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才教ダイアリー

「がんばったしるし」

投稿日:2023.09.15

1年生の道徳に、「やればできるんだ」という単元があります。
わたり棒の練習を頑張って、手にまめを作り、それを「がんばったしるし」として誇らしく感じ、「またがんばろう!」という気持ちを持つというお話です。


道徳の時間には、水泳やピアノ、サッカー、プログラミングなど、これまで自分が頑張ってきたことやできるようになったことを振り返り、活発に手を挙げて発言したり、ワークシートに考えを記入したりすることができました。


さて、今、体育では、まさに鉄棒・わたり棒の学習を行っています。
実はこの授業に向けて、夏休みから練習を始めた子もいるのです。
お昼休み、放課後になると、校庭に飛び出しては練習を頑張っている姿は、とても立派です。
この2週間ほど、手にまめを作っては、手当てが必要な子が続出しているのです。


「できないからむり」
「こんなことできなくてもいい」
このような考えを持ってしまえばそれまでです。
どんな些細なことでも、「一生懸命頑張った!」という経験は、自信や自己肯定感につながり、さらなる成長を促すことでしょう。
やらなければいけないことをこなしていくだけの学習ではなく、自らが目標を持って取り組むこと、何かに本気で懸命に取り組むことが大切なのですね。
そんな姿を、これからも応援し、励まし、称えていきたいと思います。


逆上がりができた場合とわたり棒を渡りきることができたあかつきには、体育の先生から手作りのメダルがもらえることになっています。
その獲得も狙って頑張っているのですが、痛々しい手のまめは、メダルと同じくらい誇らしいですね。
そう、まさしく「がんばったしるし」です。


1年2組担任

体育の授業では準備運動も念入りに

休み時間、わたり棒に夢中です

「がんばったしるし」