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才教ダイアリー

「第九」に比肩する「第五」へ

投稿日:2020.10.17

 2020年はベートーヴェン生誕250周年のアニバーサリーイヤーにあたるということもあり、5年生はさいきょう祭で「交響曲第五番(通称『運命』)」より第一楽章と第四楽章を演奏することになりました。4年生までは、見てくれる人たち(もちろん自分たちも)を楽しくさせられるような演目でもありましたが、今年は「クラシック音楽の格好良さ・厳粛さをいかに表現できるか」に挑戦します。

台詞や動作、特殊な衣装は一切なし。演奏一本での勝負です。

 

 また、今年『運命』を演奏することには、ベートーヴェン生誕250周年の他に、もうひとつ大きな意味があります。

 新型コロナウィルスの影響で、例年通りの規模で行えないさいきょう祭。学年別の演目は縮小となり、全校合唱はもとより、3年前から7~9年生が毎年歌い、新たな伝統となりつつあった『第九』の合唱も取りやめとなりました。

厳しい練習を乗り越えて例年迫力のある声を響かせてくれていた7~9年の代わりを、「今年は5年生が務める!」とはおこがましいのですが、同じくらいの感動を観客に届けられるようなステージをお見せしたいと思います。

 

「どんな気持ちでこの曲を作曲したのかを常に意識して、作曲家と作品に失礼のない演奏をしたい。」

「第一章では作曲家の情熱を、第四楽章では5年生の元気さと明るさを表現したい」

「聴いた人が新しく思い入れを持つくらいの演奏をしたい」

「この学年でしかできない演奏、オーケストラを超えるインパクトのある演奏を目指す」

このような思いを胸に、5年生は毎日練習に取り組んでいます。

 

 15日(木)には、校内リハーサルが行われました。早速、ビデオで自分たちの演奏を振り返ると、「今までで一番良かったと思うが、まだ全然できていない」「暗譜ができていないから、指揮者を見ていない人が多い」「演奏以外のところ、表情や雰囲気作りも必要だと思う」「今の演奏では、何を表現したいのか上手く伝わっていないのではないか」など、本番2週間前だというのにたくさんの課題が…。

 

 スローガン『超越』に重ね合わせ、昨日までの自分を超える、完成だと思った瞬間を超える、自分の限界を超える……『第五』の演奏が、みんなの大きな成長の糧になることを祈っています。

 

53組担任