投稿日:2016.03.07
小学2年生が、図工で牛乳パックをリサイクルして紙を作り、その紙で絵手紙を作りました。
ただ絵手紙を作る計画で始めたのですが、道徳やリサイクルなど様々な要素も入れ、教科の総合化を目指しました。
まず、「リサイクルって知っていますか?」という話から始めました。牛乳パックからトイレットペーパーもできるという話をすると、子どもたちは驚いた様子でした。実際に牛乳パックから作った紙を見たら、「へぇー。」とさらに驚いていました。
牛乳パックを小さくした後に、紙をすく作業は、とても楽しかったようでした。しかし、みんながどんどん紙を作っていくので、一番最後にやろうとしたAさんの紙がなくなってしまい、Aさんが泣いてしまいました。でも、友だちがあまった紙を集めて、全員が作ることができました。
絵手紙は、「お家の人にありがとうを言う」という内容にしました。
前の週に「絵は自分の好きなものの絵ではなく、あげる人の好きなものの絵を描きますので、直接聞かずに一週間で探ってきてください。」という宿題をだしました。
授業を始めると、描くことを決めてきたようで、次から次へと描き始めました。
動物を描く子、食べ物を描く子など様々な絵ができました。
オムレツの絵を描いている子に、「お母さんはおいしそうなオムレツを作ってんだね。」と言ったら、「私が作ったオムレツがお母さんは好きなんです。」と言っていました。
ありがとうの言葉も、様々なありがとうがでてきました。
「お母さんありがとう。」
「おいしいご飯をつくってくれてありがとう。」
「あそんでくれてありがとう。」
「はたらいてくれてありがとう。」
こんなこと言ってくれるとうれしいですね。
「育ててくれてありがとう。」
「生んでくれてありがとう。」
小学校2年生の作った手作りの紙なので、少々不格好ですが、心のこもった絵手紙がたくさんできました。
これからも感謝する気持ちを大切にしてほしいです。
図工担当