投稿日:2017.01.11
Everyday Englishの時間。 まず初めに、その日の日付と曜日、天気を一人ひとりが英語で言います。どれを答えるかは、そのとき次第。当然、先生がどの質問をするかによって、子どもたちの答えは変わります。 一人目、二人目、三人目…正しく答えていきます。 A君の番が回ってきました。しかし、日付と曜日の質問の違いが分からず、なかなか正しく答えることができなかったA君。皆も、「できるよ。がんばれ。」と、祈るようにA君を見つめます。 もう一度、先生が質問して、A君が答える。 次は、正しく答えることができました。皆の「オー」という、感嘆の声。 実は、A君は家で練習をしてきていたのです。休み時間には、友達から質問をしてもらったり、担任のところにも来たりして、練習を重ねていました。 もちろん、授業でどの質問が出るかはわかりません。 「先生がこう聞いたときには、日付を答える。」 「こう質問されたら、曜日を答える。」 それを、自分自身に言い聞かせるようにしながら、何度も答え方を唱えるA君。でも、これは誰かに言われたから練習していたというわけではなく、自分から「できるようになりたい。」という気持ちを持って取り組んできたのです。 最後の子が質問に正しく答えられたとき、子ども達から歓声が上がりました。 「先生、みんなが答えられました。」 「ヤッター!みんなで、できたね。」 「A君もすごかったです。」 「A君は、休み時間も練習していました。」 皆でできたことを喜び合える子ども達。そして、友達の頑張りを称えられる子ども達です。 発表の場面では、全員が挙手することもしばしば。 やる気いっぱいで、皆でできたことを喜び合える姿に感心させられます。 小学校2年2組担任