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才教ダイアリー

指導のタイミング

投稿日:2015.07.15

 小学5年生は6/11・12の2日間、信州やぶはら高原 こだまの森にキャンプに行ってきました。主の目標は5年生の学年目標でもある「今何をすべきか考えられる人になる」を常に意識することでした。


 


1日目は天候が危ぶまれていましたが、最後のキャンプファイヤーで小雨が降ったものの、最後までプログラムをこなすことができました。


 


 2日目は雨が降る中の野外炊事です。荷物置き場や、動線の確保、火が付きにくいなど、子どもたちには大変なプログラムとなりました。そんな中ではありましたが、子どもたちは文句を言うどころか、その状況を楽しんでいるように取り組み、すべての班が課題であるカレーを作りきることができました。


 


すべての班の子どもたちが作り終わり、食べている最中に、一人の男の子(A君)が、大きな袋を持って動き始めました。


 


A君はどちらかというと、5年生としてはちょっとやんちゃな部類に入る男の子です。


 


そのA君が動き出したので、わたしはみんなが食べている間は座っているように注意をしようとしたら、みんなの使い終わった食器などを袋に集め始めました。A君の係は保健・美化係。その係の仕事を、先に食べ終わった自分が進んでとりかかることができた瞬間でした。


 


出発式で、副校長先生から「アンテナを高く」というお話がありました。そのお話と、今回のキャンプの目標をしっかり意識して、取り組んでいたからこそ、見られた光景だと思いました。


 


私にとっても「アンテナを高く」して指導することを、再認識できたキャンプとなりました。



小学校5年3組 担任