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才教ダイアリー

「分かち合う」 その1

投稿日:2022.11.26

ある日、連絡帳の「お家の方から」の欄に、
「(図工)で使うクリスマスリースの飾りを友だちが分けてくれたそうで、嬉しそうに教えてくれました。優しいクラスメイトに感謝します。」
このように書かれていました。


何かを取り合うのが、友だちやきょうだい関係の常なのではないかと思うこともありますが、このクラスの子どもたちは、「もの」をみんなで分け合うことのできる仲の良い子どもたちのようです。


生活科で「昔の遊び」の学習を始めると、持ち寄った遊びの道具を使って、楽しそうに遊んでいます。
けん玉、お手玉、おはじき、めんこ、だるま落とし、すごろく、福笑い、カルタ取りと、さまざまな遊びに興じています。
「昔の遊び」の良いところは、仲間と関わりながら遊ぶところ。
子どもたちは、「みんなでやるから楽しい」を実感しているようです。


何人かで、「折り紙」にも夢中になっています。
自分のお気に入りの折り紙を持ってきて、これもまた、惜しげもなく友だちに分けてあげる様子が見られます。
無くなってしまうのではと心配し、
「先生の折り紙を使っていいんだよ。」
と、声をかけるものの、どうやら、自分のお気に入りを、友だちにも分けてあげたいようです。
分け隔てなく、誰とでも、こうしたやり取りをしているところをみると、本当に優しく、仲の良い子どもたちだと、とても微笑ましく、嬉しい限りです。


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おりがみ、おはじき・・・

こちらは福笑い