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才教ダイアリー

楽しんでこそ力になる

投稿日:2016.10.18

 昨年、数才クラスで長野県教育委員会主催の「2015 S1グランプリ」に参加しました。S1グランプリのSは、「信州」「算数」「数学」「思考力」のS。長野県の魅力に触れながら、算数・数学を楽しもう、という大会です。問題作成部門、思考力チャレンジ部門、プレゼンテーション部門の3部門があり、後述の2部門については、当日会場で他校の児童生徒たちと競います。昨年、思考力チャレンジ部門小学生の部において、優秀賞と最優秀賞をいただきました。参加した児童生徒からは、「とても楽しかった。また来年も参加したい。」という意見が多かったので、今年も参加できると決まったときには、皆大喜びでした。


先日、問題作成部門に申し込みをする自作問題のお披露目会を行いました。友達が作った問題に興味津々で、熱心に解いていきます。「この問題おもしろい!」「これ、どうやって解くの?」などなど、とても楽しそう。すると、Aくんから、「この問題のここの表現、少しわかりづらいなぁ。」という意見が。続いてBくんから、「こういう風に直したほうがいいと思います。」という意見。友達が作った問題について議論が始まります。解くことだけでも大変なのに、さすがだなぁと感心しました。


またある日は、数列について学習しました。並んだ数の列について規則性を探し、空欄に入る数を考えよう、というパズル的な要素も加え、論理的思考力や発想力を鍛えようというねらいです。その中には、過去の数才クラスの先輩方が考えた数列もあり、皆大喜びで取り組んでいました。


数才クラスの児童生徒は、とにかく算数・数学が大好きです。難しい問題になればなるほど目が輝き、自分の力でじっくり考えることもあれば、時には友達と意見を交換して相談しながら考えたりしています。12月に開催される「2016 S1グランプリ」も、楽しみながら挑んでくれることでしょう。


 


先ほどの数列の時間、最後に1人1つ自作の問題を考えてもらいました。□にあてはまる数字は何でしょう? 皆さん、わかりますか?


 


8, 27, 64, 125, 216, 343, , 729, 1000, ...          (小5)


2, 4, 7, 12, 19, 30, , 60, ...                              (中2)


 


数才クラス担当