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才教ダイアリー

「お兄さん」「お姉さん」として

投稿日:2022.06.17

 進級して3ヶ月、42名の元気いっぱいの2年生。
 うれしいことやわくわくすること、新しくやってみたいことや楽しみにしていることがたくさん増えました。自分の成長や役割が増えたことも分かり、進級した喜びやこれからの自分の成長を願いながら、意欲的に生活しています。
 そんな2年生は、「1年生のお手本になる」を目標にして、いろいろなことに取り組んできました。


 4月。生活科の授業で、1年生に学校案内をしました。昨年度は案内される側だった子どもたちですが、今年はすっかりお兄さん、お姉さんです。


 5月。体育祭の1、2年競技「一球入魂(玉入れ)」で、1年生をリードしながら練習を進めました。勝つための作戦を伝えたり、投げ方を教えたり...。一つひとつの行動を素早くすることや、話の聞き方などでもお手本になろうとしていた様子は、とても頼もしかったです。


 そして6月。天候にも恵まれた1年生との合同遠足。「2年生として、1年生のお手本になって歩き抜こう」「つらそうなときは声をかけてあげよう」と決め、張り切って出発しました。青い空に白い雲、輝く緑をすぐそばに見ながら、アルプス公園内を一歩一歩進みました。コースの途中には、道が険しくなっている場所もありましたが、隣を歩く1年生に「がんばろうね」「あと少しだよ」と声をかけて励ます様子は微笑ましく、たくましい2年生の姿を見せてくれました。お弁当を食べ終わった後の自由時間に、1年生に遊具を譲ってあげていた子もたくさんいました。
 遠足での歩き方、話の聞き方、素早い行動、1年生を優先するなど、いろいろな場面で、よきお兄さん、お姉さんとして力を発揮した2年生。1年前とは逆の立場ということもあり、先輩として頑張る姿に成長を感じました。


 これまでの3ヶ月、「かつて1年生だった自分たち」のことを思い出し、1年生の立場になってものを考えて取り組んできた中で生まれた達成感や満足感。「2年生はすごいな。」と思ってもらえたことが自信となり、子どもたちの自己肯定感が高まっていることが感じられます。
 これからも、1年生のお兄さん、お姉さんとして、その手腕を発揮してくれることを願っています。


2年1組担任

4月 学校案内

5月 体育祭

6月 遠足