の多い中学校では、3年生しか試合に出ることができないことも多いでしょう。しかし、本校は7年生(中学1年)も試合に参加します。上級生相手の真剣勝負、試合の雰囲気といったものは、練習では感じとれない経験となります。しかも、団体戦はリーグ戦。午前中に4試合が組まれ、男子は9年生の活躍で午後の決勝リーグへと進み、最大8試合に臨みました。女子も「先輩を午後の試合に連れていきたい!」と、一致団結し必死に戦いましたが、予選リーグでの敗退となり、悔し涙を流す下級生の姿がありました。
 7・8年生が多い卓球部にとって、貴重な学びの場となったこの経験は、きっと秋以降の大会につながる。私は、そう信じています。


 ここで、この大会を最後に引退した9年生からの言葉を。
「卓球は、技術はもちろん、メンタルも大事なスポーツ」
「練習のときから、頭を使って、考えて卓球をやってほしい」
「(大会で4試合を戦い)ゲーム体力が足りないと分かった」


 練習でできていたことが、試合ではなかなかできないこと。メンタルが崩れてしまうと自分の技術が発揮できないこと。考えて卓球をすることで実際の相手に立ち向かうことができること。大会に参加してゲーム体力や雰囲気を肌感覚で身につけていくこと・・・。
 自ら学び経験したことが、勝つことだけではなく、自分たち自身の人生の財産となることを信じて、今後も部員たちと卓球を楽しみ、練習に励みます。


卓球部顧問