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才教ダイアリー

やり切った達成感

投稿日:2018.06.08


5月27日(日)に第14回体育祭がありました。2年生だった昨年と比較すると、3年生となった今年は、かけっこから短距離走になったり、玉入れから棒引きになったりと出場競技が大きく変わりました。そして、その競技にどう立ち向かうかが勝負のカギになりました。


 


まずは、短距離走。


昨年までとちがう所は、50mの直線コースだったものが、距離は100mに延び、コーナーがある点です。やはり、コーナリングは難しかったようで、練習ではコースアウトが続出しました。一生懸命走っても、どうしても自分のコースからはみ出てしまう子が多かったのです。しかし、何回か練習を終えて、いよいよ本番のとき。コースアウトは練習よりも少なく、ほとんどの子がきちんと、そして颯爽と走っていました。距離が長くても、コースが難しくても、やり切ることができました。


 


次は、棒引き。


この競技は4年生と協力して行うものです。初めはどんな競技かもよくわかっていなかった子どもたち。徐々にやり方を覚え、作戦も考え始めました。休み時間になると、リーダーたちが「作戦会議をするので、集まってください。」と声をかけてくれました。両チームともどうすれば勝てるのかと真剣に話し合いを繰り返しました。まずは自分の引く棒を確実に取る方法・・。棒を引く態勢はどんなものがいいか・・。たくさん考えていました。そして大事なことは「粘りだ!」という結論に至り、本番では両チームとも熱い戦いを見せ、いい意味で「あきらめの悪い戦い」を見せてくれました。


 


今までとは違い、自分たちで話し合い、仲間や先輩と一緒にたくさんのことを学べた体育祭となりました。勝負にこだわり、最後の最後まで戦っている姿は本当に素晴らしいものでした。嬉しさと悔しさをどちらも味わうことができ、一周りも二周りも成長できたこの達成感と経験を、これからも生かしていきたいと思います。


来年は4年生。棒引きや綱引きのリーダーになります。今から力を蓄え、活躍する日を目標に頑張る子どもたちを応援していきます。


 


3学年主任・3年1組担任