投稿日:2018.11.13
1年生の道徳で「みんな じょうず」という授業をしました。「自分が上手にできることはなにか、考えてみよう」ということをめあてにして、授業を展開していきました。
まずは、自分が上手にできることを発表してもらおうとしたのですが、なかなか見つける事ができない子どもがいました。
その時です。
クラスのどこからか、「○○くんは“計算じょうず”だよ。」とつぶやく声が聞こえました。
すると、それに続くように、「○○くんは“勉強じょうず”だよ。」「○○くんは、“車じょうず”だよね。」と、友だちの良さを認める声が次々と聞こえてきて、暖かい雰囲気がクラスを包みました。
次の活動では、友だちが上手にできることを探しました。
子どもたちは、担任の予想をはるかに超えて、どんどん友だちの良さを書きだしていきました。クラス全員の良さを書いている子が何人もいて、周りのことがよく見えているのだなと感心しました。
その後、クラス内で友だちに自分の良さを伝える活動をしました。友だちに良さを伝えられると、伝えた子も、伝えられた子もみんな笑顔になり、クラスがまた暖かい雰囲気に包まれました。
お互いの良さを伝え合った感想を聞いてみると…。
「みんなにいろんな事を言われて、嬉しかった。」
「友だちに『ありがとう』って言いたくなった。」
「今までに感じたことがない嬉しさ、楽しさを感じました。」
1年3組は友だちの良さを見つけ、伝えるのが上手なクラスです。
あと半年で1年生の生活が終わりますが、もっともっと友だちの良さを見つけ、伝えられるような子どもたちであってほしいと願います。
1年3組担任