投稿日:2025.01.25
通学範囲の広い才教学園の生徒は、徒歩、電車、スクールバス、保護者の方の送迎で登校してきます。
朝8時を過ぎると、平田駅からのスクールバスが到着します。ここには、電車を利用してきた生徒が乗車しています。その後、塩尻や諏訪、豊科など、各方面を巡ってきたバスからも次々と生徒が降りてきて、保護者の送迎で到着した生徒たちも合流し、あいさつの声が響き渡ります。
元気なⅠ期生と、中学校課程の生徒、特に受験が迫っている9年生などは、「遅くまで勉強していたのかな・・・?」ともとれる眠そうなようすも。
7歳から15歳という、人生の中でも心身が急激に成長する時期の子どもたちが一緒にいて、年上の子たちは面倒見がよく、後輩に優しく接しています。
姉妹で仲良く登校するMさんたち。6年生のお姉さんはしっかり者で、妹ふたりは入学したときから余裕がありそうです。
9年のSさん。妹と登校するのもあと2か月となりました。
入学したときから同じスクールバスで登校している生徒たちは、本当になかよしです。学年の壁もなく、毎朝にこにこ談笑しながら校舎に入っていきます。
今朝の気温は1℃。この時期にしては、思いのほか暖かい朝ではありますが・・・おや、シャツだけの元気な「風の子」がいます! 教室にカバンを置いて、校庭でボール遊びを始めた生徒もいます。
昇降口から教室に向かう階段の前では、倫理委員会が挨拶運動中。
「おはようございます!」がこだまします。
さあ、今日も、いい一日になりますように。
登下校指導担当
投稿日:2025.01.17
この3学期は、生活面・学習面でしっかりと結果を残し、進級への助走を取る時期です。
才教学園の4年生は、Ⅰ期(1~4年生)の最年長。
その中でも、学級長はⅠ期リーダーとして、ファーストステップ会やたて割り活動の中心となる立場です。
先日、今年度最後の学級長を決める選挙を行ったのですが、1・2学期よりも多く、なんと6名の立候補がありました。
「1年生から3年生を引っ張っていけるよう精一杯がんばります」
「下級生のお手本となる姿を見せます」
「楽しく、けじめのあるクラスのリーダーになります」
それぞれが語る言葉から、ここまでの学校生活、行事を通して成長してきたことがうかがえました。
何度かの投票を繰り返し、学級長・副学級長が決まりました。
とはいえ、4年生一人ひとりがリーダーであることに変わりはなく、みんなで協力して学級長・副学級長を支えて活躍してくれると信じています。
そんな4年生にとって大切な「基礎力判定試験」が、2月半ばに行われます。
まぎれもなく、Ⅰ期4年間の総まとめとなる大事な試験。
当日に向け、計画を立てて総復習をしている最中です。
「何度も繰り返せるように計画を立てました」
こうした声も聞かれ、みんな真剣なまなざしで、1週目の計画に沿って学習を進めています。
積み重ねを大切にして、しっかりと学び抜いてくれるでしょう。
未熟な面も併せ持ってはいますが、4年生としての覚悟をもって3学期の活動に臨むことを、みんなで確認し合ったばかり。
「自分だけがよければいい」のではなく、「だれのため?」「何のため?」という意識で、一丸となってリーダーシップを発揮してくれることを期待しています。
みんなが「本物のリーダー」になっていく日々を、私も一緒に歩んでいきます!
4年2組担任
新たに選出された正副学級長たち 「よろしくお願いします!」
毎日の学習計画を立て、いざ進級判定試験へ
投稿日:2024.12.24
長い2学期が終わり冬休みに入ったいま、Ⅰ期のフロアは静寂に包まれています。
2学期の終業式で校長先生が、「世のため、人のために働くこと」について話しました。誰かの役に立ったり、誰かを助けたりする人になってほしい、と。
私が受け持っている3年生にとって、内容はやや難しかったかもしれません。
教室に戻り、改めて内容を伝えました。
「ほかのひとに迷惑をかけないこと。ほかのひとを傷つけないこと。つまり"誰かのマイナス"にならないことを意識して生活しよう」
もう少し具体的に言うと、学級で取り組んでいることであれば、教室移動のときの態度や所作です。
年度当初、廊下や階段を広がって移動しがちだった3年生。特に階段では大きい学年の生徒とすれ違うことが危なく思えました。「上級生が下級生を待つのは当たり前」と、3年生からそんな雰囲気が漂っていたように感じられることがありました。また、そういったようすは、徒歩で出かけた近隣の校外学習でも・・・。
私は、「学校内では上級生の、それに、周辺に住んでいる人たちにとって迷惑な行動が見られるよ。自分さえ、自分たちさえよければ、それでいいのかな?」と問いかけ、学活や道徳の授業等でクラスとして考えました。
1学期からの取り組みで徐々に意識が高まり、「右側に寄ろう」「左の手すりはつかまないように」「よく見たら、階段の真ん中に点々があるから、それを目印にしたらいいんじゃない?」などと自分たちで声をかけ合えるようになりました。
学齢的に、まわりに迷惑をかけてしまったり、無意識に傷つけてしまったりすることもまだまだあります。でも、そこが成長のチャンスでもあります。そうしたところを見逃さず、きちんと自分の言動を振り返ることができるよう、私も指導していきます。
「世のため 人のために尽くす人」になるための土台を才教学園でしっかりと築き、それぞれの分野で羽ばたいてほしいです。
3年2組担任
2学期末のレク。楽しかったピラミッドじゃんけん(12月)
けん玉、励まし合ってがんばりました(12月)
学年集会(11月)
投稿日:2024.11.29
11月15日(金)、19日(火)、26日(火)の3日間を使い、3年生から9年生まで性教育の授業を行いました。
講師は助産師の石井美恵子先生。各学年に沿ったテーマで、パワーポイントや教具を用いて分かりやすく話してくださいました。
3年生 命の始まりから誕生
紙に空けた穴で「卵子の大きさ」を実際に見てみました。自分がその大きさから始まったことに驚き、お母さんのお腹の中で育つ過程に興味津々、講師からの質問には積極的に手が挙がりました。
4年生 こどもから大人に変わる体
二次性徴とはなにか。大人の体に成長してくると男女ともに二次性徴が現れますが、それには「個人差」というものがあり、早い人もいればのんびりな人もいて、自分のペースで大人の体になっていく、ということを学びました。
5年生 命の誕生
産まれたばかりの平均的な赤ちゃんと身長・体重が同じ人形を使い、赤ちゃんを抱っこしてみる体験をしました。
恐る恐る抱っこした生徒からは「重い!」「首がグラグラする!」「かわいい!」など色々な声が聞かれました。自分たちもこうやって抱っこしてもらい、「かわいいね、いい子だね」と声をかけてもらい、愛情を注がれながら育ったことが分かったと思います。
6年生 思春期の心と体の変化や悩み
「思春期」を迎え一人で悩んだり、心配事を抱えむ年頃。授業中にフォームのアンケートに回答し、それを集計してみると自分が感じていた「思春期の心や体の悩み」は、皆もまた同じように思っていたことを知りました。
7年生 色々な性の表現の仕方
「性別」は男と女しか存在しないが、男性の体を持っているが心は女性であったり、女性だけれど好きになる対象は男女両方であったり、自分の性は男とも女性とも言えなかったりと、性の表現の仕方はさまざま。それを否定すること、からかうことなどはしてはいけないことを学びました。
8年生 デートDVとは
「DV」と言う言葉は知っているが、それが「相手からの暴力や暴言」であることを知らない生徒もいました。
また、「デートDV」という言葉を知っている生徒は一人もおらず、付き合っている相手からの暴力や暴言のみならず、相手の自由やお金を奪うことを含めて「デートDV」と言い、やってはいけないこと、もしもやられたら「嫌だ、やめて」と言えることが大切で、公的な相談窓口もあることを学びました。
9年生 付き合うとはどういうことか
「付き合う」ことのその先に、いつか経験する可能性がある「性行為」と、それに伴って起こりうることや「性的同意」の必要性、また困った時の対処法を学びました。
今の自分にはまだ関係ないことかもしれませんが、とても大切なことを学ぶ時間となりました。
この性教育を通して学んだことが少しでも生徒の頭の片隅に残り、いつかどこかで役に立つことがあればいい、そんな思いで企画した性教育の授業でした。
養護教諭
投稿日:2024.11.22
さいきょう祭で8年生は例年、40分を超えるミュージカルや演劇を披露してきました。今年度の演目は、人気の高いミュージカル「Annie」。本番までの数か月、生徒も、教員も、ひたすら前を向き走り続けてきました。
「学校の歴史に残る舞台にしたい!」
演目を決めた学年会で、こう宣言した生徒たち。20回目のさいきょう祭でのミュージカルを「絶対に成功させる」と、目に闘志を宿していたことが今も印象に残っています。
1学期のオーディション・係決めを経て、夏休み明けから本格的に活動がスタート。大部分は生徒主体で作りあげていきますが、演技指導など生徒だけでは難しい部分は教員がサポートします。「生徒が掲げた高い目標を達成するには、こちらも生半可な指導はできない」と、あえて厳しい言葉をかけたこともありました。それで生徒の表情を曇ったことも1回や2回ではありません。
担任業務や教科授業とさいきょう祭の活動を並行させ、教員も体力的、精神的に疲弊し、限界を迎えそうになったことがあります。
しかし、そうした日々の中でも毎日懸命に「Annie」に向き合う生徒たちが、私を助けてくれました。練習を重ねるにつれ、登場人物のキャラクター性を構築し、「自分ではない人」になっていく姿。放課後に残って大道具・小道具をつくる姿。「この子たちと一緒に作り上げよう」と、私も怒涛の日々を戦い抜く決意を新たにしました。
さいきょう祭の活動を通し、生徒に経験してほしいことが1つありました。それは「殻を破ること」。真面目で何事にも一生懸命に取り組むという長所がある一方、自分で考えてアクションを起こすことが苦手な生徒も少なくありません。せっかくいい考えや意見を持っているのに、周りを気にして内にこもってしまってはもったいないな、と感じることが多々ありました。
そこに変化が現れ始めたのは、校内リハーサルを終えたころ。通し稽古のあとに、「言いたいことが伝わりにくいと思うから台詞を追加したい」「この道具を追加すれば、もっと臨場感が増すはず」と、舞台をより良くするためのアイディアを出してきました。失敗を恐れず、Noといわれてもやってみる8年生を見て、私は強い喜びを感じました。
そして、当日。本番の舞台袖からはたくさんのエールが送られていました。
「いいぞ!」
「お客さんひきつけたね」
同じ舞台に立つ仲間を見て自然と言葉が出てきます。
これが、この学年の温かさであり、団結力の強さです。
フィナーレの『tomorrow』を歌いあげる堂々とした姿は胸に来るものがあり、お世辞抜きに本当に素晴らしい舞台でした。
本番終了後の集合写真に納まった8年生の表情は達成感と充実感に満ちていて、思い出深い1枚です。
最後に、さいきょう祭を終えた後に生徒が綴った言葉を少し紹介します。
「辛いこともあったけど、最後には笑顔で終えることができた」
「受験やいろいろなことがあるけど、『ミュージカルが成功できたから、これからもいける!』という気持ちで挑みたい」
「今までで一番思い出に残る舞台」
「全部楽しかった。もう1回やりたい」
伝統を引き継ぎ、大舞台を演じ切った8年生。私の人生においても、8年生と共にステージを作り上げたこの経験は、何物にも代えがたいものになりました。
8年2組担任
投稿日:2024.11.08
第20回さいきょう祭はたくさんの感動と共に終了しました。
この日を締めくくった演目は、全校合唱です。1年生から9年生まで350余名の合唱は、フィナーレにふさわしいハーモニーが会場いっぱいに響きわたりました。
曲目は多くの人に知られているMrs. GREEN APPLEの「ケセラセラ」。さいきょう祭実行委員と、音楽科やさいきょう祭担当教員で選びました。
途中で拍子や調が変化する難しい曲で、その中でも特に複雑だなと思ったのは、歌の途中で拍子が変わるところです。みんなが歌えるようにするにはどのように計画したらよいのか、実行委員で何度も話し合いました。実行委員以外からも練習係になってくれる生徒を募り、音取りの方法や拍の取り方などを事前に練習しました。
練習でみんなの前に立つにあたり、「自分は歌える(できる)けど、教えるのは難しい」と感じていた係の生徒がいましたが、これは多くのことに共通して言えることであり、大切な気づきだったと思います。
このように技術的に難しいところがある曲も、芯になるのはやはり"心"ではないでしょうか。
歌う人が何を思っているのか、何を伝えたいのか、聴く人が何を感じるのか・・・それを大切にしなければ、思いは一方通行、あるいは届かなくなってしまいます。
5分程の曲を、その時間は全校生徒がひとつになり同じ思いで歌う。これが、歌う人、聞く人の感動につながるのだと思います。
「会場にいるすべての人にとって、最高の瞬間になりますように」
これが、実行委員長の願いでした。
一人ひとりが体で感じた思いを、いつまでも忘れないでほしいです。
音楽科・さいきょう祭担当
投稿日:2024.10.25
本校の美術科の授業には、他校にはない「イントロ美術史」というコーナーがあります。およそ月に一度、授業のはじめ15分ほどで行う美術史の教養講座で、独自のカリキュラムです。対象は5~9年生。教師がモニター画像を見せながら、古今東西の芸術家や有名作品を、エピソードを交えて紹介します。
ピックアップする芸術家(作品)は、教科書に作品が載る有名作家はもちろん、知る人ぞ知る郷土ゆかりの画家まで多岐に渡ります。この3年半の間に、芸術家26名・国宝2点を取り上げました。教材との関りや話題性などを基準に、西洋→日本→長野県の順で選んでいます。
西洋美術は、アートを語る上での基礎基本として。日本美術は、自分の国の文化に誇りを持ってもらうために。長野県の美術は、郷土への愛着を深めてくれることを期待しての選定です。
◇「イントロ美術史」で生徒に配られる資料
◇授業で使用した資料は美術室前の廊下でいつでも読める
期末テストには、イントロ美術史で扱った内容を必ず出題します。そのため、中学校課程の生徒には、ここで得た知識がかなり定着しているはずです。機会があれば、本校の中学生と芸術を話題に会話をしてみてください。大人でも知らないことを知っていて、みなさんは驚くかもしれません。
ますますグローバル化が進む昨今。本校を巣立つ生徒たちも、将来、海外留学したり、社会人となって外国人と働いたりする機会が訪れるでしょう。
ほとんどの外国人は、自国の文化に誇りをもち、美術や芸術といった分野の教養を身につけた人も大勢います。そういう人とのコミュニケーションが必要となった場合には、「イントロ美術史」で得た知識が役立つはずです。
でも、私の一番の願いは、芸術家のユニークな生きざまや興味深いエピソードに触れて、生徒が生き方のヒントを見つけたり、人類の歩みとともにある美術の歴史に興味をもってくれたりすることです。将来は、芸術に親しむ楽しさを知る、心ゆたかな人に育ってくれるよう期待しています。
世界に、日本に、そして長野に、まだまだ多くの語られるべき芸術家がいて、その生涯があります。子どもたちの美術の世界を広げるイントロ美術史は、これからも続きます。今後、どんな芸術家や作品が紹介されるか・・・どうぞご期待ください。
美術科担当
<生徒の感想より>(抜粋)
・[ピカソ] 作風の変化がよくわかった。でも私には絵の見方はわからない。(5年生)
・[西郷孤月] 日本を代表する作家になれたのに早く亡くなって残念です。(6年生)
・[モネ] 色の見え方に着目し、前例のない絵画を追究し続けたのはすごい。(7年生)
・[山本鼎] 今の図工・美術の基礎を作ってくれたことがすばらしいと思った。(8年生)
・[運慶] 作品の細部にこだわる大切さを知った。快慶についても知りたい。(9年生)
◇紹介した芸術家のパネルが掲示される美術室の壁
投稿日:2024.10.18
9月24日(火)に生活科の授業で町探検に出かけました。この日は、とても清々しい気持ちの良い風が吹いていて、探検日和でした。
平成4年4月より、1、2年の理科と社会が統合され生活科ができました。私が子どもの頃、理科で秋の植物を探しに行き、社会で地域を見て回っていたことが、今、生活科の1教科で町探検を通して地域を見て回りながら、さらに自然にも触れながら社会環境を学習しています。
系統的に見ていくと、2年生の生活科では、まず身近な地域についてよく知る学習をします。3年生の社会科では松本市の学習、4年生で長野県の学習、5年生以上になると日本の各都道府県や世界の国々の学習へと発展していきます。学校の周りや家の近くなどは実際に足を運ぶことができ、自分の目で見て、学び取ることができます。学年が上がると、徐々に実地を見ることが難しくなってきます。社会科の基本は実地を見て、学び感じ取ることです。社会科の学習につながる生活科では、自分の体で感じることや経験することを重視しています。
また、3年生の理科の学習で植物における移り変わりや4年生の気温と植物の変化に段階的につながっていくために生活科で身近な地域の秋を探してきました。本来なら紅葉している桜も、今年の暑さから急激な寒さへの変化により、紅葉が短くなっていたり、外来種のセンダン草に侵食されていたりと、昔の秋とは少し変わってきている様子も、この町探検により自分たちの体で感じ取ることができました。
前もって学校の周りにある建物やお店の様子を予想してから探検に行きましたが、実際行ってみると、予想通りにことのほかに知らないことも多く発見することができました。草花の様子、田川の様子、国道と住宅街の狭い道路の様子などいろんなことを学び、教室に戻ってから、みんなで一枚の地図にまとめました。これからも自分の住む地域に興味を持って生活できるといいですね。
2年1組担任
投稿日:2024.10.10
9月初めの授業参観の日、英語「発展」コースでは、既習の文法事項(主格の関係代名詞)を用いたレースゲームを行いました。
ゲームは、まず各グループの代表者が黒板の前に置かれた10枚の封筒の内の1つを自分のグループへ持ち帰るところからスタート。中に入っている小さい紙に書かれた日本語を英語に訳し、生徒が1人ずつ所定の用紙に書きます。その後、グループの代表者が教員の元へ行き、用紙に書かれた英文をチェックしてもらいます。全員が正しい文を書くことができたら、レースコース上の駒を1つ進めて、全部の封筒の課題をクリアするとゴールとなります。
グループのメンバーで協力し、正確に、できるだけ短時間で英文を書くことが求められる活動でした。
9年生は友達と協力しながらしっかり復習をし、ゲームの過程で自分や友達の間違いに気づく・・・ということもありました。また、作文を通じて、内容をお互いに共有し、正しい文の書き方も学ぶことができました。
~生徒の感想~
・いつもと違ったゲームで楽しかった。自分が間違っていたことにも気づけて良かった。
・関係代名詞の復習をグループでやれて楽しかった。スピードと正確さを身につける授業がよかった。
・レース用の文がすごく良かった。現在形・過去形や疑問形など、テストに出たら間違えてしまいそうな文を早く正確に書く練習ができたし、みんなが正解できるようにしてチームの団結力が高まった。
どのグループも想定した以上にスムーズに課題をやりこなし、あっという間にゴールに到達していました。もう少し問題数を増やせばよかったかもしれません・・・。
レースゲームは初めての活動でしたが、1人ひとりが真剣に課題に取り組む姿が印象的でした。改めて9年生の学習へ向かう姿勢は素晴らしいと感じました。
9年英語担当
投稿日:2024.10.04
さいきょう祭の練習が本格的になり、1年生も歌の練習や詩の朗読を懸命に頑張っています。
「コトノハ~心をつなぐ言葉の力」と名付けた演目で、みんなが交わす言葉の大切さを伝えたいと考えています。
先だって、道徳では3つの単元の学習を行いました。
ふわふわことばとちくちくことば
みんなが使う言葉はあふれるほどたくさんありますが、2つに分類するならば、人を喜ばせることができるものと人を悲しませてしまうもの、つまり、ふわふわ言葉とちくちく言葉です。この学習を通して子どもたちは、しばしば「今のはちくちく言葉だからよくないよね」と声を掛け合うようになりました。
ありがとうがいっぱい!
自分が普段お世話になっている人を思い浮かべ、感謝の気持ちをワークシートに書き記しました。
「バスの運転手さん、いつも早起きして、わたしたちを学校まで送ってくれてありがとうございます」
「おかあさん、おいしいごはんをいつもありがとう」
「おじいちゃん、おばあちゃん、いつもお迎えありがとう」
みんなの「ありがとう」が、いっぱいあふれました。
わすれていること、なあい?
「ありがとう」や「ごめんね」などの挨拶が、どんな場面でいかに必要か・・・。うっかり忘れてしまって言えないことは誰にでもありますが、周りの人への挨拶や言葉は、自分の思いを伝えるために、そして、人と人との心をつなぐために大切だと学びました。
*****
さいきょう祭で歌う歌に、こんな歌詞があります。
♪一日の始まりのあいさつは 毎日を笑顔で過ごせる魔法のおまじないだ
ご飯を食べる前のあいさつは そっと幸せをかみしめるための魔法のスパイスだよ
「おはよう」の挨拶をできるだけたくさんの人と交わし、1日を気持ちよくスタートさせられるといいですね。また、「いただきます」と、いろいろな人に感謝しながら、おいしいものが食べられる幸せを噛みしめたいものです。
♪どんな言葉にも思いがあり どんな言葉にも願いがある
一つの言葉で心が痛むこともあれば 一つの言葉で楽しく笑うこともある
言葉と言葉がめぐり合って この世界を作り上げている
小さく幼い1年生ですが、さいきょう祭では歌と詩に思いや願いを込め、みんなで精一杯伝えます。
大切な言葉のひとつひとつを、しっかりと受け取ってください。
1学年 担任