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才教ダイアリー

支えてくれたあなたに 心から「ありがとう」

投稿日:2023.11.10

 このほど4年生は、さいきょう祭で合奏「クラッピングファンタジー第2番」、リコーダー奏「風になりたい」、合唱「どんなときも」を披露しました。リーダーを中心に学年で目標を定め、8月末より約2か月間練習に励んできました。キーワードは、「協力、楽しめる、合わせる、感謝」です。
【全体目標】
 音や気持ちをそろえ、協力して演奏しよう!
【クラッピング】
 お客様が楽しめるように演奏しよう!
【リコーダー奏】
 2パートの音をきれいに合わせよう!
【合唱】まわりの人に感謝の気持ちを伝えよう!


 さいきょう祭が近づき、練習に熱が入るほど、表情が硬くなってしまい、緊張感が漂うようになっていました。


 私が感心したのは、そうした空気を払しょくするかの如く必死に練習し、楽曲のクオリティを高めていった子どもたちの集中力です。いつしか、私は確信しました。
「この集中力があればいける!!」


 現地リハーサルのあと、学年で「何のためにさいきょう祭をやるのか?」をもう一度真剣に考え、みんなの気持ちを揃えるための合言葉を「リラックス」「笑顔」「楽しむ」と決め、ゲネプロに臨みました。
 ゲネプロ後の練習では、校長先生より「『どんなときも』では、誰に感謝をするのだろうか?しっかりと思い浮かべて歌いましょう!」との話がありました。音楽科の先生の指導のもと、歌詞の意味を再度考えて、噛みしめるように歌うことを心がけました。そうすると、少しずつ、歌声が柔らかく温かいものに変わっていったのです。


 本番当日の練習では一人ひとりが「"ありがとう"を伝えたい人」をじっくり思い浮かべる時間を設け、心を落ち着かせて臨みました。
 「みんなで楽しもう!」と全員で確認し本気でステージに立った4年生。練習の時とは空気が一変し、本当にみんなで楽しく合奏、合唱をすることができました。その思いは、観覧に来られたお客様にも届いたことでしょう。特に保護者の皆様には、背景に流れた子どもたちの映像から感謝の思いが伝わったと思います。


 まだまだ未熟な一面もある4年生ですが、今回のさいきょう祭で、自分が楽しむこと、人が楽しむことの喜びを感じることができたと思います。その喜びをこれからの生活に生かし、他の人の気持ちを思いやれる人へと成長してⅡ期へとつなげていけるように、残り5か月を共に歩んでいきます。


4年2組担任

10/23、リハーサル後の「振り返り」

出番直前、意気込みをもってパシャリ

感謝の気持ちと共に本番のステージへ