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才教ダイアリー

いただきます!!

投稿日:2023.07.14

小学1年生での生活科で、食育の学習を行いました。


まずは「食べ物の働き」について。
食べ物は働きによって黄色と赤色と緑色の3つの色に分けられます。(写真①)

黄色の食べ物には「体を動かすパワー」があること、
赤色の食べ物には「体をつくるパワー」があること、
緑色の食べ物には「体を守るパワー」があることを学びました。

お茶碗一杯のご飯で、4kmの距離を歩けるだけのエネルギーになるんだよ、と伝えると
子どもたちは「えー!!」「遠足で歩いたのと同じくらいだ!」と驚いていました。

どのクラスでも、その日の朝食を聞いてみました。
多くの子がバランスの良い朝ご飯を食べて登校していることが分かり安心しました。
子どもたちも、3色の食べ物を好き嫌いせず食べることが大切だと納得したようでした。


つぎは、箸の使い方について。
正しい箸の持ち方を伝えると、初めは「簡単、簡単!」と言っていた子も
「あれ?」と首を傾げたり「え、難しい!」と苦戦したり。

そのあとの小豆運び対決では、やはり
正しい持ち方をしている子がスイスイと上手に小豆をつまんでいました。

一度身に付いてしまうと、なかなか直せないものだからこそ、
今のうちに美しい所作を手に入れておきたいものです。


続いては、食事中のマナーと挨拶の意味について。
食事の前には、いつも「いただきます。」と挨拶をするけれど、
一体誰に向かって挨拶をしているのかな?

「ご飯を作ってくれた人」「野菜を育ててくれた人」
「働いてくれているお家の人」「牛や豚を育ててくれる人」
「魚を取ってくれる人」「物を運んだり売ったりしてくれる人」
「野菜や動物たちの命」

話し合ってみると、自分たちのところにご飯が届くまでには
大勢の人が関わっていることが分かりました。人や命に感謝して、挨拶をしようと伝えました。

ご飯のエネルギーについて学習した日、
その日の給食で出たお茶碗一杯のご飯を、みんなでおにぎりにして食べました。
いつもは食べきれない子も、おにぎりにするとパクパクとおいしそうに口へ運んでいきます。
あるクラスでは、ご飯をおかわりするために長い行列ができるほど!

給食の時間が、みんなの心と体を育てる時間になりますように。


1学年担当

小豆はこび・・・じょうずにできるかな

自分で作ったおにぎり。いつもより食が進みました。