投稿日:2016.11.11
10月に行われた図書委員会の企画である読書旬間は、読書の秋にふさわしいイベントとなりました。
3冊貸出が始まった期間の当初は、『かいけつゾロリシリーズ』『日本の妖怪シリーズ』など普段から子どもたちに人気のある本の貸出が多かったのですが、徐々に普段は貸出数の少ない本を借りる子が増えていき、この読書旬間を機に、子どもたちがさまざまなジャンルに目を向けてくれていることが、毎日の図書カードから伝わってきました。
6年生では中学の勉強方法について書かれた本を借りる子がいて、少しずつ来年に向けて準備をしている様子もうかがえました。
中学生は、普段は図書室の利用が少ない傾向にありますが、読書旬間中ということで図書室で本を読む生徒や貸出数が増えました。
素敵な本に出会った子どもたちは、生き生きとした笑顔を浮かべていました。
読書旬間中は、おすすめの本の選び方や紹介の仕方について、子どもたちからさまざまなヒントをもらったと感じています。活字離れが進んでいると言われる昨今ですが、「本」に触れることについて、改めて考えてもらえた企画になりました。
折しもこの期間は、さいきょう祭の準備もあって大忙しでした。そのような中でも、図書室の仕事を並行して頑張ってくれた図書委員のみなさんに感謝です。
図書室司書