投稿日:2020.11.10
先月末に行われた『第16回さいきょう祭』。 今年度はコロナウィルスの感染拡大の影響により開催自体が危ぶまれ、発表形態、練習方法、感染対策等の様々なことを考えながら、ぎりぎりまで開催の可否や演目内容を検討してきました。 開催の見通しが立たない中、早い学年では7月から練習を始めたものの、時間ばかりが過ぎていく日々。果たして各演目は完成するのだろうかと大きな不安を抱く一方、「やれることをやろう。もし発表できなくなったとしても、決して無駄にはならない」と信じていました。 6年生も、例年6月から始まるミュージカルの練習に踏み切ったのは7月に入ってから。夏休み前にオーディションを行い、配役、伴奏者を決定しました。夏休みが半分ほどに縮小されたため、個々の練習期間も短く、休み明けにみんなで合わせることは難しいだろうと思っていました。 2学期が始まると、その考えはいい意味で裏切られました。自分のセリフを覚え、話し方や身振り手振りまで考えながら練習してきた生徒が多く、練習は場面ごとにリーダーを中心にどんどん進んでいきました。楽団メンバーも個々が先を見通して練習し、18曲もある伴奏・BGMを「次はどの曲ですか?」と、あっという間にすべて合わせてしまいました。まさに、「最高の舞台を作る」という使命感をもって積極的に活動する姿がそこにありました。
(②へ続く)
さいきょう祭担当・6年音楽担当