投稿日:2016.10.25
小学1年生では、2学期の生活科でお家の人の仕事調べをします。
先週末の宿題で、お家の人がどんな仕事をしているのかインタビューをしました。
・料理を作る
・食器を洗う
・掃除をする
・洗濯をする
・送り迎えをする
・宿題のチェックをする・・・
調べてみて気が付いたことを発表する場面では、
「ぼくたちは、学校に行ったり、宿題をやったり、自分のためにやっていることが多いけど、お家の人は、自分じゃなくて家族やみんなのためにやっている仕事がたくさんあると分かりました。」という意見が。
そこで、調べてきたプリントの
「みんなのための仕事」には赤い線を、
「自分のための仕事」には黄色い線を引いて色分けしてみると、
「うわあ!お父さんやお母さんは赤ばっかりだ!!」
「お家の人は、毎日みんなのために働いているんだ!」
「すごーい!!」と声を上げる子どもたち。
わたしが「どうしてみんなのために働くんだろうね。」と聞くと、
「暮らしていくために必要なことだから。」という意見が。
「確かにそれもあるかもしれないね。だけどもしかしたら、それだけではないかもしれないよ。」
今度の週末は、お家の人に「どうしてみんなのために働くのか」をインタビューすることになりました。
さて、そんな子どもたちですが、教室では自分の仕事を見つけ、進んで行動できる姿が増えてきました。
朝の登校後に教室の掃除をしたり、給食の際には「先生は座っていてください。自分たちでやります。」と言って手際よく準備を始めたり。
自分の役割を果たすことの大切さや、誰かの役に立てることの喜びを知らず知らずのうちに感じ始めている気配。
働くことの意味について、少しずつ学んでいる子どもたちです。
小学校1年4組担任