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才教ダイアリー

みんな頑張れ! コロナ中の部活動

投稿日:2020.10.09


どこを見ても、コロナの感染拡大防止対策をとる生活が続いています。


今年は、全国高校野球選手権大会、いわゆる「夏の甲子園」やインターハイ、中体連(中学校体育連盟)関係の試合・大会が軒並み中止…といった内容が報じられました。


数年にわたり部活動に打ち込んできた中学・高校の3年生は、集大成の場が消えてしまった、または縮小せざるを得なかったことに、いたたまれない気持ちを抱えたでしょう。


 


そうしたニュースも少なくなってきた昨今、各所で調整が進み大会や試合を行えるようになってきました。私が本校で指導する卓球部も、10月末に開催される新人戦に参加することを決定しました。


みんなで大会に参加できることに感謝しつつ練習に励む毎日、9年生の背中を追うように、8年生や7年生も本当によく頑張っています。


 


「ここまでやってきた練習の成果を出したい」


「ひとつでも多く勝ち星を上げたい」


「一緒に部活に励んできた仲間との時間を大切にしたい」


 


様々な制約がありながらも、ひたむきに取り組んできた生徒たちの目に光が戻ったようで、とても嬉しく思います。自分たちが目指すもの、それに向けてやるべきことがはっきりと輪郭を持ち、勢いづく卓球部です。


 


しかし、大会への参加を喜ぶと同時に、大きな変化も受け入れなくてはいけません。


そのひとつは、「会場での声援は拍手のみ」ということ。


 


「応援に後押しの力あり」といいますが、特に全員が一丸となって臨む団体戦やチーム戦では、いい流れを呼び寄せたいときになかなか士気を上げられず、歯がゆく思います。試合中は、生徒も私も手のひらを真っ赤にして応援の気持ちを届けるのですが、直接声をかけてあげられない、チームメイトの名前を呼ぶことができない…と、なんとも言えないもどかしさがあるのです。


 


それでも私は、みんながやり抜くことを信じ、精いっぱいの声援を送ります。


 


みんな、最後まで頑張れ!


コロナなんかに負けるな!


 



卓球部顧問