投稿日:2015.12.18
私は5年生の算数Aクラスを担当しています。Aクラスということで算数が得意な子どもたちが集まっています。この子どもたちが興味をもって取り組め、しかも算数の力がつく問題を日々考えております。
この問題を考えることがなかなか難しくて、簡単すぎるとすぐ解けてしまうし、難しすぎると手がつかず取り組めません。このさじ加減が難しく、日々頭を悩ませています。
このスタイルを始めて、2学期も終わりに近づきますが、最近「これは解けないだろうなぁ。」と思って作った問題を解く子どもたちが、ちらほら出るようになってきました。それにつられるように、クラス全体の問題への取り組む集中力が増してきたような気がします。「自分もできるようになりたい。」「負けたくない。」という良い相乗効果が表れてきました。
先日も、これは解けないだろうと高をくくっていたら、あっという間に解かれてしまい、しかも、私が考えていた解き方とは、まったく別の解き方で解いてあり、子どもの頭の柔軟さに驚かされました。これに負けじと、ノート中に計算を書き、ノートを真っ黒にしながら考える子どもの姿もありました。
この自由な発想と、意欲的に取り組む姿をさらに伸ばしていけるよう、問題作りに磨きをかけていきたいと思います。
5年 算数Aクラス担当