投稿日:2019.04.19
入学式から、ちょうど2週間が過ぎました。慣れない環境に戸惑い、不安そうだった子どもたちの顔が、日に日に晴れやかになっていく様子に、担任もほっと胸をなでおろしています。
学校の桜も見頃を迎えた今週、生活科の授業では「春探し」をしました。
「先生、あれはなんというお花ですか?」
「先生、てんとう虫がいました!」
桜やチューリップ、土筆や水仙、ヒメオドリコソウやオオイヌノフグリなど、春の植物や生き物を見つけたり、見つけたものを絵に描いたりしました。
「先生、きれいだから持ち帰ってもいいですか?」
見つけたものを持ち帰りたいという子に袋を渡すと、大切そうにランドセルにしまっていました。
さて、そのランドセルについて、1年生のみんなは、始業式の日に校長先生からこんなお話を聞きました。
「ランドセルは、ドラえもんのポケットと同じだよ。」
…ドラえもんのポケットの中には、みんなの夢や希望を叶える未来の道具が詰まっています。あんな道具があったらなぁと思うような便利な道具ばかりですよね。みんなのランドセルに入っているのは、残念ながら未来の道具ではありません。しかし、そこにはお家の方々の願いと、みんなの夢や希望を叶えるための道具が詰まっているのです。…
生活科の授業で見つけた「春」を持ち帰るかもしれません。
算数の授業で見つけた「わかったぞ!」を持ち帰るかもしれません。
学校で過ごす全ての時間が、子どもたちにとって、かけがえのない経験となることを願っています。
1年1組担任