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才教ダイアリー2022

入門期の技術科

投稿日:2022.10.03

 中学校に入学して初めて出会う教科が「技術科」です。小学校の図画工作科の流れを汲んでいますが、ちょっと趣がちがいます。


 主な授業は技術室で行われるようになりますが、この教室は生徒たちにとっては初めて使用する場所です。ここには電気の工具あり、木材加工の工具あり・・・と、7年生は毎年興味津々に入ってきます。


 今、7年生は「ペン立て」の単元が終了し、「ラック」の製作が始まりました。いずれも木工作品です。
 最初の「ペン立て」の製作では、全員がほぼ同じ図面を使用しましたが、「ラック」は基になる図面を使った自由製作となり、生徒ひとりひとりのアイディアが色々なところに生かされます。のこぎりや金づちなど、工具を使う場面も増えてきます。練習題材だった「ペン立て」の経験を生かしながら、毎年素晴らしい作品が出来上がるので、私も非常に楽しみにしています。


 本校で学習指導の柱の一つになっているSTEAM教育の中にも、「ものづくり」が入っています。得意、不得意はもちろんあるのですが、最後まで自分の考えを作品に生かそうとする過程に、生徒の大きな進歩があると考えています。
 作品との対話、工具との対話、クラスメートとの対話、私との対話・・・すべてが技術室で今行われている生徒の活動です。今年も魅力的な作品をお見せできると思いますので、その時をお楽しみに。


技術科担当

ペン立て

製作途中の「ラック」

書いて、練習して、覚えて、すぐ発表!

投稿日:2022.09.20

才教学園では通常の英語授業の他に、週1回実践的な英語が学べる時間があります。
50分授業の半分はネパールの先生とオンラインで英会話練習、もう半分でネイティブの先生の授業を受けます。
今日は、ネイティブの先生との授業の一場面を少しご紹介。


ある日の6年生の授業のテーマは「道案内」でした。
Do you remember how to ask for directions in English?
How about the expressions when you give directions?
と先生がたずねると、みんな一斉に挙手。
"Excuse me. How can I get to ABC cake shop?"
"Go straight on this street." "Turn left at the second corner!"
教科書を開かずにスラスラと答える姿を見て、先生も"Wow! That's amazing."と驚いた様子。
そして先生から、"Today's Challenge!"と、この日のゴールが提示されました。


「ペアでオリジナルの道案内の台本を考えて、ノートに書いて、覚えるまで練習して、発表します!You have 20 minutes to do all this.」
「えー? 全部この時間内にやるのですか??」と一瞬消極的な反応を見せた生徒たちでした。
しかし、それがただのフリだったことに私たちはすぐに気がつくことになるのです。


活動時間に入ると、ものすごい勢いで台本を書き始め、ものの5分ほどでノートにオリジナルの台本を書き終わり、練習に入っていました。10分後にはノートなしで立ち稽古を開始。
15分が経過する頃には、ノートを見ずに身振り手振りを加えながらロールプレイをする様子を見て、先生が "Wow. They're really amazing."と一言。
本当に20分で「書いて、練習して、覚えて、すぐ発表!」ができてしまう6年生の英語力に驚かされました。


この活動(New Crown1Take Action-Talk4-より)は本来、中学1年生が2学期の後半頃に2時間ほどかけて行う言語活動です。それを、小学校6年生でこれだけスピーディーに活動できるのは、やはり1年生から行っているEEや5年生からの本格的な英語科の授業の成果だと感じます。


6年生が今日の活動をなぜ20分でできたのか?
その理由として、才教生の英語力の土台となっている4つの要素が挙げられます。
①多くの表現や単語を口にしたことがある
②耳が良く、聞いた英語をすぐに再生できる
③英文を書くスピードが速い
④英語を話すことに慣れている


教科書に出てくる表現はすでに馴染みのものになっていて、多くの単語を丁寧に練習し積み重ねてきているので知識量も豊富、そして何より、クラスメイトと英語で話すことに抵抗がないのです。
この勢いで英語を学んでいく6年生が中学校課程に入ったら、どんなことが英語で言えているのだろう・・・とワクワクしながら、私たちは授業をしています。


英語科担当

みんなでつくる ということ

投稿日:2022.09.16

 今年の春と夏、校舎3階ホールの壁に大きな作品が展示されました。
春は「才教桜」と名付けた大きな桜の木。夏はしなる笹の木。Ⅰ期生のつくった作品たちが、大きな壁を覆いつくしていました。


220916 diary-1 才教桜.jpg


 春の桜には、花びらに上級生から下級生へ向けた激励のメッセージがいくつも書き込まれていました。木の周りの作品は、子どもたちが春に校舎を冒険したときに見つけた花や虫や乗り物などを描いて切り取ったものです。
 また、4年生は春らしい桜のリースを制作してくれました。数ある作品から自分のものを見つけ指さし、「あった!」と嬉しそうにはしゃぐ声が休み時間に聞こえてくると、春冷えした体がじんわりとあたたかくなっていった・・・そんなことを、今もはっきりと覚えています。


220916 diary-2 七夕全体.jpg
 夏の笹には、子どもたちが書いた短冊も一緒に飾りました。色とりどりの短冊に書かれたたくさんの願いごと。自分の将来への希望はもちろんですが、物々しい現代を憂い平和を願うものが多く見られ、子どもたちのやさしさに心が洗われました。


220916 diary-3 短冊 抜粋.jpg


 桜の花びら、笹の葉や七夕飾り、そして天の川は、4年生が主体的に手伝ってくれました。大きな作品なので、壁に貼る際も多くの先生方が手伝って下さり、とてもありがたかったです。
 作品が大きければ大きいほど展示は困難になっていきますが、その分、多くの人の力が集まって作り上げられた作品は本当に素晴らしいものとなります。みんなでひとつの作品をつくるということは、協力をするということであり、作品の質が増すということであり、今いる人たちでしか作り上げることのできない独自性を兼ね備えているということです。その時、その仲間たちとでしか味わえない作品の数々。ふと足を止めて眺めてくれる人を見かける度に、私は嬉しくなります。


 春と夏が終わり、秋と冬が今か今かと待ち構えていますが、3階ホールの壁が次はどんな作品で彩られるのか、とても楽しみです。


図工科担当

夏期休業が終わり・・・・

投稿日:2022.09.09

「おはようございます。」
 長い夏期休業が終わり、みんな楽しそうに教室へ入ってくる。
 夏休みの楽しい話があちらこちらで聞かれ、明るい雰囲気に包まれました。私のところにも、何人もの子どもたちが夏休みの思い出話をしようといっぺんに集まって来るものだから、なんの話か、つかもうにもつかめない状況になってしまいました。中には、私の話を聞いてくれない、と泣き出す子もいる始末。みんなにとって夏休みがとても充実したものになったということが、容易に想像できました。


 夏期休業の課題のひとつにしていた学力面。宿題や授業中の様子から、着実に力をつけてきたことが感じられます。日々の丁寧な学習により、字が上手に書けるようになった子どもが多くいたことに驚きました。こうした傾向が全体に見られたことは、保護者のみなさんが休み中に家庭での学習に力を注いでくださったおかげだと思います。


 2学期のスタートダッシュがスムーズにでき一安心です。
 この経験は私に、学校と家庭が連携していくことの大切さを教えてくれました。
 家庭と学校がしっかりと子どもたちをそだてる両輪とならなくてはならない―、そう思い知らされました。
 余談ですが、休業明けすぐの身体測定では、背が2センチ以上伸びた子がいました。前回の測定は4月中旬でしたから、体がずいぶんしっかりしてきたことにうれしさを感じています。
 体も心も毎日成長中の子どもたち。
 「みんな大きく育ってくれよー!」と心の中でさけんでいる、今日この頃です。


1年3組担任

2学期始業の日の1年3組 ※撮影時のみマスクを外しています

Let's STEAM!!~さいきょう祭「身体表現」に向けて~

投稿日:2022.09.02

 今年度の7学年のSTEAM学習のゴールは、11月に行われる第18回さいきょう祭「身体表現」です。1学期、さいきょう祭に向けて、まずは先輩方(過去の7学年)の演目を鑑賞。7月はオープンスクールで「既成のダンスの完全コピー」を発表しました。これについては、4時間分の授業時間以外にも家で動画を見ながら練習した成果が大きく現れていました。その出来映えに、発表会の途中でありながら私は涙を流したほどです。「上手いダンスに」というより、「一生懸命なダンス」・・・それに私は感動したのです。
 2学期に入り、いよいよ実際に発表する「身体表現」の原案作りが始まりました。夏期休業中に考えてきた級友の案をいくつかのグループで見せ合い、数時間かけて演目の内容を決定していくことになっています。


◆◇◆◇◆


【学級三役のさいきょう祭に寄せる想い】
学級長
 とにかく、みんなも、お客さんも笑顔になれるような美しいものを創りたい。暗いニュースが多い世の中で、それで疲れてしまうこともあるので、個性豊かですごいパワーを持つ7年生の身体表現で吹き飛ばしてしまえるようにしたい。がむしゃらでも、感動を生み出せるように、自分も仲間もみんなで創り上げていきます。


副学級長
 歴代の7年生の演目の中で、観客の皆さんに一番感動してもらえるようにしたい。そのために次のことをやらなければいけないと思う。
①全員が輝くこと
②全員がさいきょう祭への意識を上げること
 (これができなければ観客の皆さんに感動して貰えないと思う)
③全員が練習の時から真剣に取り組むこと
④目標を決めること(具体的に)
⑤練習量を増やすこと(家でやるなど)
⑥一人一人が係を担い、役割を認識し、活動すること
⑦係のリーダーに負担をかけ過ぎないこと
 これらはあくまでも一例で、本当はもっとやるべきことがあると思う。観客の皆さんに感動してもらい、自分たちで振り返っても「7年生の時のさいきょう祭は、とても良かった」と感じられるさいきょう祭にしたい。


副学級長
 さいきょう祭を通して、全員でひとつのものを作り上げることで学年としてのチームワークを高めたい。さいきょう祭で、みんなが全力でひとつに向かって努力できるようにしたい。だから、私は副学級長として周りにも目を向け、みんなをフォローできるようになりたい。


◇◆◇◆◇


 「30日間を超える夏期休業を挟み、2学期スタートの時期は、学習・生活の両面で少々だらけてしまうだろう」との私の予想は大外れ。休み中のそれぞれの経験が人間を大きく成長させ、素晴らしいスタートを切ることができました。
 話し合いでも、誰一人としてふざけることなく真剣に取り組む7年生。こうした姿を11月までにどこまで成長させてくれるのだろうとワクワクすらしています。
 写真や文章では伝わらない部分が多々ありますが、第18回さいきょう祭、7学年の「身体表現」にどうぞ期待していてください!


 7学年主任・7年1組担任

さいきょう祭に向け話し合いなどを進めている7年生

ダンス発表(7月・オープンスクール)

2学期の始まり ~もうすぐ「さいきょう商店街」

投稿日:2022.08.30

長い夏休みが終わり、いよいよ2学期が始まりました。
静まり返っていた教室に子ども達が帰ってきました。
友達同士で元気に遊んでいますが、感染対策のこともあり声の大きさは控えめです。
それでも、気持ちを新たに良い姿勢で授業に臨む姿を見て、私は感心しています。


今年は行動制限がなく、久しぶりに楽しい夏を過ごすことができたようです。
海に行って真っ黒に日焼けしている子、「お墓参りに行ってきた」という子がいれば、始業式翌日の模試に向け「特に用事のない日は、毎日時間を決めて勉強していた」という子もかなりいました。
そして、多くの子が9月に行う予定の「さいきょう商店街」の商品を作ってきました。
夏休みの生活表に、毎日のように「さくひんをつくる」と書いてあった生徒がいたほどです。


「さいきょう商店街」は、2年生が廃材を利用して作った商品をもとにお店を構え、1年生が客としてお金(硬貨に見立てた牛乳瓶のふた)を払い購入します。
2年生は1学期に校長先生とグループごとに面談をして、出店許可をもらいました。
小さな"経営者"達は一生懸命に校長先生の質問に答え、「買い物をしてくれる1年生が楽しめるように、考えて商品を作ります」などとプレゼンしていたことを思い出します。


ダンボール箱いっぱいの商品を見せ合った、先日の生活科の授業でのこと。
「先生、これはこうやって動くんです。」「作るのにすごく時間がかかったんです。」と、とても嬉しそうに教えてくれました。
どれも手の込んだ商品ばかりです。
しかし、学校へ持ってくる段階で壊れてしまったものがあり、一度家に持ち帰った子がいました。
直しの入った商品は、テープでの補強どころか丁寧に紙が貼られ、さらにきれいになっていました。


商品はほぼ完成したので、ここからは生活科で開店準備に入ります!
2年生のみなさん、1年生が喜んでくれるといいですね。


2年3組担任

商品情報保護のため、画像の一部を加工しています・・・

夏期講習

投稿日:2022.07.29

 1学期が終わり、終業式の翌日から始まった夏期講習会。6~8年では主として1学期に学習したことの復習を中心に行いました。例えば、6年生の英語では中学1年の夏休みテキストを用いて復習を中心に、7年生の数学では発展と標準の2コースに分かれ、それぞれに小学校から1学期までに学んだことを復習しました。8年生の社会は、日本史を中心に確認しました。


 しかし9年生は違います。
 9年生の夏休みは、中学校課程の既習範囲全てを網羅するような学習が必須になります。そこで、夏期講習でも対象を絞りつつ3年間の学習の振り返りをしました。
 例えば理科の発展講座。実験や観察を元にした論述問題を中心に扱いました。昨年度の長野県公立高校学力検査の傾向を見ると思考力や表現力を問う問題が多くなっているためです。テキストを用って、論述で必要な「必要かつ十分に答える」ことを繰り返し練習しました。また、テーマに合わせて昨年度の全国高校入試問題も少しずつ解いています。長野県だけではなく他県の最新高校入試問題に挑戦することで、最新の傾向を知り、対策を立てることができます。
 今年度から高校の新教育課程が実施され、知識を基礎として、課題についてしっかりと議論し、考察する力を育成することが求められています。高校側が求める生徒像も変化し、それに伴って高校入試問題も変化をしていきます。そうした変化に対応し、自分の大きな糧となる「21世紀型スキル」をも身につけていく基礎を作っていきたいと考えています。


 夏期講習を受講したみなさん、8日間よく頑張り抜きました!
 夏休みの間に楽しい計画もあると思いますが、昨今の状況では自由にできないことも多いかもしれません。それでも、少しの息抜きをして、また2学期に!


夏期講習 理科担当

写真はいずれも令和4年度夏期校内講習のようす

みんな生きている

投稿日:2022.07.20

夏の暑さがさらに増し、緑や生き物たちで、学校の周りも生き生きしています。
そんな暑い日が続くとダラダラとしたくなるものですが、2年生は朝から元気に「水やり」です。


生活科の授業で、野菜を育て始めた2年生。
ナス、ピーマン、ミニトマトの3種類の野菜の中から、自分が育てたいものを選びました。
1年生の頃に使った朝顔の鉢で、それぞれが野菜のお世話をしました。


暑い日差しの中でも、
「早く、実ができないかな。」
・・・じっと野菜とにらめっこ。


やがて実ができると、私に
「あともう少し大きくなると収穫できる!」
「だんだん色が変わってきたよ!」
と毎日大騒ぎ。


そして、とうとう収穫のとき!
自分で育てた野菜はなんと言っても愛着があるようで、教室に帰ってからもずうっと、収穫できた野菜を眺めていました。


小さな鉢からも、立派な野菜が育つこと
元気がなかったときの野菜の葉っぱ
収穫できたときの喜びと嬉しさ
自分が育てた野菜の格別な美味しさ
植物に話しかけながら、お世話をしている姿は、まるで自分の子どもをかわいがっているようです。


自分たちと同じように植物も生きている


そう実感できた活動となりました。


また、
「いつもの給食やお弁当の野菜もみんなみたいに育ててくれる農家の人がいるから、大事に食べないといけないね。」
私がこう話すと、黙々と食べ、苦手なものも頑張って食べようとする姿が見られました。


これからも、大切な命を「いただきます!」


2年2組担任

家庭科って楽しい!

投稿日:2022.07.13

家庭科は、5年生から始まる教科です。
4月、初めての授業で5年生の教室に行きました。すると、何人かの生徒が寄ってきて、
「先生、家庭科ってどんな教科ですか?」
「私、料理をするのが大好きです!料理はしますか?」とニコニコ顔で聞いてきました。
その表情がなんとも言えず、初めての教科に胸を躍らせているのがよくわかりました。
そして同時に、生徒たちのこの最初のワクワクした気持ちを消してはいけないな、授業を工夫していかなくては・・・と強く感じました。


実際に授業が始まって少し経ち、その日は「家庭科室へ探検に行こう!」という単元の日でした。
子供たちは授業が始まる前から、ちょっぴりソワソワ・・・
「どんなものが置いてあるのかな~」
「冷蔵庫ってあるのかな~」などと、口々に言っています。


実際に行ってみると、歓声をあげて楽しそうに教室内を見まわし、「食器がたくさんある!」「冷蔵庫あったー!」と。


現在はコロナウィルスの影響で、調理実習ができないため見学だけになってしまいましたが、せめてもと思い、実際に包丁を握ってエアーで切る練習をしたり、ガスコンロを実際に子供がつけてみたりと、体験も少ししました。
とても楽しそうで、初めて包丁を握った子は、「包丁の持ち方ってこんな風にするんだ!」
ガスコンロも意外とつけるのが難しかったらしく「うわー、つかない。想像より力がいるんだ!」と驚いていました。
制限が多い中でも、体験させてあげることの大切さを実感しました。
その後も楽しそうに授業を受けていて、私まで嬉しくなります。


家庭科は、5年生から9年生まである教科です。そして、私たちの生活に大きく密着している教科です。調理に始まり、裁縫や洗濯のこと、栄養素のことなど、学校で学んだことを普段の生活の中で生かし、実践する力をつけて欲しいと思います。


~1学期の授業感想より~
〈5年生〉
「5年生で初めての家庭科だったので、緊張したけど面白かったし、とても楽しかった!2学期もがんばりたいです。」
「家庭科の授業は、楽しみだったけど、やってみるとやっぱり楽しかった。知らないこともたくさん知れてよかった。」
〈8年生〉
「日々の生活において、とても役立つことが学べて良かったです。」
「洗濯に関する知識も増え、家族に頼らなくても、自分の力で解決できるようになった。服に関する知識も増え、全体を通して楽しく学ぶことができた。」
「アイロンがけをしっかりやったのは初めてで、大変だったけど凄く楽しかった。自分の制服ぐらいは自分でアイロンをかけようと思います。」
「授業でやったことを生かして、家でもお手伝いの一環としてアイロンや洗濯を実践できたので良い学びでした。家庭科での学びは将来に生かせることなので、何度もやって定着させていきたいです。1学期、とても楽しかったです!」


家庭科担当

8年 「アイロンかけ実習」

8年「 浴衣着付け実習」

6年 「家庭の仕事をしよう」

「学びをどう活かすか」

投稿日:2022.07.08

 7年生が楽しみにしていた宿泊研修が終わりました。2日間の校外学習の様子を見ていて、学習机に向かう勉強同様、多くの生徒がメモを取ったり写真を撮ったりして能動的な活動ができていたと感じました。
 しかし、今回の学びは、各施設の歴史や平和についてだけではありません。それ以外の部分も学ばなければいけない研修でした。外に出たことで、自分たちの現状を把握し、「今のままでは、将来良い生活を送っていくことができないかもしれない」と気付くこともあったでしょう。
 帰校後の解散式で、学年主任から「7年生の課題は周りが見えなくなってしまう」との話がありました。自分さえ良ければいい、自分達さえ良ければいい、という自己中心的な考えをもっている人はこの学年にはいないーーーそれはよく分かっています。
 とはいえ、仲間と一緒になってしまうと、ついつい周囲の状況が見えなくなってしまう場面があります。日頃できていないことが、場所を変えたからといってできるはずがありません。もう一度、自分の生活態度を見直し、自分自身を成長させていくための機会を得られた宿泊研修でした。


 さて、学校生活では色々な経験や体験がありますが、それらを日々の生活にどのように結び付けるかが重要です。
 今回の研修で見学させていただいた『富岡製糸場』が発展したのはなぜでしょうか。端的に言えば、お互いを理解し合い、良いところを取り入れ、働く人達が懸命に目的を達成させようと支え合いながら努力を続けたからです。
 学校生活では目標を設定することが多いですが、実際に達成させるための努力を続けていますか? なんとなく設定し、なんとなく進めていませんか?
 無言館で見た作品や紹介文の数々を思い出せば、「なんとなく生活する」ということが、どれほど贅沢なことか、私たちがどれほど恵まれた環境で暮らせているか、そのありがたさが身に迫ります。
 感じたこと、学んだことを日々の生活に落とし込んで考え、自分を成長させる行動を起こし、努力を続けていくことが大切です。


7年2組担任

富岡製糸場・操糸所を見学中の7年生

無言館「絵筆のベンチ」前で