1. ホーム
  2. 才教ダイアリー
  3. 2023

才教ダイアリー2023

「だれかのために がんばる喜び」(1)

投稿日:2023.10.06

 2年生になって、ほぼ半年が過ぎようとしています。この年齢の子どもたちの発達段階として、まだまだ自己中心性、つまり『自分が一番!』の子が多いのが現状です。

一番に並びたい!
手を挙げて一番に当たりたい!
リーダーには自分がなりたい!

 こうしたことは、ごく自然な姿です。


 自分のためでなく、人のためにやさしくなること。人のために自分が我慢すること。それは教えてできるものではない、と思っています。「やりなさい」「我慢しなさい」と言っても、心からやってあげたいという気持ちには中々なりません。では、どうしたらいいのでしょう。
 私は、その答えは、「人のためにやってあげる喜びを知る」ことにあると思うのです。
 普段の生活では、そばにいつも教師やお父さんお母さんがいて、自分たちはやってもらう立場にいることの方が断然多い。だからこそ、だれかのためにしてあげる経験の機会やチャンスを作る必要があるのです。


 才教学園では、2年生が"さいきょう商店街"という行事を行います。これは、2年生が商品を作り、それを1年生に販売するというもので、簡単に言うとお店屋さんごっこの大型版です。
 ただ、そこに至るまでに、2年生が1年生のことを考え、思いやり、時には我慢する瞬間がたくさん入っています。
 まず、何のお店にするのかをグループで考えます。2年生には、自分たちがやりたいもの、得意なことがあります。でも、初めに1年生に欲しいもののアンケートを取り、そこから作る商品を考えていきました。
 店が決まったら、校長先生に出店許可をいただきます。校長先生によれば、2年生は、「1年生に喜んでもらいたい」と思いを語ったそうです。それに加えて、「1年生が安全に安心して遊べるようにしたい」と言った子がいたようです。本当に1年生のことを考えていなければ出てこない言葉だと、私は感心しました。

さいきょう祭に向け心をひとつに

投稿日:2023.09.29

 2学期中間テストが終わり、さいきょう祭練習が本格的にスタートして約2週間が経過しました。
 5学年の演目のテーマは「恐竜」。合唱で「恐竜が来たぞ」、合奏で「ジュラシックパーク」を披露します。どちらも非常に難易度の高い曲ではありますが、日々練習に励んでいるところです。


 さて、合奏「ジュラシックパーク」は、担当する楽器をオーディションで決めました。当然ながら、希望が叶った生徒、その一方でそうならなかった生徒の両者がいます。オーディションの結果に涙を流した生徒もいて、「それほどまでに子どもたちは一生懸命練習をし、このオーディションに臨んでいたのだ」ということが、教師である私たちに伝わってきました。

 悲喜こもごもの結果発表でしたが、希望が通らなかった生徒が、見事選ばれた生徒をほめたたえたり、「共にがんばろう」と励まし合ったりしていました。それを見て私は、この子たちなら、この学年ならしっかりやり遂げてくれるだろうと思いました。
 その後、合奏の練習に打ち込む生徒たちは、それぞれががんばるのではなく、「一緒に演奏する仲間」として協力し合って取り組んでいます。そういった姿から、私自身もあきらめず、他者と一緒に頑張ることの大切さを改めて実感しています。


 さいきょう祭まで残り約1か月。
 合唱でも、限られた時間の中で何ができるのか、何をしなければいけないのかといったことを、リーダーを中心として生徒たちが自発的に考え練習しています。
 それぞれが自分の役割をしっかりと果たしながら、その上で、心をひとつにしたステージを作り上げようと奮闘中です。5年生がどのように「恐竜」を表現し、観客席に自身の想いを伝えていくのか、楽しみにしていてください。


5年2組担任

教え合いながら練習しています

リーダー中心に、教室で合唱の練習中

描く力は生きる力 ~授業で行うクロッキーの意味~(2)

投稿日:2023.09.22

 アートやデザイン関係の仕事をする人以外、絵など上手く描けなくても社会で生きていけます。美大受験を目指す人以外、試験で画力を試されることもありません。誰もがいつでもスマートフォンで写真が撮れる現代、絵を描く力などなくても全く困りません。


 しかし、例えばお医者さんが、病気やけがの状況・治療法を患者さんに説明する時。わかりやすい絵や図を交えて説明してくれたら、患者さんはより安心してくれるでしょう。
 また、会社の会議でのプレゼンテーション。上司や同僚にアピールをするため、わかりやすい絵や図を活用できれば、評価はきっと上がるでしょう。
 これらはほんの一例ですが、長い人生の中では、言葉での説明より絵で表した方が早い、その方が合理的・効率的ということはたびたびあります。絵を描く力が、ピンチを乗り越えるのに役立つ日があるかもしれません。


 絵を描く力は、ないよりあった方が得です。だから、練習できる今のうちに高めようと子どもたちには話しています。
 見た形を正しく絵で表すことは、三次元の立体を二次元の平面に表すという、目と手と脳の連携を要する高度な知的活動です。それは、成長段階にある子どもの脳と神経を確実に発達させるでしょう。また、絵の上手・下手とは、ただ単に子どもの頃の練習量・経験値の多少に過ぎないと私は考えます。幼い頃に覚えた自転車の乗り方を生涯忘れないように、見えたものを正しく描くコツを一度つかめば、それは一生使える「生きる力」となることでしょう。


 高校では美術科は選択教科となり、人生の中で美術を学ぶのは中学時代が最後、となる人も多いと思います。才教学園に学ぶ生徒全員、絵を描くスキルを少しでも高めて卒業してほしいと願い、今日も子どもたちと一緒にクロッキーに取り組んでいます。


図工・美術科担当

現7年、Kさんの作品。左は2019年(4年生)、右は2023年(7年生)

現8年、Hさんの作品。左は2018年(4年生)、右は2023年(8年生)

現9年、Kさんの作品。左は2017年(4年生)、右は2023年(9年生)

描く力は生きる力 ~授業で行うクロッキーの意味~(1)

投稿日:2023.09.22

 本校卒業生は絵を描く技能も高い...調べる機会がないので知られていませんが、これは事実だと思います。その理由は、才教学園ならではの図工・美術の特色にあります。


 4年生以上の図工・美術では、授業の初めにクロッキーの時間を設けています。クロッキーとは、フランス語で「早描き」という意味で、ものの形を素早く簡潔に線だけで描く、絵画の技術を磨く基礎トレーニングの一つです。
 5年生以上のクラスでは、少なくとも授業3回のうち1回は、授業の初め5分間を使って、くじ引きで選ばれたクラスメイトをモデルに、全員で人物クロッキーを行います。モデルの生徒には、毎回、楽器や生活道具などの小道具を持ってもらいます。
 5分間集中して描いた後は、必ず全員でお互いの作品を見合い、モデルを務めた生徒は、上手い下手を超えた「気になる一枚」を選びます。この活動は表現技能の共有を促すだけでなく、他者の多様性を理解する良い機会になっています。その後、教師は全作品に必ずアドバイスを付すようにしています。


 初めは漫画のような絵を描いていた多くの4年生も、9年生時には大人顔負けの絵が描けるようになって卒業していきます。まさに継続は力なり。月に一度あるかないか、それもたった5分の短い時間ですが、6年間の継続は、子どもたちの描く技術を確実に向上させています。

実際のクロッキーの様子。5分間、全員が集中して無言で取り組みます。

クロッキー帳は、6年間の造形学習の成長記録でもあります。

「がんばったしるし」

投稿日:2023.09.15

1年生の道徳に、「やればできるんだ」という単元があります。
わたり棒の練習を頑張って、手にまめを作り、それを「がんばったしるし」として誇らしく感じ、「またがんばろう!」という気持ちを持つというお話です。


道徳の時間には、水泳やピアノ、サッカー、プログラミングなど、これまで自分が頑張ってきたことやできるようになったことを振り返り、活発に手を挙げて発言したり、ワークシートに考えを記入したりすることができました。


さて、今、体育では、まさに鉄棒・わたり棒の学習を行っています。
実はこの授業に向けて、夏休みから練習を始めた子もいるのです。
お昼休み、放課後になると、校庭に飛び出しては練習を頑張っている姿は、とても立派です。
この2週間ほど、手にまめを作っては、手当てが必要な子が続出しているのです。


「できないからむり」
「こんなことできなくてもいい」
このような考えを持ってしまえばそれまでです。
どんな些細なことでも、「一生懸命頑張った!」という経験は、自信や自己肯定感につながり、さらなる成長を促すことでしょう。
やらなければいけないことをこなしていくだけの学習ではなく、自らが目標を持って取り組むこと、何かに本気で懸命に取り組むことが大切なのですね。
そんな姿を、これからも応援し、励まし、称えていきたいと思います。


逆上がりができた場合とわたり棒を渡りきることができたあかつきには、体育の先生から手作りのメダルがもらえることになっています。
その獲得も狙って頑張っているのですが、痛々しい手のまめは、メダルと同じくらい誇らしいですね。
そう、まさしく「がんばったしるし」です。


1年2組担任

体育の授業では準備運動も念入りに

休み時間、わたり棒に夢中です

「がんばったしるし」

楽しく学んで、能力アップ!!(2)

投稿日:2023.09.08

 そんな生徒たちに、1学期の感想を聞いてみました。
「"あてっこ"(神経衰弱のようなトレーニング)が楽しかった」
「"あみだくじ"が得意になった」など、トレーニングの面白さを挙げる感想が。


 そのほかにも、
「前は長い文章を読むのが苦手だったけど、速読のおかげで、前よりも文章を読むことが好きになった」
「国語のテストで問題を読むのに時間がかかっていたけど、速く読めるようになってきて、見直しをする時間もできた」
「成績の五角形(思考力、理解力など5項目の成果をグラフで示したもの)がだんだん大きくなっていくのを見て、自信がついた」
 このように、速読を通して自分が前より成長していることを実感できたという意見がいくつも出されて、私もうれしくなりました。


 速読は、楽しみながら個々の力を伸ばしていくことができます。しかし、好きなものだけではなく、苦手な分野のトレーニングも避けることなく取り組むという自制心が、実は必要だと思います。
 それぞれのトレーニングにはスキップ機能がついていて、飛ばそうと思えば簡単にそうすることができますが、総合的な速読力をつけるためには、いずれの課題にもバランスよく取り組むことが大切であり、コツコツと根気よく取り組んだ成果が「検定」という結果となって返ってくるのです。
 生徒の様子を見ていて、速読のトレーニングは「文章を素早く正確に読み取る力をつける」という側面以外にも、生きていく上で大切な「自律心」をも育ててくれるものなのでは......ということを感じます。
 今後も、楽しく「速読」に取り組みながら、これからの時代を生き抜く力をつけてほしい。そう願っています。


3年速読担当

速読に取り組む3年2組の生徒

楽しく学んで、能力アップ!!(1)

投稿日:2023.09.08

 本校では、3年生から「速読」の授業を行っています。日本速脳速読協会の開発したトレーニングソフトを用いて、脳の処理能力を高め、数々の学習効果が期待できる能力開発プログラムです。


 3年生が速読の授業を開始してから、およそ4か月が経ちました。初めのうちは、iPadの操作もままならず、あちらこちらで「help!」の悲鳴が上がる日々でしたが、回数を重ねるうち少しずつ操作にも慣れてきて、今では落ち着いて、集中して取り組めるようになってきました。
 楽しく取り組める工夫が随所に盛り込まれたトレーニングは魅力的で、生徒達は、速読の授業をとても楽しみにしています。「ランキング」の見方もすぐに覚えました。自分のトレーニング結果が全国規模で瞬時に表示されるので、とても励みになるようです。
 ただ、ランキングはあくまでも「目安」です。一番大切なのは、人との競争ではなく「自分自身の能力を伸ばし、自身が成長すること」と、繰り返し伝えています。それを理解すると、ランキングに一喜一憂し過ぎることなく、黙々と根気よく取り組むめるようになります。


 2学期早々、1学期に行った速解力検定の結果が返ってきました。
 成績表と級の認定証書が配られると、みんな目を輝かせてうれしそうに受け取っていました。
 残念ながら今回は級の認定が得られなかった生徒も、成績表に書かれているコメントをよく読んで、「次回はがんばろう!」と決意も新たに、いつにも増して真剣にトレーニングに向かう姿が印象的でした。

3年1組 速読トレーニングの様子

感じること イメージをもつこと

投稿日:2023.09.01

 小学校3年生は、今年からソプラノリコーダーを練習しています。
 導入時は、シャボン玉を使って息をコントロールする練習から始めました。
 授業では「優しい音で」「音を弱く」といった言葉で指導をしてしまうことが多くありますが、実際のところ、音は形になって現れるわけではありません。しかし、シャボン玉なら、自分が吐く息の強さを加減することによって、どのように形が変化していくのかを視覚的に捉えることができます。
「"誰が一番大きいシャボン玉を作れるか大会"だ!」
 子どもたちにこう伝えると、みんな大喜びで次々と大きいシャボン玉を作っていました。終わった後、どのように息をコントロールしたかを聞いてみると、「優しくゆっくりとした長い息で吹いたよ!」と100点満点の答えが返ってきました。
 このような経験を経て、子どもたちは1学期中、「シャボン玉を作るときのように」「手の位置はここ!」「トゥトゥトゥとタンギング忘れているよ」などと、基本的な事項を友達と教え合い、時にきれいに演奏できた喜びを共有しながら練習を積み重ね、どんどんと上達していきました。


 夏休みには、ベートーヴェン作曲の「よろこびの歌」を宿題に出しました。この時期にはまだ難しい、高い「レ」の音にも挑戦してもらったのです。
 2学期最初の授業では、多くの子が「レの音をキレイに出せなかった」「ピ―と鳴っちゃって大変だった」と話してくれました。
 私は、そういった感想を聞いて、嬉しく思いました。なぜならば、それは"美しい音"を奏でたい気持ちの現れだからです。素直な感想は、自分の中で奏でたい"理想の音"があるということの裏返しでもあります。


 リコーダーは、息を入れれば誰でも音を出すことができる、親しみやすい楽器です。
 しかし、息を入れる量を工夫したり、どのような音色にしたいのか、どのようにメロディを奏でたいのかなど、自分なりに音や音楽にイメージをもったりして演奏することで、表現はガラリと変わってくる面白さがあります。
 私は、子ども達には、ただ演奏するのではなく、自分なりのイメージをもって演奏してもらいたいと思って授業に臨んでいます。そして、演奏技術はもちろん、音楽的な感性も磨いて欲しいとも思っています。感じることやイメージをもつことの大切さを教えながら、これからも音楽の授業を展開していきます。


音楽科担当

『実り多い2学期に!』

投稿日:2023.08.25

 31日間の夏休みが終わり、いよいよ2学期が始まりました。学校には再び、子どもたちの明るく元気な声が響き、目を輝かせて友達と遊び、学習に励む姿が戻ってきました。子どもたちの声が校舎の中に広がり、学校も生き生きとしている感じがします。


 21日の登校日。意気揚々と笑顔いっぱいに登校する子、眠そうに目をこすりながら登校する子、久しぶりの学校にちょっぴり緊張して登校する子など、表情は様々でした。そんな子どもたちが、何よりも嬉しいのは、友達との久しぶりの再会です。
 笑顔が溢れ、夏休みの思い出話に花が咲きます。私にも、夏休みの楽しかった思い出を「あのね!それからね!」と、嬉しそうに話してくれます。中には、「あれもあった、これもあった」と、話し足りないような子もいました。
 思い切り遊んだ子、スポーツで体を鍛えた子、勉強に力を入れた子、旅行を楽しんだ子等々、それぞれに有意義な時間を過ごせた夏休みであったことが伺えました。


 また、頑張って取り組んだ宿題も嬉しそうに提出してくれました。夏休みの宿題といえば、3年生からは課題の一つに理科の「自由研究」が加わりました。一番の目的は、自由研究を通して子どもの自主性や問題解決能力を育むことにあります。理科の授業で「自由研究の進め方」や「自分の考えをまとめる方法」などを学習した上で、子どもたちはそれぞれ興味のあること、やってみたいことなどに取り組み、その成果をまとめて提出しました。
 長い時間をかけて、調べたことを丁寧にまとめた研究、子どもらしいアイディアにあふれた工作や手芸の作品、お家の方に手伝っていただいたり、相談したりしながら仕上げた作品もありました。どの作品を見ても、力作揃いです。
 本人の様々な工夫や努力と、ご家庭の協力を得て完成した自由研究は、子どもたちの『がんばり』がしっかりと形として表れていました。


 自由研究とはその名の通り、自由な研究であり、何を研究するかは自由です。何よりも、子どもたちの発想の面白さが魅力です。自分で計画を立てて調べたり、時にはうまくいかないことがあったり...と、この課題を通して子どもは様々なことを学び、成長していきます。研究の結果だけではなく、その過程こそが大切だと思います。
 だからこそ、子ども一人ひとりの作り上げるまでの努力、「やってみよう!」と決意した思い、「自分らしい」工夫やアイディア、それらを十分に認めてあげたいと思うのです。そのことで、自己肯定感や主体性、多様性の成長も促され、様々な行事や活動での一人ひとりの活躍にもつなげていけると考えるからです。
 2学期の活動においても、子どもの自由な発想が遺憾なく発揮できるようにサポートしていきたいと思っています。


 また、この2学期には、才教学園3大行事の2つ目となる「さいきょう祭」も行われます。
 一人ひとりがステージ上で輝き、全員が一つになり、互いに支え合うことで、素晴らしい舞台を作り上げることが、3年生の目標です。そのために、自分の力を友達のためにも使い、友達の力を自分に生かして、粘り強く挑戦し続けることを大切にしてほしいと願っています。その姿を互いに認め合うことが、人の役に立てる自分、自信ある自分、自分も他人も同じように尊重することができる人に向かっていけるのだと思います。
 私たち担任は、子どもたちが一生懸命になる場づくりを行い、努力を評価することで、一人ひとりの『いっしょうけんめい』な姿を引き出していきます。大きな行事を経験することで、子どもたちが達成感や自己有用感をもち、自尊感情を高め、体力・気力をさらに伸ばすこと、そして、目標に向かって努力をすることの大切さを実感し、できる喜びをたくさん体験する実り多い学期にしていきたいと思います。


3年2組担任

初めての夏期講習

投稿日:2023.07.28

 7月21日より始まった夏期講習がもう終わります。夏期講習は6~9年生を対象として、8日間行われます。6学年にとっては初めての講習で、少しでも学力が身につくように、生徒たちは一生懸命に学習をしています。普段の授業とは違い、特別なテキストを用いての学習です。
 6学年の国語では、物語文や説明文を中心に扱って「読解力」を養うことができるように講習を行っています。先生から説明されたポイントを抑えながら、問題を解いています。始めの頃は、戸惑いが見られましたが、次第に問題の解き方が分かった様子でした。また、記述問題に抵抗があった様子でしたが、ポイントを抑えて記述することができるようになってきました。
 最近では、21世紀を生きていくのに必要となる能力として「読解力」がよく挙げられています。その中でも「情報を探し出す能力」が今回の国語の講習では、ポイントとなりました。
 現代社会では、インターネットの普及により様々な情報が身の回りに飛び交っています。自分が必要とすることをたくさんの情報の中から探し出し、自身の生活に役立てて欲しいです。
 そして日々の授業や家庭学習でも、「読解力」を磨いて欲しいと思います。


6年1組担任