投稿日:2016.08.26
ある日の給食のことです。
Bさんが「クラス全員でドッチボールをやろうよ。」と、
皆に提案しました。
宿題など、何かやることがある子以外は元気に外へ出て、
皆で決めたルールのもと、楽しく試合をしていました。
(私も行きたかったのですが、
教室で頑張っている子がいたので断念しました・・・・。)
教室へ帰ってきた子は、
口々に「今日はとても楽しかったです。」
と話してくれたので、私はとても嬉しくなりました。
その次の週のことです。
Bさんが、「キックベースをやろうよ。」と皆に言いました。
ある程度のルールを決め、全員が外へ出ていきました。
すると、大部分が、困った顔、泣きそうな顔で帰ってきました。
事情を聞くと、思いが次々に出てきました。
その後、クラスで話し合いをしました。
「ルールを守らない人がいる。」
「他のクラスの人と言い合いになった。」などなど...
それと同じくらい、解決策も出ました。
「他のクラスの子も入れてあげよう。」
「ルールをみんなで考えようよ。」
皆で一緒に遊びたい!仲良くしたい!という気持ちは大切ですが、
友だち一人ひとりの気持ちも大事にしなくてはいけない。
当たり前のことですが、難しいことです...
考えたり、我慢したり、主張したり、折り合いをつけたり、
日々の生活の中で身に付けてほしい力だと、改めて感じました。
2学期は、才教の心得にあるように、さらに「人の心を慮り、
人に尽くし、仲間を想いやる」ことができるクラスになることを
願っています。