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才教ダイアリー

繋ぐ

投稿日:2015.11.24


2学期も終盤にさしかかり、長らく中学3年生が引っ張っていた生徒会活動もいよいよ引き継ぎの時が迫ってきています。私のクラスには現在の生徒会長がいます。


 思えば1年前、選挙の結果が出たときには「果たして大丈夫なのだろうか」という不安がありました。


全校の前に立って話をする機会の多い生徒会長。最初のうちはスピーチの原稿を頭に入れることに精一杯で、なかなか上手にしゃべることができませんでした。また、生徒会長として普段の生活も人一倍注意をして、全校の模範にならなければなりませんが、どうも抜けているところがありました。


 


 しかし、生徒会三役で朝に昇降口の掃除をしたり、相手の目を見て、大きな声で挨拶したりすることを、在任期間中ずっと続けてきました。誰に言われるでもなく、自らしっかりと意識して、自分で言ったことには責任を持ち、様々な新しい活動を取り入れてきました。


 


 今では人前に立って話すことにも慣れ、堂々としたものです。才教学園の三大行事である「さいきょう祭」の最後の挨拶では、原稿を丸暗記した言葉ではなく、自らのその時の思いをその場で観客の皆さんに伝えることができました。様々な経験を通して大きく成長した姿を見て、思わず涙しそうになったことは秘密です。


 


 これから新生徒会が立ち上がり、中学2年生が学校の中心となっていきます。中学2年生には、先輩たちの思いをしっかりと受け継ぎ、よりよい生徒会にしてほしいと思います。 中学3年生には、後輩達に思いをしっかりと繋いでほしいと思います。そして、ここまでの経験を自信に変えて、次の挑戦に繋げていってほしいです。


 


3年A組 担任