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才教ダイアリー

「ケガ」から学ぶ

投稿日:2016.10.21

 保健室には毎日ケガ人が来室します。


ケガにもいろいろあり、擦り傷から骨折まで多種多様です。


ケガをしないことが一番よいのですが、「ケガをするほど今日も元気モリモリなのね!」と前向きにとらえています。


 


外で転んだ擦り傷などは、砂がたくさんついて血も出ています。こんな時は、まず外の水道で傷口を洗ってくるように指導しています。足のケガでは、傷口を洗ったときに靴下までぬらしてしまうこともありますが、以前に指導したことがしっかり身についており、とても嬉しく思います。


最近は、外で転んで擦り傷を負った子どもに「傷洗ってきた?」と聞くと「はい、洗ってきました!」と言ってくれる子どもが増えました!!


 


また、登校中に転んでケガをしたときや、教室で誤って手を切ってしまったとき、友達は持っているキズバンをその子に貼ってあげていることがあります。ケガをした子どもは、友達のその優しさに気付き、ケガをした子を見たら、次はきっと同じことをしてあげられるでしょう。


キズバンを持たせてくださる保護者の気遣いにはとても感謝しています。この場をお借りして・・・「ありがとうございます!」


 


さて、ケガの中で意外と多いのが首から上、つまり顔を含めた「頭部」のケガです。子どもは体と比較して頭が大きく、バランスがとりにくいので、いざというときには、頭や顔を打つ前に「サッ」と手を出して頭を守れるといいなと思います。


 


子どもたちには「ケガ」から学んでほしいことがあります。それは、ケガをしたとき自分で簡単な手当てができ、どうしたらケガを避けられたのかを考えられること、そして万が一の場合でもケガを回避できるようになるということ。


日々接する中で、それができる子どもたちを育てていきたいと思っています。 


 


保健室