投稿日:2018.09.25
生徒会の組織である衛生委員会の活動の一つに「牛乳カート当番」があります。 各階の水道の付近に牛乳瓶を入れるカゴを置いておくと、子どもたちが給食で飲み終えた牛乳ビンをカゴに入れることになっています。そのカゴをカートに積み、指定の場所まで持っていくというのが、この当番の流れになります。 週の始めのある日、見回りに行ったときのことです。回収の準備がされているはずの時間でしたが、まだカゴが移動されずに残っていました。この週の当番さんに事情を聞いたところ、「つい忘れてしまった。」とのこと。 次の日。 「今日は大丈夫かな。忘れていないだろうか…。」 再び様子を見に行くと、しっかりと当番の仕事をしてくれていました。 つい忘れていた……なんてこともたまにはありますが、そんなときは子どもたちでお互いに気付き、声を掛け合い、しっかりと働いてくれています。 みんなのために、毎日交代で牛乳ビンを片付けてくれている衛生委員の子どもたちはとても立派だと思います。衛生委員会の他にも様々な委員会があり、その役割に沿った活動をしてくれています。 このような活動を通して、人のために働くことの素晴らしさ、働いてくれている人に対する感謝の気持ちが育まれていくのでしょう。衛生委員会だけにとどまらず、学校の活動がさらに活性化していくことを期待しています。 養護教諭