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才教ダイアリー

子どもたちの強い意欲と共に

投稿日:2020.11.27

 毎週金曜日の放課後、4年生は『がんばり勉強会』を行っています。これは、「もっと勉強したい!」「授業ではやらないことも学びたい!」「がんばって力をつけたい!」という子どもたちの声から始まった勉強会で、昨年(3年生のとき)から続いています。

 放課後の勉強会というと、「授業時間外に学力の不足を補うもの」というイメージがあるかもしれません。しかし、才教学園4年生では国語・算数を中心に、正規の授業中には中々教えてあげられない内容を扱ったりいろいろな考えを出し合う機会にしたりと、子どもたちの学びへのやる気を高め結果に結びつくような時間にしています。

 

 国語では「長文の読み取り方」「テスト問題の読み方や答え方」などをやってきました。普段の授業は、文章を読んで、みんなで意見を出したりしながら自分の考えや感想を深めていきますが、『がんばり勉強会』では解き方のポイントなど実践的なことが中心です。

 例えば、

   質問に対する答え方(語尾)を定形化する。

どうして~ですか。

理由を答えなさい。

「~から。」

「~だから。」

~とはどういうことですか。

「~(という)こと。」

   書き抜きは、習っていない漢字も一字一句そのまま書く。

   説明文は指示語と接続語に注意して読む。

   選択問題は、書いてある内容と違うところを探して確認する。

 

算数では、「式を書くこと」と「柔軟に考えること」に力を入れています。今の子どもたちは、早くすぐに答えを出したいがために式を書かないことが多い印象です。さらに「答えが〇か×か」を意識しがちですが、算数・数学は考え方を学ぶ教科。ですから私は、「どう考えたか、どういう方法で答えに辿り着いたかを、目に見える形、つまり式で表すことが大切だ」と伝えています。また、一つのやり方で答えが出たとしても、いろいろな工夫ができることも教えています。

先日、「80÷16」という割り算の問題を取り上げました。筆算でも答えは出せますが、『割り算では、割られる数と割る数の両方を同じ数で割っても答えは同じ』ということを踏まえて答えさせるようにしました。この問題では、8016それぞれを2で割ると、「40÷8」になります。子どもたちは、これをさらに4で割って「20÷4」、8で割って「10÷2」とするなど、たくさんの考えを出しました。割る数を大きくすると式がより簡単な数字になることも発見し、子どもたちからは「おもしろい!」という声が上がりました。

 

本校では全国模試も定期的に受験していますが、こうした実践の機会があるたびに、習ったことが身についている様子がわかります。事実、最近の模試では国語の平均点が90点を超え、子どもたちが自信を持って取り組むことができるようになったと実感しています。

また、「算数では基本的なことをしっかり復習したい」という希望もあり、今年は基礎コースも立ち上げて教員2人態勢で勉強会を行っています。

 

希望制の『がんばり勉強会』には、4年生のおよそ7割が参加しています。季節が変わり日も短くなった今、勉強会が終わる5時半頃は、外は真っ暗。それでも、残って勉強したい、学びたいというやる気にあふれた子どもたちと共に、また、そうした子どもたちを迎えに来て下さる保護者の方々と共に、担任としてもっと頑張っていきたいと思います。

 

 4年1組担任