投稿日:2016.07.12
6年1組の教室には4月から絶えず花が飾られています。
この花は私が持ってきているのではなく、6年1組の子どもたちが持ってきてくれて、「先生、持ってきたよ~!」とアピールすることも全くなく、さり気なく飾ってくれているのです。
子どもたちが帰った後と登校する前、私は教室の整理整頓をしに行くのですが、飾られた花を見るたびに心がホッとしています。
本当にいつも"ありがとう"と子どもたちに伝えたい気持ちになります。
こういうさり気ない優しさが私は本当に嬉しいし、私もさり気なく人を癒やせるような人間になりたいと思います。
花を持ってくることに限らず、返却するノートなどをさり気なく配る姿が帰りの会の前にあったり、給食時に汁物をこぼしてしまったときに、とっさに雑巾を取りに行ったり、ティッシュをポケットから出したり...。
些細なことが人を幸せな気持ちにさせてくれるのです。
「世のため人のために尽くす 高い志を持った 真のエリートになる」ために、これからも「日々、薄紙を重ねるが如く」、子どもたちと一緒に進んでいきたいと思います。
小学校6年1組担任